マザルガス登場
遂に、カオスヘッダーに天敵が出現。
カオスヘッダーは、結果的に番組打ち切りを前提として放送された「特別総集編2 コスモス最後の戦い」によれば、「人工的に造られた生命体」との事だが、人工生命体に天敵が存在するのは近未来を先取りした展開だ。
体内に、分解・消化「酵素」(ドイガキ隊員が、カオスキメラと命名)を有し、カオスヘッダーを頭部(各隊員のセリフでは、「口」と表現されているが、ならば顔の中に配置されている両目の下の口は、デザイン的には不要なのでは?)から取り込むマザルガス。
天敵の出現に、「TEAM EYES」は保護を試みるが、西条武官の「彼なりの正義」が仇に。
ハズミ科学主任に開発させ、結果的に脅威の破壊力(怪獣を、細胞レベルから死に追いやる。)を持ってしまった「ダビデス909」を使用。
ハズミの、身を呈しての阻止も実らなかった。
「ダビデス909」を発射した防衛軍の戦闘機に、立体感が無かったのは残念。
CGの悪い面?
「ダビデス909」を撃ち込まれた事により、カオスキメラが破壊され、マザルガスがカオス化したのは何と言う皮肉だろうか。
怒りのコスモスが、カオス化したマザルガスとカオスヘッダーを倒すが、人類がカオスヘッダーへの対抗手段を失ってしまったのは事実。
「民間」に籍を移したハズミさんの研究に期待。
PS
バンダイのソフビ怪獣マザルガスは、タグの裏面に「第51話」と表記されているが、これは当初の放映予定の第50話だったのがカットされたので仕方の無い事。
珍しいケースですね。
2015年12月31日木曜日
2015年12月30日水曜日
ウルトラマンコスモス 第49話 宇宙の雪
アルケラ スノースター登場
いったい、ここ数ケ月の騒動は何だったのか。
結果的に『ウルトラマンコスモス』の放映が打ち切りから一転、放送再開になったから良かったものの、汚点が生じたのは否めない。
番組の冒頭(キー局では第50話、地方では第49話)では、ムサシ隊員が「春野ムサシ隊員、戻りました。これから、TEAM EYESのみんな、そしてウルトラマンコスモスと一緒に頑張ります。」と、15秒間あいさつ。
誤認逮捕を前提とした対処だったが、「作品」のエンターティメント性から見れば、「夢」が無いようにも・・・。
スノースター、宇宙に浮遊する美しいそれは、「願い事をすれば叶う。」という。
また、宇宙に捨てられた放射性廃棄物を食べてくれるそうだ。
突然、姿を現した怪獣アルケラ。
破壊力抜群の攻撃力を持っているが、いきなりダウン。
一度は途絶えた命だが、復活。
仕方なく攻撃する「TEAM EYES」だったが、コスモスはアルケラを庇う。
アルケラにそんな同情が通じるはずもなく、コスモスに襲い掛かるが、万事休すで息途絶える。
もっと凶暴な姿に変態すると思いきや、なんとなんと、体内から産み出されたのはスノースター。
コスモスは、この事を知っていたのだろうか。
凶暴で醜い姿から生まれるのは、必ずしも同じとは限らないという事。
その場、その時の姿恰好だけでは、全てを判断出来ないという訳だ。
大変な時こそ、相手を信じていたヒウラキャップとコスモスが、本当の勝利を得た瞬間だった。
自分達の都合だけで、怪獣の存在意義を決めつけてはならないのだ。
これは、人間社会にも当てはまる事。
願わくばスノースターが永遠に、その姿を保ち続けて欲しいのだが、これが人間の身勝手なんですね。
PS
キー局では、「怪獣密輸!?」の予告編のみ、オンエアー済み。
だが、第50話として放送されたのは、「カオスの敵」。と言う事は、「カオスの敵」の予告編は、キー局の本放送時にはオンエアーされなかったのだ。
逆に、1週遅れの地方では、「怪獣密輸!?」の予告編がオンエアーされず、「カオスの敵」の予告編はオンエアーという「腸捻転」のような現象が起きてしまったのだ。
いったい、ここ数ケ月の騒動は何だったのか。
結果的に『ウルトラマンコスモス』の放映が打ち切りから一転、放送再開になったから良かったものの、汚点が生じたのは否めない。
番組の冒頭(キー局では第50話、地方では第49話)では、ムサシ隊員が「春野ムサシ隊員、戻りました。これから、TEAM EYESのみんな、そしてウルトラマンコスモスと一緒に頑張ります。」と、15秒間あいさつ。
誤認逮捕を前提とした対処だったが、「作品」のエンターティメント性から見れば、「夢」が無いようにも・・・。
スノースター、宇宙に浮遊する美しいそれは、「願い事をすれば叶う。」という。
また、宇宙に捨てられた放射性廃棄物を食べてくれるそうだ。
突然、姿を現した怪獣アルケラ。
破壊力抜群の攻撃力を持っているが、いきなりダウン。
一度は途絶えた命だが、復活。
仕方なく攻撃する「TEAM EYES」だったが、コスモスはアルケラを庇う。
アルケラにそんな同情が通じるはずもなく、コスモスに襲い掛かるが、万事休すで息途絶える。
もっと凶暴な姿に変態すると思いきや、なんとなんと、体内から産み出されたのはスノースター。
コスモスは、この事を知っていたのだろうか。
凶暴で醜い姿から生まれるのは、必ずしも同じとは限らないという事。
その場、その時の姿恰好だけでは、全てを判断出来ないという訳だ。
大変な時こそ、相手を信じていたヒウラキャップとコスモスが、本当の勝利を得た瞬間だった。
自分達の都合だけで、怪獣の存在意義を決めつけてはならないのだ。
これは、人間社会にも当てはまる事。
願わくばスノースターが永遠に、その姿を保ち続けて欲しいのだが、これが人間の身勝手なんですね。
PS
キー局では、「怪獣密輸!?」の予告編のみ、オンエアー済み。
だが、第50話として放送されたのは、「カオスの敵」。と言う事は、「カオスの敵」の予告編は、キー局の本放送時にはオンエアーされなかったのだ。
逆に、1週遅れの地方では、「怪獣密輸!?」の予告編がオンエアーされず、「カオスの敵」の予告編はオンエアーという「腸捻転」のような現象が起きてしまったのだ。
2015年12月29日火曜日
ウルトラマンコスモス 第48話 ワロガ逆襲
ワロガ登場
防衛軍鷹平天文台が捕えた宇宙電波の内容は、特務の石井さんからムサシに伝えられた。
ワロガの予告襲撃を、コスモスへのメッセージとして「TEAM EYES」の中から敢えてムサシに伝えた。
石井さんは、知っているのだ。
ムサシがコスモスであるという事を・・・。
シノブリーダーとフブキ隊員は納得していないが、迎え撃つ「TEAM EYES」は防衛軍との共同戦線で、ポイントMW3で待機。
戦車部隊が移動すると、もちろん自転車が転倒。
ベンガル戦車部隊の中には、牛島さん=加賀谷 圭さん(『ウルトラマンガイア』チーム・ハーキュリーズの志摩 貢)の姿が。
転職したのか(な訳ねーだろ)。
夜の市街地での、ワロガとの攻防戦は迫力満点。
黒い巨体のワロガの顔の赤色が暗闇に映え、作業用クレーンの指示灯も赤く点滅。
もちろん、街並みの造り込みも含めてだ。
言葉を発しない宇宙人が、夜の街にそびえ立つ姿は不気味。
ムサシはシェパードで前進するが、車両諸共吹き飛ばされてしまった。
目的を果たしたのか、ワロガは夜の街に姿を消してしまった。
CGの処理も美しい。
意識不明の重体に陥ってしまったムサシ。
またしても、予告後に出現したワロガ(夜勤専門なのかな)。
今度は、予告時間より早めにポイントHS7、SRC医療基地の近くにだ。
全ての戦力を失ったかに見えたが、ベンガルズの牛島さんが「エンジン再始動、前進!」との掛け声で戦車が動き出した。
それが、シノブの出撃と、悪夢(自分の亡骸と対面)から目覚めたムサシの変身へと繋がる。
シノブは、気付いた。
ワロガの弱点が顔面の発光体である事に。
顔面の攻撃で怯んだスキに、コスモスが撃破。
皆は喜びに沸き返っていたが、非難の最中にムサシは、ベッドに置き去りにされていたのだ。
ワロガは、悪質な知的生命体だ。
襲撃予告時間を信じ込ませた後に、それを逆手に取りムサシが横たわる医療機関を襲い、照明設備を破壊した。
夜の暗闇では、人間側には不利な状況なのだ。
さらに、全ての戦力を破壊してから、留めを刺そうとした。
だけど、牛島さんの気合、シノブの不屈の闘志、ムサシの底力は計算外だったようです。
アヤノ隊員も勝利を喜んでいたが、手にはカエルを握りしめていました。
防衛軍鷹平天文台が捕えた宇宙電波の内容は、特務の石井さんからムサシに伝えられた。
ワロガの予告襲撃を、コスモスへのメッセージとして「TEAM EYES」の中から敢えてムサシに伝えた。
石井さんは、知っているのだ。
ムサシがコスモスであるという事を・・・。
シノブリーダーとフブキ隊員は納得していないが、迎え撃つ「TEAM EYES」は防衛軍との共同戦線で、ポイントMW3で待機。
戦車部隊が移動すると、もちろん自転車が転倒。
ベンガル戦車部隊の中には、牛島さん=加賀谷 圭さん(『ウルトラマンガイア』チーム・ハーキュリーズの志摩 貢)の姿が。
転職したのか(な訳ねーだろ)。
夜の市街地での、ワロガとの攻防戦は迫力満点。
黒い巨体のワロガの顔の赤色が暗闇に映え、作業用クレーンの指示灯も赤く点滅。
もちろん、街並みの造り込みも含めてだ。
言葉を発しない宇宙人が、夜の街にそびえ立つ姿は不気味。
ムサシはシェパードで前進するが、車両諸共吹き飛ばされてしまった。
目的を果たしたのか、ワロガは夜の街に姿を消してしまった。
CGの処理も美しい。
意識不明の重体に陥ってしまったムサシ。
またしても、予告後に出現したワロガ(夜勤専門なのかな)。
今度は、予告時間より早めにポイントHS7、SRC医療基地の近くにだ。
全ての戦力を失ったかに見えたが、ベンガルズの牛島さんが「エンジン再始動、前進!」との掛け声で戦車が動き出した。
それが、シノブの出撃と、悪夢(自分の亡骸と対面)から目覚めたムサシの変身へと繋がる。
シノブは、気付いた。
ワロガの弱点が顔面の発光体である事に。
顔面の攻撃で怯んだスキに、コスモスが撃破。
皆は喜びに沸き返っていたが、非難の最中にムサシは、ベッドに置き去りにされていたのだ。
ワロガは、悪質な知的生命体だ。
襲撃予告時間を信じ込ませた後に、それを逆手に取りムサシが横たわる医療機関を襲い、照明設備を破壊した。
夜の暗闇では、人間側には不利な状況なのだ。
さらに、全ての戦力を破壊してから、留めを刺そうとした。
だけど、牛島さんの気合、シノブの不屈の闘志、ムサシの底力は計算外だったようです。
アヤノ隊員も勝利を喜んでいたが、手にはカエルを握りしめていました。
2015年12月28日月曜日
ウルトラマンコスモス 第47話 空の魔女
ギリバネス登場
3年前の防衛軍時代、新人隊員の最終テストの訓練生の中にいたフブキ隊員は、積乱雲に吸い込まれてしまった。
試験官のシノブはテストに合格後、「回避」するように告げていたので、フブキのワンマンプレーのようにも見受けられたのだが、映像では定かではない。
最終日のテスト前に、フブキは「海の見える公園」に行こうと、同僚のミサキ・アイを誘っていた。
彼女の返答は明示されなかったが、黒いサングラスをかけフブキを見つめる姿からは、無言の内にも拒否しているようにも見受けられた。
その彼女が、フブキを助けようとして、姿を消してしまったのだ。
2つの生命反応を持つギリバネス。
「羽根型」は他に寄生して血を吸い、「人型」に飛行能力を与えているとの事。
フブキ隊員の前に、突然姿を現したアイ。
「覚えてる?あの約束。」と、彼の首筋から血を吸い上げる。
と言う事は、3年前の彼女の返答は「イエス」という事だったのか。
だが、今のアイは「羽根型」が利用した姿に過ぎなかった。
「空の魔女」ゆえなのか。
誘惑を断ち切り、テックスピナー2号で「羽根型」を撃つと、「人型」は自爆してしまった。
彼女の気持ち、返事を「こういう形」でしか確認出来なかったのは、フブキにとっては辛すぎる現実。
これからは、カスミちゃんと幸せになって欲しいですね。
侵略目的の宇宙船団は撤退したが、後日登場の予感が・・・。
3年前の防衛軍時代、新人隊員の最終テストの訓練生の中にいたフブキ隊員は、積乱雲に吸い込まれてしまった。
試験官のシノブはテストに合格後、「回避」するように告げていたので、フブキのワンマンプレーのようにも見受けられたのだが、映像では定かではない。
最終日のテスト前に、フブキは「海の見える公園」に行こうと、同僚のミサキ・アイを誘っていた。
彼女の返答は明示されなかったが、黒いサングラスをかけフブキを見つめる姿からは、無言の内にも拒否しているようにも見受けられた。
その彼女が、フブキを助けようとして、姿を消してしまったのだ。
2つの生命反応を持つギリバネス。
「羽根型」は他に寄生して血を吸い、「人型」に飛行能力を与えているとの事。
フブキ隊員の前に、突然姿を現したアイ。
「覚えてる?あの約束。」と、彼の首筋から血を吸い上げる。
と言う事は、3年前の彼女の返答は「イエス」という事だったのか。
だが、今のアイは「羽根型」が利用した姿に過ぎなかった。
「空の魔女」ゆえなのか。
誘惑を断ち切り、テックスピナー2号で「羽根型」を撃つと、「人型」は自爆してしまった。
彼女の気持ち、返事を「こういう形」でしか確認出来なかったのは、フブキにとっては辛すぎる現実。
これからは、カスミちゃんと幸せになって欲しいですね。
侵略目的の宇宙船団は撤退したが、後日登場の予感が・・・。
2015年12月27日日曜日
ウルトラマンコスモス 第46話 奇跡の花
キュリア星人登場
ドイガキ隊員と吉井ちゃんの交際は、順調のようだ。
霧隠村の近くに遺跡の調査に行った吉井ちゃんは、巨大化したキュリア星人の大暴れに巻き込まれ、記憶喪失になってしまった。
等身大の星人を追い詰めたものの、そこには意外な事実が。
何と、霧隠村の人々は遠い昔、何百年も前からキュリア星人と一緒に暮らしているいるとの事。
先生(星人は、村人からこう呼ばれている。)は、隕石が運んで来た花が撒き散らす、人間には害がある花粉を吸収してくれているのだ。
そう、吉井ちゃんはキュリア星人の活躍により、結果的に被害を被ってしまったのだ。
新鮮な展開ですね。
だけど、この地での地球外生命体の存在に気が付かない「TEAM EYES」にも問題があるような・・・。
今回の事は、防衛軍には内緒とのヒウラキャップの判断。
つまり、防衛軍でも探知していないという事なのだろう。
でも、キュリア星人には、ムサシが異星人である事は見破られていた。
ラブラブモードから、一気に奈落の底に落とされたのはドイガキ。
アヤノ隊員の恋愛論「思い出してもらえなくても、見守っててあげるっていう、ステキな恋の形もある。」に励まされ、何とか食欲だけは回復。
花粉の吸収も限界に近付き、人間体を保つのが困難になったと、ムサシに打ち明ける星人。
左右非対称の姿は、その影響なのだろうか。
自分の身体を犠牲にしてまでも、この地球を守ろうとする姿は、ウルトラセブンのように頼もしい存在だ。
今度大暴れしてしまったら、僕に優しくしてくれた人達を傷つけてしまう。
そうなったら、自分の事を・・・。
再び、巨大化してしまった星人に対して、「先生を助けて下さい。」と懇願する村人も、妙な光景のように見受けられるのだが、哀愁を伴っているのも事実。
記憶喪失の吉井ちゃんを守るドイガキの姿と、巨大化して暴れている星人を助けたいとの村人の願いがオーバーラップする。
彼を助けるために、コスモスが姿を現す。
星人が撒き散らすビームの大爆発で、記憶を取り戻した吉井ちゃん。
コスモスの活躍で、花の害がある個所が取り除かれ、キュリア星人は人間体に戻る事が。
「ありがとう」の言葉をムサシに投げかける。
きっと、この地球で平和に暮らしていけるだろう。
ドイガキは吉井ちゃんに、将来、結婚しようと告白。
彼女の返事は、「OK」。
エンディングに、第15話と第34話での、2人の映像が使われていた。
新しいエンディングの活用の仕方であり、2人の時の積み重ねを、見事に表現していました。
ドイガキ隊員と吉井ちゃんの交際は、順調のようだ。
霧隠村の近くに遺跡の調査に行った吉井ちゃんは、巨大化したキュリア星人の大暴れに巻き込まれ、記憶喪失になってしまった。
等身大の星人を追い詰めたものの、そこには意外な事実が。
何と、霧隠村の人々は遠い昔、何百年も前からキュリア星人と一緒に暮らしているいるとの事。
先生(星人は、村人からこう呼ばれている。)は、隕石が運んで来た花が撒き散らす、人間には害がある花粉を吸収してくれているのだ。
そう、吉井ちゃんはキュリア星人の活躍により、結果的に被害を被ってしまったのだ。
新鮮な展開ですね。
だけど、この地での地球外生命体の存在に気が付かない「TEAM EYES」にも問題があるような・・・。
今回の事は、防衛軍には内緒とのヒウラキャップの判断。
つまり、防衛軍でも探知していないという事なのだろう。
でも、キュリア星人には、ムサシが異星人である事は見破られていた。
ラブラブモードから、一気に奈落の底に落とされたのはドイガキ。
アヤノ隊員の恋愛論「思い出してもらえなくても、見守っててあげるっていう、ステキな恋の形もある。」に励まされ、何とか食欲だけは回復。
花粉の吸収も限界に近付き、人間体を保つのが困難になったと、ムサシに打ち明ける星人。
左右非対称の姿は、その影響なのだろうか。
自分の身体を犠牲にしてまでも、この地球を守ろうとする姿は、ウルトラセブンのように頼もしい存在だ。
今度大暴れしてしまったら、僕に優しくしてくれた人達を傷つけてしまう。
そうなったら、自分の事を・・・。
再び、巨大化してしまった星人に対して、「先生を助けて下さい。」と懇願する村人も、妙な光景のように見受けられるのだが、哀愁を伴っているのも事実。
記憶喪失の吉井ちゃんを守るドイガキの姿と、巨大化して暴れている星人を助けたいとの村人の願いがオーバーラップする。
彼を助けるために、コスモスが姿を現す。
星人が撒き散らすビームの大爆発で、記憶を取り戻した吉井ちゃん。
コスモスの活躍で、花の害がある個所が取り除かれ、キュリア星人は人間体に戻る事が。
「ありがとう」の言葉をムサシに投げかける。
きっと、この地球で平和に暮らしていけるだろう。
ドイガキは吉井ちゃんに、将来、結婚しようと告白。
彼女の返事は、「OK」。
エンディングに、第15話と第34話での、2人の映像が使われていた。
新しいエンディングの活用の仕方であり、2人の時の積み重ねを、見事に表現していました。
2015年12月26日土曜日
ウルトラマンコスモス 第45話 遊園地伝説
ムゲラ登場
宇宙ポイントA26に出現したワームホール。
そこから出現した、巨大なUFO。
根源的破滅招来体とグランスフィアを連想させるには十分だったが、勿論、登場するはずもない事。
しかし、「らくだ便」は、しっかりと顔出しを。
「ファンタジーランド」の閉演に伴う、こうだい君の引っ越し用の荷造りに、その段ボール箱が使用されていたのだ。
「大人の都合」(不景気の影響のようだが、今の時代を反映している。)で居場所を失ってしまうムゲラの行く末を心配するこうだい君。
ワームホール出現により、「ファンタジーランド」でデート中のムサシ隊員とアヤノ隊員は、緊急呼び出しを受ける。
2人の仲は、公認なのかな?
