2015年12月27日日曜日

ウルトラマンコスモス 第46話 奇跡の花

キュリア星人登場


ドイガキ隊員と吉井ちゃんの交際は、順調のようだ。


霧隠村の近くに遺跡の調査に行った吉井ちゃんは、巨大化したキュリア星人の大暴れに巻き込まれ、記憶喪失になってしまった。


等身大の星人を追い詰めたものの、そこには意外な事実が。


何と、霧隠村の人々は遠い昔、何百年も前からキュリア星人と一緒に暮らしているいるとの事。


先生(星人は、村人からこう呼ばれている。)は、隕石が運んで来た花が撒き散らす、人間には害がある花粉を吸収してくれているのだ。


そう、吉井ちゃんはキュリア星人の活躍により、結果的に被害を被ってしまったのだ。


新鮮な展開ですね。


だけど、この地での地球外生命体の存在に気が付かない「TEAM EYES」にも問題があるような・・・。


今回の事は、防衛軍には内緒とのヒウラキャップの判断。


つまり、防衛軍でも探知していないという事なのだろう。


でも、キュリア星人には、ムサシが異星人である事は見破られていた。


ラブラブモードから、一気に奈落の底に落とされたのはドイガキ。


アヤノ隊員の恋愛論「思い出してもらえなくても、見守っててあげるっていう、ステキな恋の形もある。」に励まされ、何とか食欲だけは回復。


花粉の吸収も限界に近付き、人間体を保つのが困難になったと、ムサシに打ち明ける星人。


左右非対称の姿は、その影響なのだろうか。


自分の身体を犠牲にしてまでも、この地球を守ろうとする姿は、ウルトラセブンのように頼もしい存在だ。


今度大暴れしてしまったら、僕に優しくしてくれた人達を傷つけてしまう。


そうなったら、自分の事を・・・。


再び、巨大化してしまった星人に対して、「先生を助けて下さい。」と懇願する村人も、妙な光景のように見受けられるのだが、哀愁を伴っているのも事実。


記憶喪失の吉井ちゃんを守るドイガキの姿と、巨大化して暴れている星人を助けたいとの村人の願いがオーバーラップする。


彼を助けるために、コスモスが姿を現す。


星人が撒き散らすビームの大爆発で、記憶を取り戻した吉井ちゃん。


コスモスの活躍で、花の害がある個所が取り除かれ、キュリア星人は人間体に戻る事が。


「ありがとう」の言葉をムサシに投げかける。


きっと、この地球で平和に暮らしていけるだろう。


ドイガキは吉井ちゃんに、将来、結婚しようと告白。


彼女の返事は、「OK」。


エンディングに、第15話と第34話での、2人の映像が使われていた。


新しいエンディングの活用の仕方であり、2人の時の積み重ねを、見事に表現していました。 


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。