カオスウルトラマン ネルドラントⅡ
ニセウルトラマン登場による、前後編の後編だ。
ニセウルトラマンはイベント性が高いにも関わらず、2話連続登場の機会が少なく、単発のストーリーが多かったのも事実。
ムサシを包む青い球体(カオスヘッダー)は、『うルトラマン』第1話「ウルトラ作戦第一号」での、ハヤタ隊員を包み込んだ赤い玉とは対照的。
その光が、カオスウルトラマンに実体化し、ポイントJK4に出現したネルドラントⅡをカオス化してしまった。
この一部始終を目の当たりにしていたフブキ隊員は、ムサシがコスモスである事を確信しちゃいましたよね。
ムサシの心を読み取った為に、「全ての怪獣を仲間に。」が悪用されようとしている。
単体カオスヘッダーの、およそ50倍のエネルギーで、50匹の怪獣をカオス化しようとしているのだ。
鏑屋諸島を急襲するが、コスモスをカオス化した為に、その弱点である「バトルリミッター」が活動の限界を示した為に間一髪セーフ。
しかし、防衛軍の首脳は、24時間の期限付きで、ヒウラキャップに決断を迫る。
怪獣達がカオス化する前に、処分してしまおうというのだ。
ドイガキ隊員が、対カオスヘッダーの秘密兵器を完成。
ラウンダーショットに装填され、ムサシを包み込むカオスヘッダーに照射。
慌てたカオスヘッダーは、分散してしまった。
ムサシは宇宙空間に一気に飛翔。
右手に吸い込まれるようにコスモプラックが現出し、実体化。
カオスウルトラマンも姿を現し、カオスネルドラントⅡと共闘。
1カットに、3者が斜めに映された映像は、立体感が溢れている。
後部パーツの差し替えによるテックスピナー2号が、カオス抗体ミサイルを放つ。
ネルドラントⅡは、元の姿に戻り、残るはカオスウルトラマンのみ。
両者の激突は、TVゲームのようだった。
なかでも、コスモスのキックの映像は、平面の切り貼りのようで残念。
その後、カオスウルトラマンがキックの衝撃で、腹這いのままで大地が煙を巻き上げ後退する場面にリアリティがあっただけに、余計にだ。
何とかコスモスが勝利し、ムサシも無事な姿を見せてくれた。
だが、「ムサシ、お前まさか?」と問いかけるフブキの言葉と表情が、全てを悟っているかのようであった・・・。
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