2人が過ごした学生時代には、遊園地に居るらしいムゲラが話題になった時期があったそうだが、個人的には少し現実味に欠けると思われるのだが・・・。
少女時代のアヤノ(近内里緒ちゃん=準レギュラー!?)ちゃんは、傷んでバラバラになってしまったお人形さんを、ムゲラに治してもらった事があったのだ。
こういうのは、「夢」があって良いですね。
ムゲラの居場所を守ろうと、園内を探すこうだい君。
彼を見つけた防衛軍の誤射が、謎の巨大UFOの攻撃を引き起こす。
当然、武力行使で対抗する防衛軍戦車部隊。
登場したコスモスが、戦車の砲弾を捕え、炸裂する前に束ねて佐原司令官の前に「お返し」する姿は圧巻。
いかにもバツが悪そうな、彼の表情が面白い。
こちらの都合で攻撃する事がなければ、無用の争いは避けられたのだが、コスモスが現れなければ、それに気が付かない「大人の都合」にはウンザリだ。
巨大なUFOの正体が、ムゲラの母船だったとは驚き。
しかも、その一部は遊園地によく似た構造をしていた。
なぜ、ムゲラが遊園地に潜んでいたのかが納得。
アヤノの眼にも、ムゲラの姿が映っていた。
佐原司令官も、シノブリーダー、フブキ隊員、ドイガキ隊員と万事解決として万歳をしていたが、今回は彼らの「心」をも救う事が出来たのだろうか。
少なくとも「遊園地伝説」は、こうだい君とアヤノの心の中に生き続けていくに違いない。
ムゲラって、赤ちゃんのような「プニュプニュ」した感触がありそうで、とても可愛い。
「円谷版キューピーさん」みたいですね。
宇宙ポイントA26に出現したワームホール。
そこから出現した、巨大なUFO。
根源的破滅招来体とグランスフィアを連想させるには十分だったが、勿論、登場するはずもない事。
しかし、「らくだ便」は、しっかりと顔出しを。
「ファンタジーランド」の閉演に伴う、こうだい君の引っ越し用の荷造りに、その段ボール箱が使用されていたのだ。
「大人の都合」(不景気の影響のようだが、今の時代を反映している。)で居場所を失ってしまうムゲラの行く末を心配するこうだい君。
ワームホール出現により、「ファンタジーランド」でデート中のムサシ隊員とアヤノ隊員は、緊急呼び出しを受ける。
2人の仲は、公認なのかな?
2人が過ごした学生時代には、遊園地に居るらしいムゲラが話題になった時期があったそうだが、個人的には少し現実味に欠けると思われるのだが・・・。
少女時代のアヤノ(近内里緒ちゃん=準レギュラー!?)ちゃんは、傷んでバラバラになってしまったお人形さんを、ムゲラに治してもらった事があったのだ。
こういうのは、「夢」があって良いですね。
ムゲラの居場所を守ろうと、園内を探すこうだい君。
彼を見つけた防衛軍の誤射が、謎の巨大UFOの攻撃を引き起こす。
当然、武力行使で対抗する防衛軍戦車部隊。
登場したコスモスが、戦車の砲弾を捕え、炸裂する前に束ねて佐原司令官の前に「お返し」する姿は圧巻。
いかにもバツが悪そうな、彼の表情が面白い。
こちらの都合で攻撃する事がなければ、無用の争いは避けられたのだが、コスモスが現れなければ、それに気が付かない「大人の都合」にはウンザリだ。
巨大なUFOの正体が、ムゲラの母船だったとは驚き。
しかも、その一部は遊園地によく似た構造をしていた。
なぜ、ムゲラが遊園地に潜んでいたのかが納得。
アヤノの眼にも、ムゲラの姿が映っていた。
佐原司令官も、シノブリーダー、フブキ隊員、ドイガキ隊員と万事解決として万歳をしていたが、今回は彼らの「心」をも救う事が出来たのだろうか。
少なくとも「遊園地伝説」は、こうだい君とアヤノの心の中に生き続けていくに違いない。
ムゲラって、赤ちゃんのような「プニュプニュ」した感触がありそうで、とても可愛い。
「円谷版キューピーさん」みたいですね。
2015年12月25日金曜日
ウルトラマンコスモス 第44話 ギギVSゴン
ギギドクター 三面次元人ギギ クレバーゴン クレバーゴンジャイアント 登場
ダダ(『ウルトラマン』)とクレージーゴン(『ウルトラセブン』)の対決が、「平成」の時代に実現と
言ったところだ。
ゴン(クレバーゴン)をシェパードに乗せて、帰還するムサシ。
「治療、痛くなかったか、ゴン?」と語りかけていたが、本木博士のところで「治療」してもらったのだろうか。
せめて、木本博士のセリフが欲しかったですね。
ムサシ曰く「カミナリおばさん」ことサワグチ女史の「量子次元移送システム」の実験中に姿を現した、ドクターでもあるギギ(ドクターXX01)。
しかも、翻訳機を持参していた。
次元崩壊の危機のため、軍人達(ギギ=赤、青、黄の眼を持つ種族)は、再び数千億人の移転先として地球を求めていた。
眼の形状により、軍人と科学者に分類されているという事は、彼らの頭部は、フルフェイスのヘルメットにゴーグル仕様なのだろうか。
移送システムは既に地球に設置されており、人間の科学力では破壊は出来ないが、ギギドクターなら移送システムの目的地を、別の次元に変更出来るとの事。
しかし、3時間の時間稼ぎが必要。
3種の軍人ギギが、合体(トリプルファイターみたい!?)して、巨大化。
迎え撃つ、コスモス。
シノブリーダーに、変身の場面を見られたのではと肝を冷やしたが、「コスモス、ムサシ隊員を守って。」と叫んでいたので一安心のようだ。
ギギは前回の教訓を生かし、頭部にバリヤーを張り防御力を高めており、コスモスを圧倒。
3体に分離し、攻撃をたたみ掛ける。
駆け付けるフブキ隊員とドイガキ隊員だったが、先程、ギギの頭上から攻撃したテックサンダーは、誰が操縦していたのだろうか?
コスモスのピンチを救ったのは、「逆もまた真なり。」との日本の諺(ことわざ)を知っていたギギドクターの機転だった。
原子間の重力を操る専用銃のビームを、ゴンに浴びせ巨大化させたのだ。
でも、ヒウラキャップとサワグチ女史とギギドクターは、ゴンの体内に収容され移動した後に、巨大化してから等身大に戻っていたので、少しインパクトが薄かったように感じられた。
ゴンに背後から頭を叩かれ、青眼のギギが怯んだ隙に、体勢を立て直すコスモス。
ギギは、再び三位一体となるも、コスモスの敵ではなかった。
「ウルトラマンコスモス、我々にチャンスを!」とギギドクターが叫ぶ。
次元間でさ迷うギギを生みだす事もなく、無事解決。
「倒すべき敵と、守るべき者。」が明快であるだけに、説得力十分。
ヒウラがヤキモキしていた、サワグチ女史とギギドクターの仲も、同性間の情と知り「一件落着」。
しかし、「XX」が女性の染色体を現し、翻訳装置の音声が男性のものに過ぎなかったとは・・・。
ダダ(『ウルトラマン』)とクレージーゴン(『ウルトラセブン』)の対決が、「平成」の時代に実現と
言ったところだ。
ゴン(クレバーゴン)をシェパードに乗せて、帰還するムサシ。
「治療、痛くなかったか、ゴン?」と語りかけていたが、本木博士のところで「治療」してもらったのだろうか。
せめて、木本博士のセリフが欲しかったですね。
ムサシ曰く「カミナリおばさん」ことサワグチ女史の「量子次元移送システム」の実験中に姿を現した、ドクターでもあるギギ(ドクターXX01)。
しかも、翻訳機を持参していた。
次元崩壊の危機のため、軍人達(ギギ=赤、青、黄の眼を持つ種族)は、再び数千億人の移転先として地球を求めていた。
眼の形状により、軍人と科学者に分類されているという事は、彼らの頭部は、フルフェイスのヘルメットにゴーグル仕様なのだろうか。
移送システムは既に地球に設置されており、人間の科学力では破壊は出来ないが、ギギドクターなら移送システムの目的地を、別の次元に変更出来るとの事。
しかし、3時間の時間稼ぎが必要。
3種の軍人ギギが、合体(トリプルファイターみたい!?)して、巨大化。
迎え撃つ、コスモス。
シノブリーダーに、変身の場面を見られたのではと肝を冷やしたが、「コスモス、ムサシ隊員を守って。」と叫んでいたので一安心のようだ。
ギギは前回の教訓を生かし、頭部にバリヤーを張り防御力を高めており、コスモスを圧倒。
3体に分離し、攻撃をたたみ掛ける。
駆け付けるフブキ隊員とドイガキ隊員だったが、先程、ギギの頭上から攻撃したテックサンダーは、誰が操縦していたのだろうか?
コスモスのピンチを救ったのは、「逆もまた真なり。」との日本の諺(ことわざ)を知っていたギギドクターの機転だった。
原子間の重力を操る専用銃のビームを、ゴンに浴びせ巨大化させたのだ。
でも、ヒウラキャップとサワグチ女史とギギドクターは、ゴンの体内に収容され移動した後に、巨大化してから等身大に戻っていたので、少しインパクトが薄かったように感じられた。
ゴンに背後から頭を叩かれ、青眼のギギが怯んだ隙に、体勢を立て直すコスモス。
ギギは、再び三位一体となるも、コスモスの敵ではなかった。
「ウルトラマンコスモス、我々にチャンスを!」とギギドクターが叫ぶ。
次元間でさ迷うギギを生みだす事もなく、無事解決。
「倒すべき敵と、守るべき者。」が明快であるだけに、説得力十分。
ヒウラがヤキモキしていた、サワグチ女史とギギドクターの仲も、同性間の情と知り「一件落着」。
しかし、「XX」が女性の染色体を現し、翻訳装置の音声が男性のものに過ぎなかったとは・・・。
2015年12月24日木曜日
ウルトラマンコスモス 第43話 操り怪獣
ノワール星人 テールダス(メカレーター) ネルドラント(メカレーター)登場
パトロール中に、「カスミちゃん」との仲を話題にするムサシ隊員。
自分から切り出さないと、逆にフブキにコスモスの事を問いただされ兼ねないので、ある種の自己防衛のようなものなのだろうか。
ノワール星人、こいつがラグストーン(第35話「魔法の石」)を送り込んできた張本人で、怪獣を資源として有効利用するとは・・・。
だが、この場合の資源とは、単なる消耗品との意なのだ。
ムサシの「夢」の中に入り込み、ポイントKS8に誘い込むとは、かなりの策略家だ。
なんと、そこは銭湯でした。
ムサシを選んだのは、彼が「宇宙人と対話出来る人間」である事を知っていたからだ。
救出に来たフブキによれば、「見当違いもいいところ。」。
このセリフからも、ムサシ=コスモスは、フブキにとっては既成の事実に間違いないようだ。
宇宙人と対話どころか、一心同体だからだ。
夕陽をバックに激突する、コスモスとネルドラント(メカレーター)。
夕陽と言えば、『ウルトラセブン』第8話「狙われた街」のメトロン星人や、『帰ってきたウルトラマン』第5話「二大怪獣 東京を襲撃」、第6話「決戦!怪獣対マット」のグドンとツインテール、第37話「ウルトラマン 夕陽に死す」、第38話「ウルトラの星 光る時」のナックル星人とブラックキングが脳裏に浮かぶ。
しかし、夕陽の中の戦いだけでなく、地球の一部である怪獣を救ったという点に於いては、本話の夕陽は屈指の名シーンだろう。
水面に写る、コスモスのモードチェンジ(コロナからエクリプス)も、秀逸なシーンだ。
とても綺麗ですね。
体内の機能は停止させる事が出来ても、改造された影響によるショック死からは免れる事は出来なかった。
ヒウラキャップは、「コスモスは神ではない。」と語っていたが、深読みすれば、「コスモスは人間(ムサシ)。」だという事を知っていればこそなのでは。
最後の場面は、夕陽に包まれているのではなく夕闇になっていたが、コスモスの活動制限時間を鑑みれば、夕陽のままの方が自然ではなかろうか。
パトロール中に、「カスミちゃん」との仲を話題にするムサシ隊員。
自分から切り出さないと、逆にフブキにコスモスの事を問いただされ兼ねないので、ある種の自己防衛のようなものなのだろうか。
ノワール星人、こいつがラグストーン(第35話「魔法の石」)を送り込んできた張本人で、怪獣を資源として有効利用するとは・・・。
だが、この場合の資源とは、単なる消耗品との意なのだ。
ムサシの「夢」の中に入り込み、ポイントKS8に誘い込むとは、かなりの策略家だ。
なんと、そこは銭湯でした。
ムサシを選んだのは、彼が「宇宙人と対話出来る人間」である事を知っていたからだ。
救出に来たフブキによれば、「見当違いもいいところ。」。
このセリフからも、ムサシ=コスモスは、フブキにとっては既成の事実に間違いないようだ。
宇宙人と対話どころか、一心同体だからだ。
夕陽をバックに激突する、コスモスとネルドラント(メカレーター)。
夕陽と言えば、『ウルトラセブン』第8話「狙われた街」のメトロン星人や、『帰ってきたウルトラマン』第5話「二大怪獣 東京を襲撃」、第6話「決戦!怪獣対マット」のグドンとツインテール、第37話「ウルトラマン 夕陽に死す」、第38話「ウルトラの星 光る時」のナックル星人とブラックキングが脳裏に浮かぶ。
しかし、夕陽の中の戦いだけでなく、地球の一部である怪獣を救ったという点に於いては、本話の夕陽は屈指の名シーンだろう。
水面に写る、コスモスのモードチェンジ(コロナからエクリプス)も、秀逸なシーンだ。
とても綺麗ですね。
体内の機能は停止させる事が出来ても、改造された影響によるショック死からは免れる事は出来なかった。
ヒウラキャップは、「コスモスは神ではない。」と語っていたが、深読みすれば、「コスモスは人間(ムサシ)。」だという事を知っていればこそなのでは。
最後の場面は、夕陽に包まれているのではなく夕闇になっていたが、コスモスの活動制限時間を鑑みれば、夕陽のままの方が自然ではなかろうか。
2015年12月23日水曜日
ウルトラマンコスモス 第42話 ともだち
デルゴラン カオスデルゴラン登場
「ともだち」・・・素朴だけど、こういうサブタイトルで作品が製作出来るのも「ウルトラ」だけになってしまった昨今なのかな。
堀村俊司くんが要になり、転校前と転校先の空方中学と、ソルとの別れと出会いが骨格のお話。
彗星接近の影響によるストーリーは、『ウルトラマン』第25話「怪彗星ツイフォン」が頭に浮かぶが、今回は宇宙スケールの展開だけではなく、1人の人間に及ぼす影響を描いている。
父と2人でデルゴランを追って宇宙を旅するソル。
しかし、カオス化したデルゴランに襲われ、小惑星プティワールに不時着してしまった。
ソルの円盤は、石肌の外観といいデザインといい秀逸。
いかにも、宇宙人の円盤らしく、『ウルトラセブン』に度々登場し、我々を楽しませてくれたそれと遜色が無い。
円盤の魅力にも、再度迫ってみたいと思わせるものだ。
宇宙からの交信が不可能でありながら、テックブースターで宇宙に飛び立つシノブリーダー、フブキ隊員、ドイガキ隊員の3名。
デルゴランをレーダーに捕えるも、ワープされてしまった。
テックブースターの活躍が描き切れていないようで、ちょっと消化不良。
ソルの希望、父の仇であるデルゴランも本来はおとなしいので助けて欲しいと、ムサシに託された。
コスモスにより、憑依したカオスヘッダーを切り離され、宇宙へと旅立つデルゴラン。
ソルとの二人三脚が始まるのだろう。
家族の都合等で転校して来た俊司くんと、カオスヘッダーに取り付かれデルゴランに父を殺されたソル。
不慮の出来事により、環境の変化を余儀なくされた両者の対比。
また、父を殺したカオスデルゴランを倒しても、何も変わらないと逆恨みをしなかったソル。
そして、何度も「ともだち」になろうと呼び掛けたにも関わらず、俊司くんの方からの歩み寄りを笑顔で受け入れたようこちゃん。
ここでの両者の対比も、お見事。
エンディング主題歌も新しくなり、1クールの放送延長が決定したラストへ向かって行くのだ。
「ともだち」・・・素朴だけど、こういうサブタイトルで作品が製作出来るのも「ウルトラ」だけになってしまった昨今なのかな。
堀村俊司くんが要になり、転校前と転校先の空方中学と、ソルとの別れと出会いが骨格のお話。
彗星接近の影響によるストーリーは、『ウルトラマン』第25話「怪彗星ツイフォン」が頭に浮かぶが、今回は宇宙スケールの展開だけではなく、1人の人間に及ぼす影響を描いている。
父と2人でデルゴランを追って宇宙を旅するソル。
しかし、カオス化したデルゴランに襲われ、小惑星プティワールに不時着してしまった。
ソルの円盤は、石肌の外観といいデザインといい秀逸。
いかにも、宇宙人の円盤らしく、『ウルトラセブン』に度々登場し、我々を楽しませてくれたそれと遜色が無い。
円盤の魅力にも、再度迫ってみたいと思わせるものだ。
宇宙からの交信が不可能でありながら、テックブースターで宇宙に飛び立つシノブリーダー、フブキ隊員、ドイガキ隊員の3名。
デルゴランをレーダーに捕えるも、ワープされてしまった。
テックブースターの活躍が描き切れていないようで、ちょっと消化不良。
ソルの希望、父の仇であるデルゴランも本来はおとなしいので助けて欲しいと、ムサシに託された。
コスモスにより、憑依したカオスヘッダーを切り離され、宇宙へと旅立つデルゴラン。
ソルとの二人三脚が始まるのだろう。
家族の都合等で転校して来た俊司くんと、カオスヘッダーに取り付かれデルゴランに父を殺されたソル。
不慮の出来事により、環境の変化を余儀なくされた両者の対比。
また、父を殺したカオスデルゴランを倒しても、何も変わらないと逆恨みをしなかったソル。
そして、何度も「ともだち」になろうと呼び掛けたにも関わらず、俊司くんの方からの歩み寄りを笑顔で受け入れたようこちゃん。
ここでの両者の対比も、お見事。
エンディング主題歌も新しくなり、1クールの放送延長が決定したラストへ向かって行くのだ。
2015年12月22日火曜日
ウルトラマンコスモス 第41話 緑の逃亡者
サイドバクター登場
オープニングの映像が、大幅に変更。
オカルト女子大生のカスミちゃんが、第23話「ルナ対ルナ」以来の登場。
彼女が、戦国時代の落ち武者の幽霊を撮影しようとしていたトンネルって、戀鬼(れんき)が現れるのかな?
