キュリア星人登場
ドイガキ隊員と吉井ちゃんの交際は、順調のようだ。
霧隠村の近くに遺跡の調査に行った吉井ちゃんは、巨大化したキュリア星人の大暴れに巻き込まれ、記憶喪失になってしまった。
等身大の星人を追い詰めたものの、そこには意外な事実が。
何と、霧隠村の人々は遠い昔、何百年も前からキュリア星人と一緒に暮らしているいるとの事。
先生(星人は、村人からこう呼ばれている。)は、隕石が運んで来た花が撒き散らす、人間には害がある花粉を吸収してくれているのだ。
そう、吉井ちゃんはキュリア星人の活躍により、結果的に被害を被ってしまったのだ。
新鮮な展開ですね。
だけど、この地での地球外生命体の存在に気が付かない「TEAM EYES」にも問題があるような・・・。
今回の事は、防衛軍には内緒とのヒウラキャップの判断。
つまり、防衛軍でも探知していないという事なのだろう。
でも、キュリア星人には、ムサシが異星人である事は見破られていた。
ラブラブモードから、一気に奈落の底に落とされたのはドイガキ。
アヤノ隊員の恋愛論「思い出してもらえなくても、見守っててあげるっていう、ステキな恋の形もある。」に励まされ、何とか食欲だけは回復。
花粉の吸収も限界に近付き、人間体を保つのが困難になったと、ムサシに打ち明ける星人。
左右非対称の姿は、その影響なのだろうか。
自分の身体を犠牲にしてまでも、この地球を守ろうとする姿は、ウルトラセブンのように頼もしい存在だ。
今度大暴れしてしまったら、僕に優しくしてくれた人達を傷つけてしまう。
そうなったら、自分の事を・・・。
再び、巨大化してしまった星人に対して、「先生を助けて下さい。」と懇願する村人も、妙な光景のように見受けられるのだが、哀愁を伴っているのも事実。
記憶喪失の吉井ちゃんを守るドイガキの姿と、巨大化して暴れている星人を助けたいとの村人の願いがオーバーラップする。
彼を助けるために、コスモスが姿を現す。
星人が撒き散らすビームの大爆発で、記憶を取り戻した吉井ちゃん。
コスモスの活躍で、花の害がある個所が取り除かれ、キュリア星人は人間体に戻る事が。
「ありがとう」の言葉をムサシに投げかける。
きっと、この地球で平和に暮らしていけるだろう。
ドイガキは吉井ちゃんに、将来、結婚しようと告白。
彼女の返事は、「OK」。
エンディングに、第15話と第34話での、2人の映像が使われていた。
新しいエンディングの活用の仕方であり、2人の時の積み重ねを、見事に表現していました。
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