シノブリーダーが、幽霊トンネルの事を語っていただけに・・・。
そんなカスミちゃんも、植物生命体(宇宙人)に種を植え付けられて、突然変異の大ピンチ。
しかも、宇宙人の記憶まで受け継いでいた。
でも、彼女自身の記憶は残っていて、「カラオケ行った事なくて」、「恋人いない」とフブキ隊員に話していた。
これが、衝(笑)撃のラストへの伏線になるとは・・・。
サイドバクターは、ありそうで無かったデザイン。
飛行体も機能美で、ロボット体への変形もスムーズ。
CG(平面)と特撮(立体感)の融合への違和感の解決も、時間の問題のようだ。
飛行形態で、頭部の発光箇所が青色から黄色に変色するのは、ちょっとした驚きでした。
サイドバクターに踏み潰されそうになった時、車中(シェパード)にも関わらず、カスミちゃんに覆い被さったフブキ。
これが、彼女に対する返答と確信。
コスモス登場で、ピンチを逃れた。
コスモスの身体に着いていた弾着が、爆発後に残っていたにも関わらず、次のカットでは無くなっていたのが気になった。
身体に受けたダメージとして、視覚的にも、そのままの方が・・・。
医療班の尽力とフブキの徹夜の看病により、カスミちゃんは無事回復。
「カラオケなら、俺が連れてってやる。恋人が欲しけりゃ、俺がなってやる。だから、だから死ぬなよカスミ。」のフブキの呼び掛け(愛の告白!!)も功を奏したのだろう。
眠っていたにも関わらず、これらの事を覚えていたカスミちゃんは、やはり霊感が強そう。
フブキは、3才で亡くなった妹・サヤカちゃんの面影を、カスミちゃんに重ね合わせたのだろうか。
エンディングで、カラオケで2人が歌っていたのは『ウルトラマンコスモス』のエンディング主題歌でした。
第24話「ぬくもりの記憶」でも同様の場面がありましたが、良いものはドンドン受け継いで欲しいですね。
オープニングの映像が、大幅に変更。
オカルト女子大生のカスミちゃんが、第23話「ルナ対ルナ」以来の登場。
彼女が、戦国時代の落ち武者の幽霊を撮影しようとしていたトンネルって、戀鬼(れんき)が現れるのかな?
シノブリーダーが、幽霊トンネルの事を語っていただけに・・・。
そんなカスミちゃんも、植物生命体(宇宙人)に種を植え付けられて、突然変異の大ピンチ。
しかも、宇宙人の記憶まで受け継いでいた。
でも、彼女自身の記憶は残っていて、「カラオケ行った事なくて」、「恋人いない」とフブキ隊員に話していた。
これが、衝(笑)撃のラストへの伏線になるとは・・・。
サイドバクターは、ありそうで無かったデザイン。
飛行体も機能美で、ロボット体への変形もスムーズ。
CG(平面)と特撮(立体感)の融合への違和感の解決も、時間の問題のようだ。
飛行形態で、頭部の発光箇所が青色から黄色に変色するのは、ちょっとした驚きでした。
サイドバクターに踏み潰されそうになった時、車中(シェパード)にも関わらず、カスミちゃんに覆い被さったフブキ。
これが、彼女に対する返答と確信。
コスモス登場で、ピンチを逃れた。
コスモスの身体に着いていた弾着が、爆発後に残っていたにも関わらず、次のカットでは無くなっていたのが気になった。
身体に受けたダメージとして、視覚的にも、そのままの方が・・・。
医療班の尽力とフブキの徹夜の看病により、カスミちゃんは無事回復。
「カラオケなら、俺が連れてってやる。恋人が欲しけりゃ、俺がなってやる。だから、だから死ぬなよカスミ。」のフブキの呼び掛け(愛の告白!!)も功を奏したのだろう。
眠っていたにも関わらず、これらの事を覚えていたカスミちゃんは、やはり霊感が強そう。
フブキは、3才で亡くなった妹・サヤカちゃんの面影を、カスミちゃんに重ね合わせたのだろうか。
エンディングで、カラオケで2人が歌っていたのは『ウルトラマンコスモス』のエンディング主題歌でした。
第24話「ぬくもりの記憶」でも同様の場面がありましたが、良いものはドンドン受け継いで欲しいですね。
2015年12月21日月曜日
ウルトラマンコスモス 本放送時未放映 予定話数第54話 人間転送機
タブリス登場
タブリスのデザインは、ダイゴロウ(劇場用作品『怪獣大奮戦ダイゴロウ対ゴリス』)みたいで可愛らしい。
プニュプニュした素材で、ソフビ人形化して欲しいですね。
かつて12年前に、SRC設立以前に起きた事件。
怪獣は倒して当然という時代(どれだけの怪獣を葬っているのかも気になる。)に、タブリスが車イスの少女を救い、「保護、捕獲」が選択肢に加わったエポックメーキングの出来事だったようだ。
モノクロで回想された、無抵抗のタブリスを攻撃する防衛軍には、正直腹立たしい。
相手が無抵抗の時に、傘にかけての攻撃なのだ。
タブリスは、その後に鏑矢諸島の一角(イケヤマ管理官の姿も懐かしい)の朋友島に保護されていた。
車イスの少女・守沢佳奈ちゃんのタブリスとの交流を「美談」として、マスコミが過剰に取り上げた為に起きてしまった実生活での歪み(仲間外れ等)。
それを無くす為に、その場しのぎで交わした約束「10年経ったら、また来るから。」を信じていたタブリス(涙を流す眼の描写は、CGならでは。表情、鳴き声、涙に感情移入してしまった。)が、かつて佳奈ちゃんが住んでいた夢川町に、複製だが姿わ現したのだ。
マンションの一室を覗くタブリスを、室内から捉えたショットは素晴らしいミニチュアワーク。
仕方のない選択とはいえ、私生活を守る為にタブリスとの関わりを避けた佳奈ちゃんの気持ちが解からないでもないが、人間誰しもが持っている身勝手さを露呈しているのだ。
また同時に、怪獣との共生の難しさを物語っている。
ドイガキが開発途中の「物体ファクシミリ」を使用し、佳奈ちゃんの複製をタブリスの実体の前に転送するが、誤魔化しは通用しない。
それだけ、佳奈ちゃんを信じていたのだろう。
かえって、怒りを買ってしまう。
コスモスも、実体の無いタブリスの攻撃を受ける一方で、反撃もままならない。
その姿、そして町の惨劇を目の当たりにして、佳奈ちゃんは朋友島のタブリスに会いに行く決意を固めた。
コスモスの能力で、瞬間移動。
「私、自分の事しか、自分のさみしさしか考えてなかった。もう、さみしがらなくていいよタブリス。
私、何度でも会いに来る。ごめんね、タブリス。」
彼女の姿と、その言葉だけで十分だった。
ここで、またひとつ、怪獣と人間の共存の絆が深まったからだ。
タブリスのデザインは、ダイゴロウ(劇場用作品『怪獣大奮戦ダイゴロウ対ゴリス』)みたいで可愛らしい。
プニュプニュした素材で、ソフビ人形化して欲しいですね。
かつて12年前に、SRC設立以前に起きた事件。
怪獣は倒して当然という時代(どれだけの怪獣を葬っているのかも気になる。)に、タブリスが車イスの少女を救い、「保護、捕獲」が選択肢に加わったエポックメーキングの出来事だったようだ。
モノクロで回想された、無抵抗のタブリスを攻撃する防衛軍には、正直腹立たしい。
相手が無抵抗の時に、傘にかけての攻撃なのだ。
タブリスは、その後に鏑矢諸島の一角(イケヤマ管理官の姿も懐かしい)の朋友島に保護されていた。
車イスの少女・守沢佳奈ちゃんのタブリスとの交流を「美談」として、マスコミが過剰に取り上げた為に起きてしまった実生活での歪み(仲間外れ等)。
それを無くす為に、その場しのぎで交わした約束「10年経ったら、また来るから。」を信じていたタブリス(涙を流す眼の描写は、CGならでは。表情、鳴き声、涙に感情移入してしまった。)が、かつて佳奈ちゃんが住んでいた夢川町に、複製だが姿わ現したのだ。
マンションの一室を覗くタブリスを、室内から捉えたショットは素晴らしいミニチュアワーク。
仕方のない選択とはいえ、私生活を守る為にタブリスとの関わりを避けた佳奈ちゃんの気持ちが解からないでもないが、人間誰しもが持っている身勝手さを露呈しているのだ。
また同時に、怪獣との共生の難しさを物語っている。
ドイガキが開発途中の「物体ファクシミリ」を使用し、佳奈ちゃんの複製をタブリスの実体の前に転送するが、誤魔化しは通用しない。
それだけ、佳奈ちゃんを信じていたのだろう。
かえって、怒りを買ってしまう。
コスモスも、実体の無いタブリスの攻撃を受ける一方で、反撃もままならない。
その姿、そして町の惨劇を目の当たりにして、佳奈ちゃんは朋友島のタブリスに会いに行く決意を固めた。
コスモスの能力で、瞬間移動。
「私、自分の事しか、自分のさみしさしか考えてなかった。もう、さみしがらなくていいよタブリス。
私、何度でも会いに来る。ごめんね、タブリス。」
彼女の姿と、その言葉だけで十分だった。
ここで、またひとつ、怪獣と人間の共存の絆が深まったからだ。
ウルトラマンコスモス 第40話 邪悪の巨人
カオスウルトラマン ネルドラントⅡ
ニセウルトラマン登場による、前後編の後編だ。
ニセウルトラマンはイベント性が高いにも関わらず、2話連続登場の機会が少なく、単発のストーリーが多かったのも事実。
ムサシを包む青い球体(カオスヘッダー)は、『うルトラマン』第1話「ウルトラ作戦第一号」での、ハヤタ隊員を包み込んだ赤い玉とは対照的。
その光が、カオスウルトラマンに実体化し、ポイントJK4に出現したネルドラントⅡをカオス化してしまった。
この一部始終を目の当たりにしていたフブキ隊員は、ムサシがコスモスである事を確信しちゃいましたよね。
ムサシの心を読み取った為に、「全ての怪獣を仲間に。」が悪用されようとしている。
単体カオスヘッダーの、およそ50倍のエネルギーで、50匹の怪獣をカオス化しようとしているのだ。
鏑屋諸島を急襲するが、コスモスをカオス化した為に、その弱点である「バトルリミッター」が活動の限界を示した為に間一髪セーフ。
しかし、防衛軍の首脳は、24時間の期限付きで、ヒウラキャップに決断を迫る。
怪獣達がカオス化する前に、処分してしまおうというのだ。
ドイガキ隊員が、対カオスヘッダーの秘密兵器を完成。
ラウンダーショットに装填され、ムサシを包み込むカオスヘッダーに照射。
慌てたカオスヘッダーは、分散してしまった。
ムサシは宇宙空間に一気に飛翔。
右手に吸い込まれるようにコスモプラックが現出し、実体化。
カオスウルトラマンも姿を現し、カオスネルドラントⅡと共闘。
1カットに、3者が斜めに映された映像は、立体感が溢れている。
後部パーツの差し替えによるテックスピナー2号が、カオス抗体ミサイルを放つ。
ネルドラントⅡは、元の姿に戻り、残るはカオスウルトラマンのみ。
両者の激突は、TVゲームのようだった。
なかでも、コスモスのキックの映像は、平面の切り貼りのようで残念。
その後、カオスウルトラマンがキックの衝撃で、腹這いのままで大地が煙を巻き上げ後退する場面にリアリティがあっただけに、余計にだ。
何とかコスモスが勝利し、ムサシも無事な姿を見せてくれた。
だが、「ムサシ、お前まさか?」と問いかけるフブキの言葉と表情が、全てを悟っているかのようであった・・・。
ニセウルトラマン登場による、前後編の後編だ。
ニセウルトラマンはイベント性が高いにも関わらず、2話連続登場の機会が少なく、単発のストーリーが多かったのも事実。
ムサシを包む青い球体(カオスヘッダー)は、『うルトラマン』第1話「ウルトラ作戦第一号」での、ハヤタ隊員を包み込んだ赤い玉とは対照的。
その光が、カオスウルトラマンに実体化し、ポイントJK4に出現したネルドラントⅡをカオス化してしまった。
この一部始終を目の当たりにしていたフブキ隊員は、ムサシがコスモスである事を確信しちゃいましたよね。
ムサシの心を読み取った為に、「全ての怪獣を仲間に。」が悪用されようとしている。
単体カオスヘッダーの、およそ50倍のエネルギーで、50匹の怪獣をカオス化しようとしているのだ。
鏑屋諸島を急襲するが、コスモスをカオス化した為に、その弱点である「バトルリミッター」が活動の限界を示した為に間一髪セーフ。
しかし、防衛軍の首脳は、24時間の期限付きで、ヒウラキャップに決断を迫る。
怪獣達がカオス化する前に、処分してしまおうというのだ。
ドイガキ隊員が、対カオスヘッダーの秘密兵器を完成。
ラウンダーショットに装填され、ムサシを包み込むカオスヘッダーに照射。
慌てたカオスヘッダーは、分散してしまった。
ムサシは宇宙空間に一気に飛翔。
右手に吸い込まれるようにコスモプラックが現出し、実体化。
カオスウルトラマンも姿を現し、カオスネルドラントⅡと共闘。
1カットに、3者が斜めに映された映像は、立体感が溢れている。
後部パーツの差し替えによるテックスピナー2号が、カオス抗体ミサイルを放つ。
ネルドラントⅡは、元の姿に戻り、残るはカオスウルトラマンのみ。
両者の激突は、TVゲームのようだった。
なかでも、コスモスのキックの映像は、平面の切り貼りのようで残念。
その後、カオスウルトラマンがキックの衝撃で、腹這いのままで大地が煙を巻き上げ後退する場面にリアリティがあっただけに、余計にだ。
何とかコスモスが勝利し、ムサシも無事な姿を見せてくれた。
だが、「ムサシ、お前まさか?」と問いかけるフブキの言葉と表情が、全てを悟っているかのようであった・・・。
2015年12月20日日曜日
ウルトラマンコスモス 第39話 邪悪の光
カオスウルトラマン登場
「テックスピナー1号」完成の喜びも束の間に、カオスヘッダーがトレジャーベースに侵入してしまった。
執拗に、ムサシ=コスモスを襲う。
そして、ムサシに取り付いてしまった。
庇い切れないと判断したコスモスは、ムサシに変身を促す。
しかし、同時にカオスウルトラマンが誕生してしまった。
かつてのニセウルトラマンは、宇宙人(ザラブ星人=にせウルトラマン、ババルウ星人=にせアストラ、アルギュロス=ニセウルトラマンアグル)が変身した姿。
もしくは、姿を似せたロボット(にせウルトラセブン、エースロボット、テラノイド)や、データをサンプリングして姿、形を模した者(ニセウルトラマンガイア)であった。
(その他として、妄想ウルトラセブン、イーヴィルティガ、幻影ウルトラマンアグルが存在。)
しかし、今回は直接ウルトラマンコスモス(ムサシ)に、カオスヘッダーが憑依し実体化してしまった。
すなわち、最強のニセウルトラマンである事に異存はない。
(テラノイドに、スフィアが取り付いた例もあり。)
そんなカオスウルトラマンを迎え撃ったコスモスであったが、エネルギーを消耗し力尽きてしまう。
ムサシの姿に戻ったが、所詮はカオスウルトラマンの敵ではない。
邪悪な光に姿を変えたカオスヘッダーに、全身を包み込まれてしまった。
今回は、ここまで。
ちょっと、辛口な意見を。
あれだけ「TEAM EYES」を敵視していた「防衛軍」が、素直にドイガキ隊員が持つカオスヘッダーのデータを必要としているのは・・・。
地球の一大事と言えば、それまでだが。
彼らの、プライドの葛藤を描写して欲しかったのだ。
また、群衆が逃げ惑うシーン、人々がTVモニターを食い入るように見つめるシーンがあれば、もっとリアリティが感じられたのではなかろうか。
「防衛軍」のワッペンは「JADF」なのに、「防衛軍」と「TEAM EYES」の対策会議のモニターのテロップが、「JDAF」になっていたのは、ちょっと変?
PSコスモスが姿を消した地点にムサシが現れ、カオスヘッダーにさらわれてしまったのだから、もうコスモスの正体はバレバレなのでは・・・。
「テックスピナー1号」完成の喜びも束の間に、カオスヘッダーがトレジャーベースに侵入してしまった。
執拗に、ムサシ=コスモスを襲う。
そして、ムサシに取り付いてしまった。
庇い切れないと判断したコスモスは、ムサシに変身を促す。
しかし、同時にカオスウルトラマンが誕生してしまった。
かつてのニセウルトラマンは、宇宙人(ザラブ星人=にせウルトラマン、ババルウ星人=にせアストラ、アルギュロス=ニセウルトラマンアグル)が変身した姿。
もしくは、姿を似せたロボット(にせウルトラセブン、エースロボット、テラノイド)や、データをサンプリングして姿、形を模した者(ニセウルトラマンガイア)であった。
(その他として、妄想ウルトラセブン、イーヴィルティガ、幻影ウルトラマンアグルが存在。)
しかし、今回は直接ウルトラマンコスモス(ムサシ)に、カオスヘッダーが憑依し実体化してしまった。
すなわち、最強のニセウルトラマンである事に異存はない。
(テラノイドに、スフィアが取り付いた例もあり。)
そんなカオスウルトラマンを迎え撃ったコスモスであったが、エネルギーを消耗し力尽きてしまう。
ムサシの姿に戻ったが、所詮はカオスウルトラマンの敵ではない。
邪悪な光に姿を変えたカオスヘッダーに、全身を包み込まれてしまった。
今回は、ここまで。
ちょっと、辛口な意見を。
あれだけ「TEAM EYES」を敵視していた「防衛軍」が、素直にドイガキ隊員が持つカオスヘッダーのデータを必要としているのは・・・。
地球の一大事と言えば、それまでだが。
彼らの、プライドの葛藤を描写して欲しかったのだ。
また、群衆が逃げ惑うシーン、人々がTVモニターを食い入るように見つめるシーンがあれば、もっとリアリティが感じられたのではなかろうか。
「防衛軍」のワッペンは「JADF」なのに、「防衛軍」と「TEAM EYES」の対策会議のモニターのテロップが、「JDAF」になっていたのは、ちょっと変?
PSコスモスが姿を消した地点にムサシが現れ、カオスヘッダーにさらわれてしまったのだから、もうコスモスの正体はバレバレなのでは・・・。
2015年12月19日土曜日
ウルトラマンコスモス 第38話 オヤジ星人
ヘルズキング登場
「オヤジ星人」・・・意味深なサブタイトルだけど、草野香織の父親・忠雄は、本当にオヤジ星人だった。
地球侵略の為に、用意周到に準備を進めていたベリル星人だったのだ。
しかも、ムサシがコスモスである事も知っていた。
何と、香織も実は「ネコ座第3惑星から来たニャントロ星人」だった(自称)。
仲間である、警官の姿をしたベリル星人を殺害してまでも、ムサシを救った草野忠雄(喜多浦食品株式会社第三営業部、紙袋には北浦監督の似顔絵が!!)=ベリル星人。
草野さんの身体を隠れ蓑にして、彼の生活を送った事が、ベリル星人の心を揺り動かした。
「大きな過ちを犯してしまった。」と言っていたが、家族愛を知ってしまった事が、地球の平和に繋がったからだ。
たこ焼きの味も覚えてしまったし・・・。
彼の身体を返し、ベリル星の裏切り者として、地球の家族に迷惑がかからないよう地球を去って行ったベリル星人。
まるで、平成版『ウルトラセブン』のダンみたいに・・・。
赤星昇一郎さんにしか演じられない、役柄のようでもありました。
コスモス対ヘルズキングの戦いは、BGMも含めてかなり異色。
これが鈴木健二(『ゴジラ2000』、『ゴジラ×メガギラスG消滅作戦』の特殊技術担当)特技監督のカラーなのか。
何はともあれ、未成年の時に見ておきたい「家族愛」を、「ウルトラテイスト」で魅せてくれた本話。
父娘の世代のギャップを、見事に埋めて見せた。
エンディングの映像はテックサンダーの出撃シーンのみで、次回の新テックサンダー登場への布石のようだ。
「オヤジ星人」・・・意味深なサブタイトルだけど、草野香織の父親・忠雄は、本当にオヤジ星人だった。
地球侵略の為に、用意周到に準備を進めていたベリル星人だったのだ。
しかも、ムサシがコスモスである事も知っていた。
何と、香織も実は「ネコ座第3惑星から来たニャントロ星人」だった(自称)。
仲間である、警官の姿をしたベリル星人を殺害してまでも、ムサシを救った草野忠雄(喜多浦食品株式会社第三営業部、紙袋には北浦監督の似顔絵が!!)=ベリル星人。
草野さんの身体を隠れ蓑にして、彼の生活を送った事が、ベリル星人の心を揺り動かした。
「大きな過ちを犯してしまった。」と言っていたが、家族愛を知ってしまった事が、地球の平和に繋がったからだ。
たこ焼きの味も覚えてしまったし・・・。
彼の身体を返し、ベリル星の裏切り者として、地球の家族に迷惑がかからないよう地球を去って行ったベリル星人。
まるで、平成版『ウルトラセブン』のダンみたいに・・・。
赤星昇一郎さんにしか演じられない、役柄のようでもありました。
コスモス対ヘルズキングの戦いは、BGMも含めてかなり異色。
これが鈴木健二(『ゴジラ2000』、『ゴジラ×メガギラスG消滅作戦』の特殊技術担当)特技監督のカラーなのか。
何はともあれ、未成年の時に見ておきたい「家族愛」を、「ウルトラテイスト」で魅せてくれた本話。
父娘の世代のギャップを、見事に埋めて見せた。
エンディングの映像はテックサンダーの出撃シーンのみで、次回の新テックサンダー登場への布石のようだ。
2015年12月18日金曜日
ウルトラマンコスモス 第37話 フブキ退任?!
テールダス登場
主人公以外が、サブタイトルに名を連ねるのは多くはない。
しかも、「退任」という大事件。
主人公が暴走して身勝手な行動を取った為に、責任を感じた他者が退任を自己申告するのではなく、その隊員自身がそうするは、各隊員のキャラが明快に確立されているがゆえの事。
今回登場した佐原司令官と西條武官の名前の由来は、勿論『ウルトラQ』(佐原健二氏=万城目淳、西條康彦氏=戸川一平)ですね。
知っていれば、「一粒で二度おいしい」です。
ムサシが「TEAM EYES」に入隊する1年前、怪獣保護の姿勢が自分のものになっていなかったフブキ隊員が怪獣に放った、「NX-0117弾」。
しかし、不発に終わってしまう。
あれから1年経ったある日、防衛軍の指揮下に入るよう、「TEAM EYES」に打診があった。
先頭に立って反発したのが、フブキだった。
ひとつの「出会い」が、彼の姿勢を変えたそうだ。
後に判るのだが、コスモスとの「出会い」が、彼をそうさせたのだ。
そんな時、例の怪獣であるテールダスが、1年振りに姿を現す。
しかも、不発弾を撃ち込まれたままで。
焦りから、一瞬フブキの心に芽生えた「怪獣を殺してしまおう。」という思い。
眼前の怪獣を保護するのではなく、殺してしまえば、事件が早期解決するのは明白。
結局、怪獣には逃げられてしまうのだが、フブキは自分自身の心を隠せず、ヒウラキャップに退任を申し出、トレジャーベースを後にしたのだ。
フブキの為にも、今回のオペレーションに必勝を期す隊員たち。
逃げ惑う群衆の中に、ひとり佇むフブキ。
コスモスが、怪獣を迎え撃つ。
倒れるコスモスの前の黄色いショベルカーが、画面の奥行きを見事に表現。
ひとり、不発弾を解除するフブキ。
これって1分の1サイズの小道具?CG?汚しがリアルだ。
「フブキさん、逃げちゃダメだ。コスモスは、逃げない。どんな時も、どんな事があっても。」と言うムサシの言葉(BGMには、主題歌のピアノアレンジ。内容との相乗効果が素晴らしい。心情的に、迫ってきます。)が、フブキの胸中に刻まれていたに違いない。
無事、事件は解決し「フブキさん、成長しましたね。」と言うムサシに、見事に関節技を決めるフブキ隊員。
今まで以上の存在感と信頼感が深まっていたようだ。
主人公以外が、サブタイトルに名を連ねるのは多くはない。
しかも、「退任」という大事件。
主人公が暴走して身勝手な行動を取った為に、責任を感じた他者が退任を自己申告するのではなく、その隊員自身がそうするは、各隊員のキャラが明快に確立されているがゆえの事。
今回登場した佐原司令官と西條武官の名前の由来は、勿論『ウルトラQ』(佐原健二氏=万城目淳、西條康彦氏=戸川一平)ですね。
知っていれば、「一粒で二度おいしい」です。
ムサシが「TEAM EYES」に入隊する1年前、怪獣保護の姿勢が自分のものになっていなかったフブキ隊員が怪獣に放った、「NX-0117弾」。
しかし、不発に終わってしまう。
あれから1年経ったある日、防衛軍の指揮下に入るよう、「TEAM EYES」に打診があった。
先頭に立って反発したのが、フブキだった。
ひとつの「出会い」が、彼の姿勢を変えたそうだ。
後に判るのだが、コスモスとの「出会い」が、彼をそうさせたのだ。
そんな時、例の怪獣であるテールダスが、1年振りに姿を現す。
しかも、不発弾を撃ち込まれたままで。
焦りから、一瞬フブキの心に芽生えた「怪獣を殺してしまおう。」という思い。
眼前の怪獣を保護するのではなく、殺してしまえば、事件が早期解決するのは明白。
結局、怪獣には逃げられてしまうのだが、フブキは自分自身の心を隠せず、ヒウラキャップに退任を申し出、トレジャーベースを後にしたのだ。
フブキの為にも、今回のオペレーションに必勝を期す隊員たち。
逃げ惑う群衆の中に、ひとり佇むフブキ。
コスモスが、怪獣を迎え撃つ。
倒れるコスモスの前の黄色いショベルカーが、画面の奥行きを見事に表現。
ひとり、不発弾を解除するフブキ。
これって1分の1サイズの小道具?CG?汚しがリアルだ。
「フブキさん、逃げちゃダメだ。コスモスは、逃げない。どんな時も、どんな事があっても。」と言うムサシの言葉(BGMには、主題歌のピアノアレンジ。内容との相乗効果が素晴らしい。心情的に、迫ってきます。)が、フブキの胸中に刻まれていたに違いない。
無事、事件は解決し「フブキさん、成長しましたね。」と言うムサシに、見事に関節技を決めるフブキ隊員。
今まで以上の存在感と信頼感が深まっていたようだ。
2015年12月17日木曜日
ウルトラマンコスモス 第36話 妖怪の山
ヤマワラワ マハゲノム登場
今回は、思わぬところからアヤノ隊員が大活躍。
ヤマワラワの再登場は、嬉しい限り。
鏑矢諸島に保護されていなくても、自然の中で人間と共存しているのは何よりだ。
ヤマワラワ山脈の麓の、日高村で巻き起こった大(珍?)事件。
ヤマワラワが町に行こうとして乗り込んだのは、やはり「らくだ便」。
原田監督の作品は、アヤノ隊員のカエルの縫いぐるみ、場面転換での木の実を使ったスライドシーン等、小道具が冴え渡る。
登場する子供たちも、首に携帯電話を吊り下げています。
神楽による伝説の如く、民芸品のような赤鬼妖怪(怪獣)マハゲノムが、防衛軍戦闘部隊「ベンガルズ」から逃走した先は、日高村だった。
戦車だけで、隊員が登場していないので、「ベンガルズ」の印象が薄いのは否めない。
「TEAM EYES」がマハゲノム対策に追われていた為、アヤノの「単独調査」が実現。
日高村は、年に一度の「鬼まつり」を翌日に控えていたが、過去の伝説が現実に起こってしまったのだ。
妖怪様が、悪い鬼・マハゲラを退治するという・・・。
サクラちゃんら4人とアヤノはヤマワラワをかくまうが、マハゲノムが暴れまくる為、巨大化して対峙。
ボクサー顔負けのパンチを乱打。
平成版『キングコング対ゴジラ』と言うのは、ちょっと言い過ぎかな。
ウルトラシリーズで、妖怪同士が激突するのも珍しい。
彼女達のもとを、そっと離れコスモスに変身するムサシ。
同時に、アヤノが怪訝な表情を浮かべる。
今回ばかりはアヤノも、コスモス=ムサシと確信したのではなかろうか。
ラストシーンで、アヤノの髪型も含めて茶化していたが、後の祭りなのでは・・・。
伝説の如く、マハゲノムを封印したのはヤマワラワだった。
マハゲノムを「さば折り」状態で抱え込み、ヤマワラワが発光。
共に縮小化すると共に封印。
ヤマワラワは、「光の獣人(巨人)」なのだろうか。
また、会えるよね。
祐一くん(第9話「森の友だち」)だって、会いたいのだから。
今回は、思わぬところからアヤノ隊員が大活躍。
ヤマワラワの再登場は、嬉しい限り。
鏑矢諸島に保護されていなくても、自然の中で人間と共存しているのは何よりだ。
ヤマワラワ山脈の麓の、日高村で巻き起こった大(珍?)事件。
ヤマワラワが町に行こうとして乗り込んだのは、やはり「らくだ便」。
原田監督の作品は、アヤノ隊員のカエルの縫いぐるみ、場面転換での木の実を使ったスライドシーン等、小道具が冴え渡る。
登場する子供たちも、首に携帯電話を吊り下げています。
神楽による伝説の如く、民芸品のような赤鬼妖怪(怪獣)マハゲノムが、防衛軍戦闘部隊「ベンガルズ」から逃走した先は、日高村だった。
戦車だけで、隊員が登場していないので、「ベンガルズ」の印象が薄いのは否めない。
「TEAM EYES」がマハゲノム対策に追われていた為、アヤノの「単独調査」が実現。
日高村は、年に一度の「鬼まつり」を翌日に控えていたが、過去の伝説が現実に起こってしまったのだ。
妖怪様が、悪い鬼・マハゲラを退治するという・・・。
サクラちゃんら4人とアヤノはヤマワラワをかくまうが、マハゲノムが暴れまくる為、巨大化して対峙。
ボクサー顔負けのパンチを乱打。
平成版『キングコング対ゴジラ』と言うのは、ちょっと言い過ぎかな。
ウルトラシリーズで、妖怪同士が激突するのも珍しい。
彼女達のもとを、そっと離れコスモスに変身するムサシ。
同時に、アヤノが怪訝な表情を浮かべる。
今回ばかりはアヤノも、コスモス=ムサシと確信したのではなかろうか。
ラストシーンで、アヤノの髪型も含めて茶化していたが、後の祭りなのでは・・・。
伝説の如く、マハゲノムを封印したのはヤマワラワだった。
マハゲノムを「さば折り」状態で抱え込み、ヤマワラワが発光。
共に縮小化すると共に封印。
ヤマワラワは、「光の獣人(巨人)」なのだろうか。
また、会えるよね。
祐一くん(第9話「森の友だち」)だって、会いたいのだから。
2015年12月16日水曜日
ウルトラマンコスモス 第35話 魔法の石
ラグストーン登場
新型のテックサンダーを開発すべく、「テック00(ゼロゼロ)テスト機」が颯爽と空を駆ける。
スピードはアップはするものの、機体の安定が不十分で、ドイガキ隊員の苦悩が続く。
しかし、アヤノ隊員(女流名人?)対フブキ隊員の「将棋対決」からヒントを得る。
まさに、「瓢箪から駒」。
敵陣に侵入した将棋の駒の裏返しを見て、何かを思いついたようだ。
次回へと続く伏線は、シリーズ構成の成せる技。
今回のカワヤ医師は女性のみならず、右田医師、更にラグストーンにまで嫌われていた。
結果的には、これで良かったのだが・・・。
ラグストーンの「光」を浴びて眠っていた脳が全開しても、その代償として感情を吸い取られていたのでは、生きているとは言えない。
ラグストーンが巨大化し、催眠術で人々を連れ去ろうとしている。
それを阻止すべく、コスモスが登場。
コスモスを吹っ飛ばしたラグストーンが、その勢いのまま、建設途中の建物に突っ込む姿は圧巻。
砕け散る建物を内部から捉えたカットは、特撮ならでは。
こういうカットを、積み重ねて欲しい。
「怒り」の感情のままに迫り来るラグストーンに、コスモスは防戦を余儀なくされ、ネイバスター光線も効果無し。
だが、「愛」が欲しいカワヤ医師の的確なアドバイスが、コスモスの効果的な攻撃を促し、人々に感情が蘇った。
感情を解き放ってしまったラグストーンはバラバラになり、円盤に吸収されて飛び去ってしまった。
カワヤ医師に助けられ、好感を抱いたシノブリーダーだったが、彼の寝言(他の女性の名前を連呼!!)が全てを御破算に。
「春」は、まだまだ訪れそうにありません。
新型のテックサンダーを開発すべく、「テック00(ゼロゼロ)テスト機」が颯爽と空を駆ける。
スピードはアップはするものの、機体の安定が不十分で、ドイガキ隊員の苦悩が続く。
しかし、アヤノ隊員(女流名人?)対フブキ隊員の「将棋対決」からヒントを得る。
まさに、「瓢箪から駒」。
敵陣に侵入した将棋の駒の裏返しを見て、何かを思いついたようだ。
次回へと続く伏線は、シリーズ構成の成せる技。
今回のカワヤ医師は女性のみならず、右田医師、更にラグストーンにまで嫌われていた。
結果的には、これで良かったのだが・・・。
ラグストーンの「光」を浴びて眠っていた脳が全開しても、その代償として感情を吸い取られていたのでは、生きているとは言えない。
ラグストーンが巨大化し、催眠術で人々を連れ去ろうとしている。
それを阻止すべく、コスモスが登場。
コスモスを吹っ飛ばしたラグストーンが、その勢いのまま、建設途中の建物に突っ込む姿は圧巻。
砕け散る建物を内部から捉えたカットは、特撮ならでは。
こういうカットを、積み重ねて欲しい。
「怒り」の感情のままに迫り来るラグストーンに、コスモスは防戦を余儀なくされ、ネイバスター光線も効果無し。
だが、「愛」が欲しいカワヤ医師の的確なアドバイスが、コスモスの効果的な攻撃を促し、人々に感情が蘇った。
感情を解き放ってしまったラグストーンはバラバラになり、円盤に吸収されて飛び去ってしまった。
カワヤ医師に助けられ、好感を抱いたシノブリーダーだったが、彼の寝言(他の女性の名前を連呼!!)が全てを御破算に。
「春」は、まだまだ訪れそうにありません。
2015年12月15日火曜日
ウルトラマンコスモス 第58話 カオス激襲
エリガル カオスエリガル登場
「探査宇宙船ワルツ3号」のパイロットであるミツヤが、太陽系のはずれP87ポイント近くの小惑星から持ち帰った鉱石。
それは、文字情報の記録媒体だった。
一部が翻訳され、「人々の考えは様々に混じり合い、乱れ、この星は、とてつもない混沌の中に・・・。」とカオスヘッダーの事が記されていた。
この鉱石は、カオスヘッダーに襲われた星のものらしい。
翌日の総攻撃を前にして、表情が冴えないムサシ隊員に対し、「何、考えてたの。」、「あたしの事だ。」とアヤノ隊員が冗談を。
「迷ってるの、ムサシだけじゃないよ。あたしだって。」と諭すアヤノ。
今回は、テックブースターのモジュールファィターにカオスキメラを大量に搭載し、P87ポイントに打ち込む作戦。
テックブースターの操縦は、ヒウラキャップ自らが。
しかし、キャップが一番危険な任務を遂行するのは、指揮官として軽率ではないのかとシノブリーダーが詰め寄る。
ヒウラの弁、それは「TEAM EYES」の本当の任務である「怪獣達を守る事」ではない任務だからだ。
本来の目的と異なる任務に、部下を携わらせる訳にはいかないという事だ。
ヒウラは、成すべき事の「原点」、「基本」を忘れていない素晴らしい指揮官。
世間や官僚の中には、部下を私利私欲の為に利用する輩が多いが、是非とも見習って欲しいものだ。
本来の目的に戻る為にも、P87ポイントへ向かわなければならないとの2人の会話を耳にしてしまったムサシの表情が雲る。
そのためには、カオスヘッダーを「倒す」しかないのかと。
エリガル出現の報を受け、「こんな時に」との表情を浮かべるシノブ。
シノブに被る、エリガルの鳴き声。
そして、エリガルが登場だったが、エリガルの鳴き声で尺を切って姿を映さなかった方が、緊迫感が伝わり易かったのでは。
なぜ、今回の登場怪獣がエリガルなのか。
選択肢としては、ゴルメデや主流の怪獣と思われるのだが。
逆に言えば、これこそが『ウルトラマンコスモス』の世界観なのだろう。
それとも、地上に出現しても救われない種族なのだろうか(初代、2代目は死亡。更に2代目は、2度もカオス化した挙句の果てに消滅)。
カオスヘッダーは、こちらの作戦を読んでいたようだ。
同時にトレジャーベースを覆い尽くし、機能を麻痺させてしまう。
対抗策を失ったヒウラは、足止めを食らい出撃不能に。
防衛軍の戦闘機が、あっさりと撃沈。
操縦者の顔を映し命の尊さを描写した方が、命の重さをテーマにしている『コスモス』の世界観とマッチするのではなかろうか。
前回のカオスウルトラマンカラミティとの戦いでの苦戦が、脳裏に浮かびながらも変身するムサシ。
カオスエリガルの細胞組織を変化させ、毒ガスの放出を停止。
カオスヘッダーを分離させ、何とかひと段落。
だが、カオスヘッダーは是非を問う。
逆に、我々の秩序を乱していると。
最終回に向けての7部作の構成。
本編には無かった、ドイガキと吉井ちゃんが手と手を取り合う場面が、エンディングの映像にありました。
「探査宇宙船ワルツ3号」のパイロットであるミツヤが、太陽系のはずれP87ポイント近くの小惑星から持ち帰った鉱石。
それは、文字情報の記録媒体だった。
一部が翻訳され、「人々の考えは様々に混じり合い、乱れ、この星は、とてつもない混沌の中に・・・。」とカオスヘッダーの事が記されていた。
この鉱石は、カオスヘッダーに襲われた星のものらしい。
翌日の総攻撃を前にして、表情が冴えないムサシ隊員に対し、「何、考えてたの。」、「あたしの事だ。」とアヤノ隊員が冗談を。
「迷ってるの、ムサシだけじゃないよ。あたしだって。」と諭すアヤノ。
今回は、テックブースターのモジュールファィターにカオスキメラを大量に搭載し、P87ポイントに打ち込む作戦。
テックブースターの操縦は、ヒウラキャップ自らが。
しかし、キャップが一番危険な任務を遂行するのは、指揮官として軽率ではないのかとシノブリーダーが詰め寄る。
ヒウラの弁、それは「TEAM EYES」の本当の任務である「怪獣達を守る事」ではない任務だからだ。
本来の目的と異なる任務に、部下を携わらせる訳にはいかないという事だ。
ヒウラは、成すべき事の「原点」、「基本」を忘れていない素晴らしい指揮官。
世間や官僚の中には、部下を私利私欲の為に利用する輩が多いが、是非とも見習って欲しいものだ。
本来の目的に戻る為にも、P87ポイントへ向かわなければならないとの2人の会話を耳にしてしまったムサシの表情が雲る。
そのためには、カオスヘッダーを「倒す」しかないのかと。
エリガル出現の報を受け、「こんな時に」との表情を浮かべるシノブ。
シノブに被る、エリガルの鳴き声。
そして、エリガルが登場だったが、エリガルの鳴き声で尺を切って姿を映さなかった方が、緊迫感が伝わり易かったのでは。
なぜ、今回の登場怪獣がエリガルなのか。
選択肢としては、ゴルメデや主流の怪獣と思われるのだが。
逆に言えば、これこそが『ウルトラマンコスモス』の世界観なのだろう。
それとも、地上に出現しても救われない種族なのだろうか(初代、2代目は死亡。更に2代目は、2度もカオス化した挙句の果てに消滅)。
カオスヘッダーは、こちらの作戦を読んでいたようだ。
同時にトレジャーベースを覆い尽くし、機能を麻痺させてしまう。
対抗策を失ったヒウラは、足止めを食らい出撃不能に。
防衛軍の戦闘機が、あっさりと撃沈。
操縦者の顔を映し命の尊さを描写した方が、命の重さをテーマにしている『コスモス』の世界観とマッチするのではなかろうか。
前回のカオスウルトラマンカラミティとの戦いでの苦戦が、脳裏に浮かびながらも変身するムサシ。
カオスエリガルの細胞組織を変化させ、毒ガスの放出を停止。
カオスヘッダーを分離させ、何とかひと段落。
だが、カオスヘッダーは是非を問う。
逆に、我々の秩序を乱していると。
最終回に向けての7部作の構成。
本編には無かった、ドイガキと吉井ちゃんが手と手を取り合う場面が、エンディングの映像にありました。
ウルトラマンコスモス 第34話 海神(かいじん)の怒り
レイキュラ登場
ドイガキ隊員が、遂に吉井ユカリをゲット。
これまでは、隊員の「恋」はなかなか成就しなかった。
今回は、それを覆したお話なのだ。
海底で発見された、遺跡を巡る物語。
人類を滅ぼそうとした、石像(海の番人)が復活。
それを封じたのは、ユカリが発見した、彼女の耳にだけ聞こえる不思議な音色の貝だった。
これが今回のあらすじだが、最近の『コスモス』は、ちょっとパワーダウンしているのでは?
確かに、これまでのシリーズでは数えるほどしか登場しなかった海底メカが、度々登場しているのは素晴らしい。
だが、「古代の遺跡を発見」、「ウルトラマンの活躍だけでは手に負えない」、「それを封じる為、アイテムで解決」といった流れ(『ウルトラマン』第7話「バラージの青い石」)には、新しいものへの挑戦が感じられない。
さらに、ドイガキとユカリを中心にしたストーリーの是非を問うつもりは無いが、大事件にも関わらず、民間人の反応に一切触れられていないのも、悪い意味で現実離れしている。
昭和の第1期の作品『ウルトラQ』、『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』には、当時は理想に過ぎないが、何年後かには実現するかもしれないという「メカニック」、「構想」等の「驚き」や「夢」(良い意味での現実離れ)が満ち溢れていた。
あらゆるものが氾濫し、出し尽くされてしまった昨今かもしれないが、「ウルトラシリーズ」を永遠に継続させるには、思い切った「大革新」が必要なのではなかろうか。
昨今の『ウルトラマンティガ』、『ウルトラマンダイナ』、『ウルトラマンガイア』という、一連の進化の流れを経験しているだけに、余計に痛感してならない。
もう最後だと思っていた、オリジナルビデオ版『ウルトラセブン』が、何度かにわたり製作され続けたが、もう『ウルトラセブン』を製作しなくても大丈夫な「新作」にも期待したいが、それだけ『ウルトラマンコスモス』への期待は計り知れないのだ。
ドイガキ隊員が、遂に吉井ユカリをゲット。
これまでは、隊員の「恋」はなかなか成就しなかった。
今回は、それを覆したお話なのだ。
海底で発見された、遺跡を巡る物語。
人類を滅ぼそうとした、石像(海の番人)が復活。
それを封じたのは、ユカリが発見した、彼女の耳にだけ聞こえる不思議な音色の貝だった。
これが今回のあらすじだが、最近の『コスモス』は、ちょっとパワーダウンしているのでは?
確かに、これまでのシリーズでは数えるほどしか登場しなかった海底メカが、度々登場しているのは素晴らしい。
だが、「古代の遺跡を発見」、「ウルトラマンの活躍だけでは手に負えない」、「それを封じる為、アイテムで解決」といった流れ(『ウルトラマン』第7話「バラージの青い石」)には、新しいものへの挑戦が感じられない。
さらに、ドイガキとユカリを中心にしたストーリーの是非を問うつもりは無いが、大事件にも関わらず、民間人の反応に一切触れられていないのも、悪い意味で現実離れしている。
昭和の第1期の作品『ウルトラQ』、『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』には、当時は理想に過ぎないが、何年後かには実現するかもしれないという「メカニック」、「構想」等の「驚き」や「夢」(良い意味での現実離れ)が満ち溢れていた。
あらゆるものが氾濫し、出し尽くされてしまった昨今かもしれないが、「ウルトラシリーズ」を永遠に継続させるには、思い切った「大革新」が必要なのではなかろうか。
昨今の『ウルトラマンティガ』、『ウルトラマンダイナ』、『ウルトラマンガイア』という、一連の進化の流れを経験しているだけに、余計に痛感してならない。
もう最後だと思っていた、オリジナルビデオ版『ウルトラセブン』が、何度かにわたり製作され続けたが、もう『ウルトラセブン』を製作しなくても大丈夫な「新作」にも期待したいが、それだけ『ウルトラマンコスモス』への期待は計り知れないのだ。
2015年12月14日月曜日
ウルトラマンコスモス 第33話 怪獣狙撃手(ハンター)
ネルドラント カオスネルドラント登場
怪獣殲滅兵器開発チーム「ガウス」のチーフ、ナガレジュンヤ(『ブルースワット』ショウ役)。
人々を守る為に怪獣は殲滅させるという、防衛軍の思想は絶対悪ではない。
だからこそ、その都度、怪獣保護を主張する「TEAM YEYS」とは、意見が衝突してしまう。
防衛軍の姿勢は、『コスモス』放映開始時のテーマに対する、スタッフ自らへの問い掛けであり、挑戦でもあるのだろう。
怪獣を無暗矢鱈に攻撃しないという難題に、毎回挑んでいるであろう。
怪獣保護の理念を、もっと世間一般に受け入れてもらうべく、鏑矢諸島の「怪獣保護センター」を見学して貰い、「生命」の尊さを見て、感じてもらうのも一考ではなかろうか。
「TEAM EYES」のメンバーに、「優しさを語り合う弱い集団」。
「優しさじゃ、平和は得られない。」、「力こそ、平和を手にする事が出来るんだ。」と、持論をぶちまけるナガレチーフ。
しかし、ムサシは毅然と切り返してみせた。
「力でねじ伏せて、ただ殺すだけだったら、人殺しと変わらない。」と。
えクリプスモードへの、苦闘があったからこその確信だ。
だが、ナガレには「深い傷」があった。
怪獣災害で、友達を助けようとして犠牲になった妹・みゆきの死。
平和を守る為に、怪獣を殺す。
少し、偏りかもしれないが、難しいところでもある。
殺人事件の犯人に対する復讐の念を、全ての人々に向けていると言えなくもないからだ。
ネルドラントに留めを刺そうとするナガレと、それを阻むムサシ。
なんと、そこにカオスヘッダーが。
ネルドラントは、元気に、しかも凶暴になってしまったから最悪の事態だ。
極限の状況の中で、お互いを守りあうナガレとムサシ。
炎に包まれたムサシが、コスモスへ変身。
苦戦の末、カオスネルドラントを何とか撃滅したコスモス。
ネルドラントは鏑矢諸島に運ばれ、リハビリに励んでいるとの事。
「TEAM EYES」の作戦室に、再びナガレがやって来た。
「人命と街を守りたいという願いは同じだ。」との1点に於いて、共通項を見出したのであった。
この時、ナガレが妹のお墓に立ち寄ってから「TEAM EYES」の作戦室を訪れていたのかもしれません。
更なる誓いを胸に秘め、少しは「深い傷」が埋まろうとしていたのではなかろうか。
怪獣殲滅兵器開発チーム「ガウス」のチーフ、ナガレジュンヤ(『ブルースワット』ショウ役)。
人々を守る為に怪獣は殲滅させるという、防衛軍の思想は絶対悪ではない。
だからこそ、その都度、怪獣保護を主張する「TEAM YEYS」とは、意見が衝突してしまう。
防衛軍の姿勢は、『コスモス』放映開始時のテーマに対する、スタッフ自らへの問い掛けであり、挑戦でもあるのだろう。
怪獣を無暗矢鱈に攻撃しないという難題に、毎回挑んでいるであろう。
怪獣保護の理念を、もっと世間一般に受け入れてもらうべく、鏑矢諸島の「怪獣保護センター」を見学して貰い、「生命」の尊さを見て、感じてもらうのも一考ではなかろうか。
「TEAM EYES」のメンバーに、「優しさを語り合う弱い集団」。
「優しさじゃ、平和は得られない。」、「力こそ、平和を手にする事が出来るんだ。」と、持論をぶちまけるナガレチーフ。
しかし、ムサシは毅然と切り返してみせた。
「力でねじ伏せて、ただ殺すだけだったら、人殺しと変わらない。」と。
えクリプスモードへの、苦闘があったからこその確信だ。
だが、ナガレには「深い傷」があった。
怪獣災害で、友達を助けようとして犠牲になった妹・みゆきの死。
平和を守る為に、怪獣を殺す。
少し、偏りかもしれないが、難しいところでもある。
殺人事件の犯人に対する復讐の念を、全ての人々に向けていると言えなくもないからだ。
ネルドラントに留めを刺そうとするナガレと、それを阻むムサシ。
なんと、そこにカオスヘッダーが。
ネルドラントは、元気に、しかも凶暴になってしまったから最悪の事態だ。
極限の状況の中で、お互いを守りあうナガレとムサシ。
炎に包まれたムサシが、コスモスへ変身。
苦戦の末、カオスネルドラントを何とか撃滅したコスモス。
ネルドラントは鏑矢諸島に運ばれ、リハビリに励んでいるとの事。
「TEAM EYES」の作戦室に、再びナガレがやって来た。
「人命と街を守りたいという願いは同じだ。」との1点に於いて、共通項を見出したのであった。
この時、ナガレが妹のお墓に立ち寄ってから「TEAM EYES」の作戦室を訪れていたのかもしれません。
更なる誓いを胸に秘め、少しは「深い傷」が埋まろうとしていたのではなかろうか。
2015年12月13日日曜日
ウルトラマンコスモス 第32話 悪夢の実験
ゴルメデβ 鏑矢諸島の怪獣たち登場
リドリアス、スピットル、モグルドン(万国旗で派手に、どこかへお出かけ?)、ミーニン(額の絆創膏が取れてないね!)、イフェメラ(の卵)、ジェルガ、ボルギルス、と錚々たる顔ぶれ。
「鏑矢怪獣総進撃」と言ったところだろうか。
「強力麻酔弾実験計画」、対怪獣強力麻酔弾「Dream sleep」の実験を、保護している怪獣たちで試そうとしたが、ムサシが人選(怪獣選?)に迷っている時、B5エリアにゴルメデβが出現。
怪獣出現の報は、「怪獣保護管理センター」にも、逐一連絡があるようだ。
なぜ、怪獣が出現して暴れるのか?
ムサシの問い掛けに、ドイガキ隊員が答える間もなく防衛軍が登場。
怪獣保護を唱える「TEAM EYES」と西條が、イデオロギーの闘争だ。
「Dream sleep」の使用を躊躇うムサシを尻目に、防衛軍が攻撃を開始したのだが、退治するどころか、ゴルメデβの生命力反応が増してしまった。
怪獣の体内の汚れた産業廃棄物は、防衛軍の開発工場から汚染物質として地下水脈を通じてタレ流されていたのが原因であった。
怪獣が大暴れする原因、要因は人間にあったのだ。
環境問題と同様で、結局は人災でもあるようだ。
怪獣の攻撃により、墜落するテックサンダー3号。
ムサシがコスモスに変身するのは、ちょっと違和感が。
撃墜され、踏み潰されているのに、いきなり右手にコスモプラックをアップで映されても・・・。
ゴルメデβも、コスモスの活躍で無事に保護された。
鏑矢諸島の新入りとして、第2の人生(獣生?)を歩むのだろう。
モグルドンは、ボルギルスに友達になって貰えなかったのかな?
鏑矢諸島を訪れたアヤノ隊員を追い回していたけど、結構、寂しがり屋みたい。
モグルドンとボルギルスの新撮は、やはり嬉しいですね。
リドリアス、スピットル、モグルドン(万国旗で派手に、どこかへお出かけ?)、ミーニン(額の絆創膏が取れてないね!)、イフェメラ(の卵)、ジェルガ、ボルギルス、と錚々たる顔ぶれ。
「鏑矢怪獣総進撃」と言ったところだろうか。
「強力麻酔弾実験計画」、対怪獣強力麻酔弾「Dream sleep」の実験を、保護している怪獣たちで試そうとしたが、ムサシが人選(怪獣選?)に迷っている時、B5エリアにゴルメデβが出現。
怪獣出現の報は、「怪獣保護管理センター」にも、逐一連絡があるようだ。
なぜ、怪獣が出現して暴れるのか?
ムサシの問い掛けに、ドイガキ隊員が答える間もなく防衛軍が登場。
怪獣保護を唱える「TEAM EYES」と西條が、イデオロギーの闘争だ。
「Dream sleep」の使用を躊躇うムサシを尻目に、防衛軍が攻撃を開始したのだが、退治するどころか、ゴルメデβの生命力反応が増してしまった。
怪獣の体内の汚れた産業廃棄物は、防衛軍の開発工場から汚染物質として地下水脈を通じてタレ流されていたのが原因であった。
怪獣が大暴れする原因、要因は人間にあったのだ。
環境問題と同様で、結局は人災でもあるようだ。
怪獣の攻撃により、墜落するテックサンダー3号。
ムサシがコスモスに変身するのは、ちょっと違和感が。
撃墜され、踏み潰されているのに、いきなり右手にコスモプラックをアップで映されても・・・。
ゴルメデβも、コスモスの活躍で無事に保護された。
鏑矢諸島の新入りとして、第2の人生(獣生?)を歩むのだろう。
モグルドンは、ボルギルスに友達になって貰えなかったのかな?
鏑矢諸島を訪れたアヤノ隊員を追い回していたけど、結構、寂しがり屋みたい。
モグルドンとボルギルスの新撮は、やはり嬉しいですね。
2015年12月12日土曜日
ウルトラマンコスモス 第31話 ゴンを救え
クレバーゴン カオスクレバーゴン登場
オープニング映像に、コスモスのエクリプスモードがワンカット挿入された。
遂に、カオスヘッダーが直接コスモスを狙い始めた。
ムサシ隊員を襲ったが、クレバーゴンの身代わりにより、ゴン(クレバーゴン)が取り付かれてしまう。
カオスクレバーゴンが体内に車を放り込む姿は、『ウルトラセブン』第38話「勇気ある戦い」そのもの。
昭和の「セブン対クレージーゴーン」が、平成で「コスモス対クレバーゴーン」として蘇りワクワクする。
「信頼と勇気」がないとゴンを救えないと、コスモスへの変身を拒まれたムサシだが、カワヤ医師の助言により再び立ち上がる。
カワヤ医師は、かつては臨床医だったが、友達の重い病を救う手術を勇気が無かった為に引き受けられなかったと。
友は助かったが信頼を裏切った為、研究班に移ったのだ。
カオスヘッダーに取り付かれたゴンだったが、ムサシと過ごした楽しかった日々の記憶は失われてはいなかった。
彼を信頼するかのように、ゴンは動きを停止。
ゴンの勇気だったのだろう。
コスモスは、エクリプスモードにチェンジし、ゴンま中のバイオチップに取り付いていたカオスヘッダーだけを見事にコズミューム光線で撃ち抜いたのだ。
お互いの、「信頼と良勇」が呼んだ勝利だった。
オープニング映像に、コスモスのエクリプスモードがワンカット挿入された。
遂に、カオスヘッダーが直接コスモスを狙い始めた。
ムサシ隊員を襲ったが、クレバーゴンの身代わりにより、ゴン(クレバーゴン)が取り付かれてしまう。
カオスクレバーゴンが体内に車を放り込む姿は、『ウルトラセブン』第38話「勇気ある戦い」そのもの。
昭和の「セブン対クレージーゴーン」が、平成で「コスモス対クレバーゴーン」として蘇りワクワクする。
「信頼と勇気」がないとゴンを救えないと、コスモスへの変身を拒まれたムサシだが、カワヤ医師の助言により再び立ち上がる。
カワヤ医師は、かつては臨床医だったが、友達の重い病を救う手術を勇気が無かった為に引き受けられなかったと。
友は助かったが信頼を裏切った為、研究班に移ったのだ。
カオスヘッダーに取り付かれたゴンだったが、ムサシと過ごした楽しかった日々の記憶は失われてはいなかった。
彼を信頼するかのように、ゴンは動きを停止。
ゴンの勇気だったのだろう。
コスモスは、エクリプスモードにチェンジし、ゴンま中のバイオチップに取り付いていたカオスヘッダーだけを見事にコズミューム光線で撃ち抜いたのだ。
お互いの、「信頼と良勇」が呼んだ勝利だった。
2015年12月11日金曜日
ウルトラマンコスモス 第30話 エクリプス
カオスヘッダー・メビュート りドリアス登場
コスモスが倒された今、「TEAM EYES」も防衛軍をバックアップする事になった。
実体カオスヘッダーを保護する訳にもいかず、妥当な案だ。
コスモスを探すムサシは、ユウキくんが持って来たゴンと再会。
ユウキくんがムサシを元気づける為にやって来たのだ。
ムサシはいつも他人を励まし、元気にし勇気を与えていた。
だから、自分が困難に遭遇した時に、それが自分に還元されたのだ。
すなわち、他人を励ます事は、自分自身を励ます事でもあるのだ。
V3エリアに出現した実体カオスヘッダーだったが、防衛軍はもとより「TEAM EYES」も歯が立たない。
やはり、コスモスの力が必要なのだ。
コスモスを発見したムサシは、アヤノ、ショージ、ユウキくん、ゴンと一緒に「光」を照射する。
ムサシ以外にはコスモスが見えないので、ゴンが鏡を持って「ここかな。」というのがカワイイ。
だが、数千年に一度の7分を超える皆既日食が、コスモスの交信信号(1420mhz)を弱らせてしまう。
避難せずに、コスモスに「光」を照射し続けるアヤノ隊員の姿には、ムサシ同様に私も感動。
見せかけの勇気ではなく、本当の勇気を垣間見たようだ。
実体カオスヘッダーが襲いかかって来る。
その大ピンチを救ったのは、癒し系怪獣だと思っていたリドリアスだった。
とても逞しく、かっこ良く見えた。
イケヤマ管理官の判断で解放されたリドリアスだったが、ヒウラキャップの悪い予感が的中。
リドリアスが、カオスヘッダーに乗っとられようとしてしまう。
しかし、過去に取り付かれていた為に、一時的にカオスヘッダーを抑える抗体を作り出していたのだ。
エリガル同様、今後の対カオスヘッダー対策の糸口が掴めたのだ。
コスモスの姿が、アヤノにも見えた。
「怪獣を守りたいという、夢があるからだよ。夢を見続ける勇気があれば、ウルトラマンはきっと見える。」とムサシが言う。
アヤノの、そして皆の勇気を持ちえたムサシの心が、コスモスに見えた。
コスモスがムサシと分離したのは、彼の命を守る為だった事を告げる。
皆既日食という最悪の状況の中での「輝き」がムサシを包み込み、コスモスと一体化したその時、コスモスは蘇った。
ムサシが皆から貰った優しさと強さ、そして勇気が新しいコスモスを誕生させた。
もしも、コスモスが地球を再度訪れなかったら、またムサシがアヤノと出会っていなければ、突然変異体のようなエクリプスモードは誕生していなかっただろう。
コスモスが倒された今、「TEAM EYES」も防衛軍をバックアップする事になった。
実体カオスヘッダーを保護する訳にもいかず、妥当な案だ。
コスモスを探すムサシは、ユウキくんが持って来たゴンと再会。
ユウキくんがムサシを元気づける為にやって来たのだ。
ムサシはいつも他人を励まし、元気にし勇気を与えていた。
だから、自分が困難に遭遇した時に、それが自分に還元されたのだ。
すなわち、他人を励ます事は、自分自身を励ます事でもあるのだ。
V3エリアに出現した実体カオスヘッダーだったが、防衛軍はもとより「TEAM EYES」も歯が立たない。
やはり、コスモスの力が必要なのだ。
コスモスを発見したムサシは、アヤノ、ショージ、ユウキくん、ゴンと一緒に「光」を照射する。
ムサシ以外にはコスモスが見えないので、ゴンが鏡を持って「ここかな。」というのがカワイイ。
だが、数千年に一度の7分を超える皆既日食が、コスモスの交信信号(1420mhz)を弱らせてしまう。
避難せずに、コスモスに「光」を照射し続けるアヤノ隊員の姿には、ムサシ同様に私も感動。
見せかけの勇気ではなく、本当の勇気を垣間見たようだ。
実体カオスヘッダーが襲いかかって来る。
その大ピンチを救ったのは、癒し系怪獣だと思っていたリドリアスだった。
とても逞しく、かっこ良く見えた。
イケヤマ管理官の判断で解放されたリドリアスだったが、ヒウラキャップの悪い予感が的中。
リドリアスが、カオスヘッダーに乗っとられようとしてしまう。
しかし、過去に取り付かれていた為に、一時的にカオスヘッダーを抑える抗体を作り出していたのだ。
エリガル同様、今後の対カオスヘッダー対策の糸口が掴めたのだ。
コスモスの姿が、アヤノにも見えた。
「怪獣を守りたいという、夢があるからだよ。夢を見続ける勇気があれば、ウルトラマンはきっと見える。」とムサシが言う。
アヤノの、そして皆の勇気を持ちえたムサシの心が、コスモスに見えた。
コスモスがムサシと分離したのは、彼の命を守る為だった事を告げる。
皆既日食という最悪の状況の中での「輝き」がムサシを包み込み、コスモスと一体化したその時、コスモスは蘇った。
ムサシが皆から貰った優しさと強さ、そして勇気が新しいコスモスを誕生させた。
もしも、コスモスが地球を再度訪れなかったら、またムサシがアヤノと出会っていなければ、突然変異体のようなエクリプスモードは誕生していなかっただろう。
2015年12月10日木曜日
ウルトラマンコスモス 第29話 夢見る勇気
カオスエリガル カオスヘッダー・メビュート リドリアス登場
「ルナ対コスモス」の戦い、夢か・・・。
エリガルを救えなかった事が、ムサシの胸に深い傷となって残っているようだ。
準レギュラーのようなリドリアスに問い掛けるが、怪獣保護の限界をアヤノも感じている様子。
ムサシは、幼なじみのショウジと久々の再会。
なんとクレバーゴンは2年前に、足の手術を受ける「勇気」と一緒に、彼の弟ユウキくんにプレゼントされていたのだった。
本話のサブタイトルだけでなく、内容も『ウルトラセブン』第38話「勇気ある戦い」と重ね合わせる事が出来る。
そして、ムサシが誰にも信じてもらえなかった事(コスモスとの出会い)を、真剣に聞いてくれたのはゴン(クレバーゴン)だった。
だから、他の人が信じてしれなくても「勇気を持って、何を言われても我慢出来た。」と。
「今の時代、我慢する事が結構出来ないんだよね。すぐ、キレてしまって。」とショウジくんがアヤノに語っていたけど、「夢を見続ける勇気」をムサシの姿から学んだようだ。
またまた出現した、カオスエリガル。
リドリアスと準レギュラーを争っているのか(冗談です)。
何とか救いたいとの思いから、辛抱強くフルムーンレクトを照射するが、姿を現したのは実体カオスヘッダー。
その鳴き声はガタノゾーア(『ウルトラマンティガ』)のようであり、それだけで邪悪さを感じてしまう。
しかも、ずる賢い事にエリガルの姿で、コスモスのエネルギーを使い果たしてやろうとの算段だ。
ムサシの悪夢、コロナが実体カオスヘッダーであり、激突した両者だったが、その衝撃でムサシとコスモスが分離してしまった。
こんなの初めてだ、まだ最終回でもないのに。
しかも、コスモプラックも輝石に戻ってしまい、正にダブルインバクト!!
エネルギーを消耗し、姿を消してしまったコスモス。
何かを感じたのだろう。
鏑矢諸島では、リドリアスが悲しそうに悲鳴を上げていた。
そして次回へと続く。
「ルナ対コスモス」の戦い、夢か・・・。
エリガルを救えなかった事が、ムサシの胸に深い傷となって残っているようだ。
準レギュラーのようなリドリアスに問い掛けるが、怪獣保護の限界をアヤノも感じている様子。
ムサシは、幼なじみのショウジと久々の再会。
なんとクレバーゴンは2年前に、足の手術を受ける「勇気」と一緒に、彼の弟ユウキくんにプレゼントされていたのだった。
本話のサブタイトルだけでなく、内容も『ウルトラセブン』第38話「勇気ある戦い」と重ね合わせる事が出来る。
そして、ムサシが誰にも信じてもらえなかった事(コスモスとの出会い)を、真剣に聞いてくれたのはゴン(クレバーゴン)だった。
だから、他の人が信じてしれなくても「勇気を持って、何を言われても我慢出来た。」と。
「今の時代、我慢する事が結構出来ないんだよね。すぐ、キレてしまって。」とショウジくんがアヤノに語っていたけど、「夢を見続ける勇気」をムサシの姿から学んだようだ。
またまた出現した、カオスエリガル。
リドリアスと準レギュラーを争っているのか(冗談です)。
何とか救いたいとの思いから、辛抱強くフルムーンレクトを照射するが、姿を現したのは実体カオスヘッダー。
その鳴き声はガタノゾーア(『ウルトラマンティガ』)のようであり、それだけで邪悪さを感じてしまう。
しかも、ずる賢い事にエリガルの姿で、コスモスのエネルギーを使い果たしてやろうとの算段だ。
ムサシの悪夢、コロナが実体カオスヘッダーであり、激突した両者だったが、その衝撃でムサシとコスモスが分離してしまった。
こんなの初めてだ、まだ最終回でもないのに。
しかも、コスモプラックも輝石に戻ってしまい、正にダブルインバクト!!
エネルギーを消耗し、姿を消してしまったコスモス。
何かを感じたのだろう。
鏑矢諸島では、リドリアスが悲しそうに悲鳴を上げていた。
そして次回へと続く。
2015年12月9日水曜日
ウルトラマンコスモス 第28話 強さと力
エリガル カオスエリガル登場
今回のムサシは、ちょっと変で、かなりイライラしている。
カオスヘッダー・イブリースとの戦い(第26話「カオスを倒す力」)で、自分の力不足を感じたからだろうが、唐突の感が否めない。
せっかく長期のシリーズ構成が出来ているのだから、第27話で多少なりとも、ムサシの微妙な心理を表現して欲しかった。
でも、サブタイトルは素晴らしい。
第26話の「カオスを倒す力」には、今回の「強さ」が必要だという「力」が、合わせ鏡のようになっているからだ。
怪獣保護に賛同していた我々だったが、収録に訪れたテレビレポーターの言葉「怪獣の生き死にの権利を、あなた(ヒウラキャップ)や、TEAM EYESが握っているわけですよね。」は、結構ショックだった。
しかも、「安易に攻撃に移りすぎている。」と。
たしかに、そうかもしれない。
他者の生存権を左右する事は、誰にも出来ないはず。
主題歌の歌詞にもある「力で勝つだけじゃ何かが足りない♪」に対する双方からの疑問を、2クールを過ぎて、作品にしてしまうとは思ってもいなかった。
何を焦っているんだ、ムサシ隊員。
ヒウラキャップは、彼の全てを見通していた。
「強くなる事と、力をつける事は同じだと思うか。」、「力に頼らない、強さもあると思うがな。」と優しく諭す。
38連敗中の対フブキ戦での空手に、初勝利したムサシの後味の悪さを見事に指摘していた。
今のムサシの姿は、「勝つ為なら、何でもしてやる。」という、一昔前の凶器を振りかざしていた外人レスラーのように見えてしまった。
初代、2代と現れた怪獣エリガル。
見かけは可愛らしいが、ストーリーは結構シビア。
初代はやむおえず退治されたが、2代目は自分の力で取り付いていたカオスヘッダーを抑えつけていた。
しかし、「TEAM EYES」が決行した事が、カオスヘッダーの力を解放してしまった。
良かれと思った事が仇となり、「小さな親切、大きなお世話」状態になってしまったのだ。
我々の日常にも多々ある事だが、悲しいかなカオスエリガルを倒したものの、コロナエキストラクトを最大の力で放っていたために、2代目エリガルも絶命。
まるで、エリガルの種族が呪われているかのように。
夕陽が沈むまで、エリガルの亡骸を抱き抱えるコスモス。
ムサシが叫ぶ。
「何故だ、何故なんだコスモス。僕が力を、力を求め過ぎたのがいけなかったのか。力は、優しさを消してしまうのか。返事をしてくれ、コスモス、コスモス。」
ウルトラマンを宿す人間が、ここまで不信感を露わにした事が、かつてあっただろうか。
ムサシとコスモスの存在が対等である以上に、お互いの信頼関係に亀裂が入ろうとしているようだ。
今回のムサシは、ちょっと変で、かなりイライラしている。
カオスヘッダー・イブリースとの戦い(第26話「カオスを倒す力」)で、自分の力不足を感じたからだろうが、唐突の感が否めない。
せっかく長期のシリーズ構成が出来ているのだから、第27話で多少なりとも、ムサシの微妙な心理を表現して欲しかった。
でも、サブタイトルは素晴らしい。
第26話の「カオスを倒す力」には、今回の「強さ」が必要だという「力」が、合わせ鏡のようになっているからだ。
怪獣保護に賛同していた我々だったが、収録に訪れたテレビレポーターの言葉「怪獣の生き死にの権利を、あなた(ヒウラキャップ)や、TEAM EYESが握っているわけですよね。」は、結構ショックだった。
しかも、「安易に攻撃に移りすぎている。」と。
たしかに、そうかもしれない。
他者の生存権を左右する事は、誰にも出来ないはず。
主題歌の歌詞にもある「力で勝つだけじゃ何かが足りない♪」に対する双方からの疑問を、2クールを過ぎて、作品にしてしまうとは思ってもいなかった。
何を焦っているんだ、ムサシ隊員。
ヒウラキャップは、彼の全てを見通していた。
「強くなる事と、力をつける事は同じだと思うか。」、「力に頼らない、強さもあると思うがな。」と優しく諭す。
38連敗中の対フブキ戦での空手に、初勝利したムサシの後味の悪さを見事に指摘していた。
今のムサシの姿は、「勝つ為なら、何でもしてやる。」という、一昔前の凶器を振りかざしていた外人レスラーのように見えてしまった。
初代、2代と現れた怪獣エリガル。
見かけは可愛らしいが、ストーリーは結構シビア。
初代はやむおえず退治されたが、2代目は自分の力で取り付いていたカオスヘッダーを抑えつけていた。
しかし、「TEAM EYES」が決行した事が、カオスヘッダーの力を解放してしまった。
良かれと思った事が仇となり、「小さな親切、大きなお世話」状態になってしまったのだ。
我々の日常にも多々ある事だが、悲しいかなカオスエリガルを倒したものの、コロナエキストラクトを最大の力で放っていたために、2代目エリガルも絶命。
まるで、エリガルの種族が呪われているかのように。
夕陽が沈むまで、エリガルの亡骸を抱き抱えるコスモス。
ムサシが叫ぶ。
「何故だ、何故なんだコスモス。僕が力を、力を求め過ぎたのがいけなかったのか。力は、優しさを消してしまうのか。返事をしてくれ、コスモス、コスモス。」
ウルトラマンを宿す人間が、ここまで不信感を露わにした事が、かつてあっただろうか。
ムサシとコスモスの存在が対等である以上に、お互いの信頼関係に亀裂が入ろうとしているようだ。
2015年12月8日火曜日
ウルトラマンコスモス 第27話 地球生まれの宇宙怪獣
ザランガ ベビーザランガ登場
アヤノ隊員の「落ちました。」から始まった宇宙怪獣の「捕獲作戦」。
宇宙から落下し、下半身が地面に埋まってしまった怪獣を、ケーブルで引き上げようというのだ。
テックサンダーが両腕を引っ張る様子は、傍から見ていると、怪獣が「凧揚げ」をしているようでした。
宇宙怪獣の飛来を、妙に喜んでいたムサシが、作戦失敗を見かね「もう、世話の焼ける奴だな。」と嬉しそうに変身。
やっとこさと、怪獣を地面から引き上げると、デッカイお腹が。
シノブリーダーに「お腹の中に、赤ちゃんがいるの。」と聞かされて大慌て。
いきなり、コスモスのカラータイマーが赤色の点滅を始める。
まるで動揺して、心臓の鼓動が高鳴っているようだ。
そうか、実はカラータイマーの点滅音は、焦った時の心臓の鼓動音だったのか・・・違います!
怪獣は出産の為に地球にやって来たと、名推理をするアヤノ。
でも、マグロとシャケの習性を間違えちゃあダメですよ。
イケヤマ管理官によれば、怪獣ザランガは過去に何度か子供を産みに、地球にやって来たらしい。
江戸時代の記録に残っているとは、驚き。
体温を下げる為に、海を目指してやって来るのだが、目測を誤ったらしい。
実は、花火大会の火薬を避けただけ。
自分の鼻風船がはじけ、目を覚ますなんてノンビリ屋さんですね。
「TEAM EYES」の尽力により海岸へと誘導するのだが、それを遮ったのは無邪気で無責任な人々だった。
お祭り騒ぎで怪獣の進路を阻止し、挙句の果ては花火を打ち上げる始末。
突然の来訪者に対して、この仕打ち。
本当の被害者になりつつあったのは、地球人ではなくザランガの方だ。
再度、コスモスが登場し、球体に包み込んだザランガを「にしはま海岸」に運び、無事に出産に成功。
ベビーザランガのかわいい事。
帰巣本能で、親子共々また地球にやってくるのかな。
アヤノ隊員の「落ちました。」から始まった宇宙怪獣の「捕獲作戦」。
宇宙から落下し、下半身が地面に埋まってしまった怪獣を、ケーブルで引き上げようというのだ。
テックサンダーが両腕を引っ張る様子は、傍から見ていると、怪獣が「凧揚げ」をしているようでした。
宇宙怪獣の飛来を、妙に喜んでいたムサシが、作戦失敗を見かね「もう、世話の焼ける奴だな。」と嬉しそうに変身。
やっとこさと、怪獣を地面から引き上げると、デッカイお腹が。
シノブリーダーに「お腹の中に、赤ちゃんがいるの。」と聞かされて大慌て。
いきなり、コスモスのカラータイマーが赤色の点滅を始める。
まるで動揺して、心臓の鼓動が高鳴っているようだ。
そうか、実はカラータイマーの点滅音は、焦った時の心臓の鼓動音だったのか・・・違います!
怪獣は出産の為に地球にやって来たと、名推理をするアヤノ。
でも、マグロとシャケの習性を間違えちゃあダメですよ。
イケヤマ管理官によれば、怪獣ザランガは過去に何度か子供を産みに、地球にやって来たらしい。
江戸時代の記録に残っているとは、驚き。
体温を下げる為に、海を目指してやって来るのだが、目測を誤ったらしい。
実は、花火大会の火薬を避けただけ。
自分の鼻風船がはじけ、目を覚ますなんてノンビリ屋さんですね。
「TEAM EYES」の尽力により海岸へと誘導するのだが、それを遮ったのは無邪気で無責任な人々だった。
お祭り騒ぎで怪獣の進路を阻止し、挙句の果ては花火を打ち上げる始末。
突然の来訪者に対して、この仕打ち。
本当の被害者になりつつあったのは、地球人ではなくザランガの方だ。
再度、コスモスが登場し、球体に包み込んだザランガを「にしはま海岸」に運び、無事に出産に成功。
ベビーザランガのかわいい事。
帰巣本能で、親子共々また地球にやってくるのかな。
2015年12月6日日曜日
ウルトラマンコスモス 第25話 異星の少女(ひと)
グインジェ登場
殺伐とした社会情勢にあって、人々の中にある「善の心」を垣間見せられた、「心温まる」良質な作品だった。
ムサシが、J4エリアをパトロール中に出会った風貌の冴えない男が、SRCの名物男カワヤ ノボル医師だったとは。
演じる影丸茂樹さんの、芸の幅って広いですね。
SRCの全女性職員にふられていたとは。
しかも、シノブリーダー、アヤノ隊員も含まれているのだから・・・。
でも、その都度、自称「王子様」が「お姫様達」にキスしているのだから、それはそれで美味しい気もするのだが・・・。
S2エリア上空を通過した未確認飛行物体に、いきなり攻撃を仕掛ける「防衛軍」の戦闘機。
「シャークス」時代の体質が、そのまま残っているようだ。
墜落した人工冬眠装置の中の異星人を追う、防衛軍のリーダー格の男。
なんと、「リザード」(『ウルトラマンガイア』)の瀬沼さん(石井 浩氏)では。
そうか、同業他社に転職していたのか・・・。
いえいえ、もちろん違います。
街中を蹂躙する防衛軍戦車部隊「ベンガル」の光景は、特撮の世界では、ある種定番の非日常的な世界。
戦車が通過すると、自転車が倒れるのは、もはや(お遊びの)の定番だ。
ラミアの星は、他の星からの攻撃で文明を崩壊させられた過去を持っていた。
そこで、「転ばぬ先の杖」の如く、事前に危険な星を抹消する任務「破壊指令ゼロゼロ」を帯びて、グインジェを伴い地球にやって来たのだった。
彼女達なりの、正当な理由に違いない。
ある種、氷のように冷え切ったラミアの心を溶かしたのは、事前に好戦的な星と調査され、一度は、それを見せつけられた地球人であった。
ラミアから、グインジェのコントロール装置を奪った3人の若者達は、カワヤ医師の優しさに触れ、それを返却。
防衛軍の男達から、ラミアを守ろうとして被弾したカワヤ医師の、自分を犠牲にしても他人を守ろうとする行為。
それが、偏っていたラミアの認識、評価を覆した。
振られ続けのカワヤ医師が、ラミアに恋心を抱いていなければ、地球のコアはグインジェの惑星消滅ミサイルを免れていなかったかもしれない。
つまり、間接的だが、「カワヤ医師の限りなきチャレンジ魂」(『ウルトラマン80』第45話のサブタイトルのようだ!)が地球を救ってくれたのだ。
最初は、ラミアにチョッカイを出し、カワヤ医師に暴行を働いた3人の若者達の1人が、足を負傷。
それをカワヤ医師に救われ、彼らは口々に「ありがとう」の言葉を。
誰の中にも、「善の心」があるのだという、この場面が昨今のドラマに欠けている大切な部分だと思う。
ラミアは、グインジェと共に故郷の星に帰り、「地球人が必ずしも好戦的な種族だけではない事。」を訴えるとの事。
ラミアの誇りとピアノ伴奏が、見事な二重奏を奏でていた。
「私は、あなたに会えて良かった。」との言葉を、直接耳にする事が無かったカワヤ医師だが、その身体からは、銃弾が取り除かれていた。
カワヤ医師、トレジャーベースに復帰したのでした。
殺伐とした社会情勢にあって、人々の中にある「善の心」を垣間見せられた、「心温まる」良質な作品だった。
ムサシが、J4エリアをパトロール中に出会った風貌の冴えない男が、SRCの名物男カワヤ ノボル医師だったとは。
演じる影丸茂樹さんの、芸の幅って広いですね。
SRCの全女性職員にふられていたとは。
しかも、シノブリーダー、アヤノ隊員も含まれているのだから・・・。
でも、その都度、自称「王子様」が「お姫様達」にキスしているのだから、それはそれで美味しい気もするのだが・・・。
S2エリア上空を通過した未確認飛行物体に、いきなり攻撃を仕掛ける「防衛軍」の戦闘機。
「シャークス」時代の体質が、そのまま残っているようだ。
墜落した人工冬眠装置の中の異星人を追う、防衛軍のリーダー格の男。
なんと、「リザード」(『ウルトラマンガイア』)の瀬沼さん(石井 浩氏)では。
そうか、同業他社に転職していたのか・・・。
いえいえ、もちろん違います。
街中を蹂躙する防衛軍戦車部隊「ベンガル」の光景は、特撮の世界では、ある種定番の非日常的な世界。
戦車が通過すると、自転車が倒れるのは、もはや(お遊びの)の定番だ。
ラミアの星は、他の星からの攻撃で文明を崩壊させられた過去を持っていた。
そこで、「転ばぬ先の杖」の如く、事前に危険な星を抹消する任務「破壊指令ゼロゼロ」を帯びて、グインジェを伴い地球にやって来たのだった。
彼女達なりの、正当な理由に違いない。
ある種、氷のように冷え切ったラミアの心を溶かしたのは、事前に好戦的な星と調査され、一度は、それを見せつけられた地球人であった。
ラミアから、グインジェのコントロール装置を奪った3人の若者達は、カワヤ医師の優しさに触れ、それを返却。
防衛軍の男達から、ラミアを守ろうとして被弾したカワヤ医師の、自分を犠牲にしても他人を守ろうとする行為。
それが、偏っていたラミアの認識、評価を覆した。
振られ続けのカワヤ医師が、ラミアに恋心を抱いていなければ、地球のコアはグインジェの惑星消滅ミサイルを免れていなかったかもしれない。
つまり、間接的だが、「カワヤ医師の限りなきチャレンジ魂」(『ウルトラマン80』第45話のサブタイトルのようだ!)が地球を救ってくれたのだ。
最初は、ラミアにチョッカイを出し、カワヤ医師に暴行を働いた3人の若者達の1人が、足を負傷。
それをカワヤ医師に救われ、彼らは口々に「ありがとう」の言葉を。
誰の中にも、「善の心」があるのだという、この場面が昨今のドラマに欠けている大切な部分だと思う。
ラミアは、グインジェと共に故郷の星に帰り、「地球人が必ずしも好戦的な種族だけではない事。」を訴えるとの事。
ラミアの誇りとピアノ伴奏が、見事な二重奏を奏でていた。
「私は、あなたに会えて良かった。」との言葉を、直接耳にする事が無かったカワヤ医師だが、その身体からは、銃弾が取り除かれていた。
カワヤ医師、トレジャーベースに復帰したのでした。
2015年12月5日土曜日
ウルトラマンコスモス 第24話 ぬくもりの記憶
グラガス登場
アヤノ隊員2回目のエピソードは、ズバリ「名作」だ。
唸らされてしまった。
鈴木繭菓ちゃん筆による「題字」から、アヤノワールドへと突入。
携帯電話には、カエルのグッズが。
彼女の故郷は「神流(jinryu)市」で、そこにはママが居て、「藤堂ちか」という幼なじみ(東京在住)がいる。
そこでは、悪魔のような姿をしたグラガスが、街の電磁波を吸い込んでいた。
電磁波を吸い込んだ為、こんなにも恐ろしい姿になってしまったのだろうか。
だとしたら、携帯電話の普及した昨今であるが、数年後は更に恐ろしいかもしれない。
電磁波の塊を除去する作戦に失敗した「TEAM EYES」は、弁償問題に発展し兼ねなかったが、現実感があり生活感が漂っている。
アヤノにだけ姿が見える高杉純(『ブースカ!ブースカ!!』、『ウルトラマンティガ外伝』でお馴染の上條誠くん)は、交通事故で入院中。
また、彼にだけグラガスの姿が見えるのだが、電磁波の影響により信号機が誤作動し事故ったのなら、グラガスの大チョンボだ。
怪獣が居る事を街中で叫んでいて、アヤノと再会。
彼の少年時代の回想シーンは、秀逸だった。
その当時、迷子になり幼き日のアヤノちゃん(第8話で登場済み)と出会っていたのだ。
BGMには、エンディングの「君にできるなにか」のピアノ演奏が。
これだけでもグッときてしまうのに、その伴奏に合わせて、2人が歌詞を声に出して歌っているのには感動!!
皆の前に姿を現したグラガス。
その、いかにも悪そうな姿を見て悟ったのか、コスモスもいきなりコロナモードへとチェンジ。
テックサンダー3号で、単身駆け付けるアヤノの操縦席の前方には「若葉マーク」が。
空を飛んでいるのだから、「道路交通法」は関係ないのでは・・・。
グラガスを退治し、病院に駆け付けるアヤノ。
案の定、純くんは何も覚えていなかった。
その場に母親も居たので、一瞬気まずい雰囲気に。
だが、無邪気なアヤノが「でも、純くんが元気になって良かった。」と握手した瞬間に、純くんの中にあった「ぬくもりの記憶」が蘇った。
以前、アヤノに自ら差し出した手を引っ込めてしまったが、幼き日に貰った元気「手つないだら、疲れないよ。」を覚えていたのだ。
2人の口からは再び「夢を追いかけて すべてが変わる♪」か゛、そしてエンディングへと。
この時ばかりは、ムサシも子供扱いされた様子。
今回は、写真店に飾られていた純くんの幼い日の姿が、現在の姿に見えていたりと、良い意味で幼く純粋な心を持っているアヤノだからこその大活躍。
怪獣(グラガスは、怪獣というよりも悪魔!)が登場しなくても、SFの要素、幻想的な映像美、センスオブワンダーが随所にちりばめられた人間ドラマの「名作」だったようです。
アヤノ隊員2回目のエピソードは、ズバリ「名作」だ。
唸らされてしまった。
鈴木繭菓ちゃん筆による「題字」から、アヤノワールドへと突入。
携帯電話には、カエルのグッズが。
彼女の故郷は「神流(jinryu)市」で、そこにはママが居て、「藤堂ちか」という幼なじみ(東京在住)がいる。
そこでは、悪魔のような姿をしたグラガスが、街の電磁波を吸い込んでいた。
電磁波を吸い込んだ為、こんなにも恐ろしい姿になってしまったのだろうか。
だとしたら、携帯電話の普及した昨今であるが、数年後は更に恐ろしいかもしれない。
電磁波の塊を除去する作戦に失敗した「TEAM EYES」は、弁償問題に発展し兼ねなかったが、現実感があり生活感が漂っている。
アヤノにだけ姿が見える高杉純(『ブースカ!ブースカ!!』、『ウルトラマンティガ外伝』でお馴染の上條誠くん)は、交通事故で入院中。
また、彼にだけグラガスの姿が見えるのだが、電磁波の影響により信号機が誤作動し事故ったのなら、グラガスの大チョンボだ。
怪獣が居る事を街中で叫んでいて、アヤノと再会。
彼の少年時代の回想シーンは、秀逸だった。
その当時、迷子になり幼き日のアヤノちゃん(第8話で登場済み)と出会っていたのだ。
BGMには、エンディングの「君にできるなにか」のピアノ演奏が。
これだけでもグッときてしまうのに、その伴奏に合わせて、2人が歌詞を声に出して歌っているのには感動!!
皆の前に姿を現したグラガス。
その、いかにも悪そうな姿を見て悟ったのか、コスモスもいきなりコロナモードへとチェンジ。
テックサンダー3号で、単身駆け付けるアヤノの操縦席の前方には「若葉マーク」が。
空を飛んでいるのだから、「道路交通法」は関係ないのでは・・・。
グラガスを退治し、病院に駆け付けるアヤノ。
案の定、純くんは何も覚えていなかった。
その場に母親も居たので、一瞬気まずい雰囲気に。
だが、無邪気なアヤノが「でも、純くんが元気になって良かった。」と握手した瞬間に、純くんの中にあった「ぬくもりの記憶」が蘇った。
以前、アヤノに自ら差し出した手を引っ込めてしまったが、幼き日に貰った元気「手つないだら、疲れないよ。」を覚えていたのだ。
2人の口からは再び「夢を追いかけて すべてが変わる♪」か゛、そしてエンディングへと。
この時ばかりは、ムサシも子供扱いされた様子。
今回は、写真店に飾られていた純くんの幼い日の姿が、現在の姿に見えていたりと、良い意味で幼く純粋な心を持っているアヤノだからこその大活躍。
怪獣(グラガスは、怪獣というよりも悪魔!)が登場しなくても、SFの要素、幻想的な映像美、センスオブワンダーが随所にちりばめられた人間ドラマの「名作」だったようです。
2015年12月4日金曜日
ウルトラマンコスモス 第23話 ルナ対ルナ
ゲルワーム登場
前回の回想シーンが、ムサシの口の中に収まってしまうとは・・・。
さすがは北浦嗣巳監督。
フブキ隊員とムサシは、大学の校内から発せられている未知の怪電波を探る為に、私服潜入捜査を開始。
大学のガードマンを演じているのは、二家本辰巳(『ウルトラマンレオ』のスーツアクター)氏。
「オカルト研究会」のカスミちゃんによれば、フブキの前世は「ミジンコ」との事。
ドッペルゲンガー騒動が、彼の以外な過去を暴いてしまった。
もしかして、プライバシーの侵害?
ムサシに、弱みを握られてしまったようだ。
謎の怪電波は「鉱物研究室」で調査中の、質量不明の隕石から発せられていた。
後に判明するのだが、取り残されたゲルワーム(ピンク色の小さなイモムシ)が、隕石のテスト中の時だけ発信していたものだ。
外を徘徊しているゲルワーム(青色の小さなイモムシ)は、それを探す為に人間に取り憑いていたのだ。
だが、本当の不幸は、この後に起きてしまった。
鷹村教授の姿をしたゲルワーム(青色)は、「バイオ工学研究室」に逃げ込み、足を滑らせスイッチに手を触れたため、頭から人工細胞を増殖させる液化ガスを浴びてしまう。
そして、突然変異して巨大化。
偶然の積み重ねが、事態を深刻化させてしまったのだ。
ゲルワームの着ぐるみって、かなりデカイですね。
コスモスの出現は、ゲルワームの姿をコスモスの姿に変えてしまうのに、時間はかからなかった。
今までの「ホンモノ対ニセモノ」は激闘が多かったが、今回のそれは趣が異なっていた。
本当は「戦いたくない者同士」が、真正面から渡り合っているだけなのだ。
まるで、合わせ鏡のように。
しかも、ニセコスモス(ルナモード)には「光」が宿っていないので、決着も早かった。
本来の小さな姿を取り戻したゲルワームは、隕石から出て来た相方と再会し、隕石もろとも空高く舞い戻って行った。
ゲルワームにとっての受難は、終りを告げたのだ。
前回の回想シーンが、ムサシの口の中に収まってしまうとは・・・。
さすがは北浦嗣巳監督。
フブキ隊員とムサシは、大学の校内から発せられている未知の怪電波を探る為に、私服潜入捜査を開始。
大学のガードマンを演じているのは、二家本辰巳(『ウルトラマンレオ』のスーツアクター)氏。
「オカルト研究会」のカスミちゃんによれば、フブキの前世は「ミジンコ」との事。
ドッペルゲンガー騒動が、彼の以外な過去を暴いてしまった。
もしかして、プライバシーの侵害?
ムサシに、弱みを握られてしまったようだ。
謎の怪電波は「鉱物研究室」で調査中の、質量不明の隕石から発せられていた。
後に判明するのだが、取り残されたゲルワーム(ピンク色の小さなイモムシ)が、隕石のテスト中の時だけ発信していたものだ。
外を徘徊しているゲルワーム(青色の小さなイモムシ)は、それを探す為に人間に取り憑いていたのだ。
だが、本当の不幸は、この後に起きてしまった。
鷹村教授の姿をしたゲルワーム(青色)は、「バイオ工学研究室」に逃げ込み、足を滑らせスイッチに手を触れたため、頭から人工細胞を増殖させる液化ガスを浴びてしまう。
そして、突然変異して巨大化。
偶然の積み重ねが、事態を深刻化させてしまったのだ。
ゲルワームの着ぐるみって、かなりデカイですね。
コスモスの出現は、ゲルワームの姿をコスモスの姿に変えてしまうのに、時間はかからなかった。
今までの「ホンモノ対ニセモノ」は激闘が多かったが、今回のそれは趣が異なっていた。
本当は「戦いたくない者同士」が、真正面から渡り合っているだけなのだ。
まるで、合わせ鏡のように。
しかも、ニセコスモス(ルナモード)には「光」が宿っていないので、決着も早かった。
本来の小さな姿を取り戻したゲルワームは、隕石から出て来た相方と再会し、隕石もろとも空高く舞い戻って行った。
ゲルワームにとっての受難は、終りを告げたのだ。
2015年12月3日木曜日
ウルトラマンコスモス 第22話 テックブースター出動せよ(後編)
カオスパラスタン パラスタン 登場
コスモスの援護を、グラップアームで行うテックブースター。
どこかで見たと思ったら、劇場版『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』で活躍した、「SRC」のライドメカであるトロイトータルのドデカグローブの改良型のようだ。
遊星ジュランの洞窟で、ミツヤ隊員を発見したムサシ。
遊星ジュランの文明を築いたのは、異星からやって来た宇宙人との事。
石碑に記されていた魔獣が、今また暴れているのだ。
カオスヘッダーが取り憑付いたのはカオスパラスタンだけでなく、遊星ジュランそのものにも取り憑き、その軌道を変えていたのだ。
カオスヘッダーは光の粒子状のまま、ムサシを襲撃。
その頃、「TEAM EYES」も石碑の解読に成功。
「文明を破壊され、力も無い我らの前に光の巨人が現れ、悪の光を打ち倒した時、魔獣、守護獣に戻り、星の軌道も戻った。」と記されていた。
宇宙人は遊星ジュランを去ってしまったが、この宇宙人はもとより、もっと気になるのが「光の巨人」というフレーズ。
ラストで、フブキ隊員も同様の事を口にしているが、コスモスの事を指しているのか、それとも、『ウルトラマン』第7話や『ウルトラマン80』第8話に登場した「光の巨人」なのかと想像すると、「夢」が広がります。
しかし、カオスヘッダーの存在が、遥か遠い昔から存在していたのも事実なのは怖い。
洞窟内で巨大化し、地上に再び姿を現したカオスパラスタン。
その口から放たれた破壊光線を、身を呈して遮ったのはコスモスだった。
しかも変身、登場と同時に、まばゆいばかりの姿を現したコスモスの何と美しい事。
光の巨人に相応しく、光の姿で実体化。
ワンカットの中に、CGが見事に生かされている。
しかも、足元のヒウラキャップ達も違和感無く収められている。
コスモスの光線を浴び、カオスパラスタンは守護獣の姿を取り戻すが、カオスヘッダーはしつこい。
光の集合体を実体化させ、頭部の角は邪悪さを増し、更に凶暴化。
だが、コロナモードにチェンジしたコスモスの敵ではなかった。
遊星ジュランの軌道は変わらず、地球を目指していたが、弱っていた守護獣が、コスモスから光のエネルギーを分け与えられた事により、事態は解決へと向かったのだ。
コスモスの援護を、グラップアームで行うテックブースター。
どこかで見たと思ったら、劇場版『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』で活躍した、「SRC」のライドメカであるトロイトータルのドデカグローブの改良型のようだ。
遊星ジュランの洞窟で、ミツヤ隊員を発見したムサシ。
遊星ジュランの文明を築いたのは、異星からやって来た宇宙人との事。
石碑に記されていた魔獣が、今また暴れているのだ。
カオスヘッダーが取り憑付いたのはカオスパラスタンだけでなく、遊星ジュランそのものにも取り憑き、その軌道を変えていたのだ。
カオスヘッダーは光の粒子状のまま、ムサシを襲撃。
その頃、「TEAM EYES」も石碑の解読に成功。
「文明を破壊され、力も無い我らの前に光の巨人が現れ、悪の光を打ち倒した時、魔獣、守護獣に戻り、星の軌道も戻った。」と記されていた。
宇宙人は遊星ジュランを去ってしまったが、この宇宙人はもとより、もっと気になるのが「光の巨人」というフレーズ。
ラストで、フブキ隊員も同様の事を口にしているが、コスモスの事を指しているのか、それとも、『ウルトラマン』第7話や『ウルトラマン80』第8話に登場した「光の巨人」なのかと想像すると、「夢」が広がります。
しかし、カオスヘッダーの存在が、遥か遠い昔から存在していたのも事実なのは怖い。
洞窟内で巨大化し、地上に再び姿を現したカオスパラスタン。
その口から放たれた破壊光線を、身を呈して遮ったのはコスモスだった。
しかも変身、登場と同時に、まばゆいばかりの姿を現したコスモスの何と美しい事。
光の巨人に相応しく、光の姿で実体化。
ワンカットの中に、CGが見事に生かされている。
しかも、足元のヒウラキャップ達も違和感無く収められている。
コスモスの光線を浴び、カオスパラスタンは守護獣の姿を取り戻すが、カオスヘッダーはしつこい。
光の集合体を実体化させ、頭部の角は邪悪さを増し、更に凶暴化。
だが、コロナモードにチェンジしたコスモスの敵ではなかった。
遊星ジュランの軌道は変わらず、地球を目指していたが、弱っていた守護獣が、コスモスから光のエネルギーを分け与えられた事により、事態は解決へと向かったのだ。
2015年12月2日水曜日
ウルトラマンコスモス 第21話 テックブースター出動せよ(前編)
カオスパラスタン登場
オープニングの前に、いきなりハイライトシーンが映し出された。
本話より登場のテックブースターが、オープニング映像にも挿入されている。
1000年に1度、太陽系にある軌道上を通過する遊星ジュランに、生命反応が。
「SRC宇宙開発センター探査部」は、探査船ワルツを打ち上げて調査を行っていた。
パイロットのミツヤ隊員は、宇宙開発センターでムサシと同期だった人物。
しかし、ムサシらとの交信中に、突然音信が不通に。
しかも、遊星ジュランは軌道を変え、地球へと向かっていた。
4日後、96時間後には地球と衝突してしまうのだ。
防衛軍は、超高性能ミサイルでの迎撃を決定。
しかし、ヒウラキャップ、シノブリーダーは最新鋭のテックブースターを使い、行方不明のミツヤ隊員の救出と共に、遊星ジュランの軌道を元に戻そうと、佐原司令官、宍倉副司令官に食い下がる。
タイムリミットまでに作戦が成功しなければ、ミサイル発射という殉職覚悟の背水の陣で挑む「TEAM EYES」のメンバー達。
アヤノが、叶わぬ願いと知りながらも、ヒウラに対し「私も、みんなと一緒にジュランに行かせて下さい。」と。
メンバーそれぞれの激励を受け、自分の持ち場で責任を全うする事が、自身の使命だと自覚したアヤノ。
「了解しました。」との敬礼が、今までに無く頼もしさを感じさせてくれる。
颯爽と宇宙を駆けるテックブースターは、テクノプラズマ・キネテックシステムを発動させ、時間を一気に短縮。
遊星ジュランの大気圏に突入しようとした、その時だ。
ミツヤ隊員の声が。
だが、遊星ジュランで発見したのは、ワルツの残骸だった。
そこに姿を現したのは、無数の光の粒子で構成されたカオスパラスタン。
しかも、カオスヘッダーに取り憑かれていた。
カオスヘッダーは所構わずで、かなり厄介な存在。
「この星から、出て行くんだ。ムサシ、帰るんだ。」と、どこからともなくミツヤ隊員の声が通信に入って来る。
ワルツの残骸を目指し駆け出すムサシは、援護射撃をしてくれたテックブースターを救うべくコスモスに変身。
カオスパラスタンは強い為、大苦戦を余儀なくされるコスモス。
その間にも、遊星ジュランは刻一刻と地球へと迫りつつある。『コスモス』2回目の前後編は壮大なスケールなのだ。
オープニングの前に、いきなりハイライトシーンが映し出された。
本話より登場のテックブースターが、オープニング映像にも挿入されている。
1000年に1度、太陽系にある軌道上を通過する遊星ジュランに、生命反応が。
「SRC宇宙開発センター探査部」は、探査船ワルツを打ち上げて調査を行っていた。
パイロットのミツヤ隊員は、宇宙開発センターでムサシと同期だった人物。
しかし、ムサシらとの交信中に、突然音信が不通に。
しかも、遊星ジュランは軌道を変え、地球へと向かっていた。
4日後、96時間後には地球と衝突してしまうのだ。
防衛軍は、超高性能ミサイルでの迎撃を決定。
しかし、ヒウラキャップ、シノブリーダーは最新鋭のテックブースターを使い、行方不明のミツヤ隊員の救出と共に、遊星ジュランの軌道を元に戻そうと、佐原司令官、宍倉副司令官に食い下がる。
タイムリミットまでに作戦が成功しなければ、ミサイル発射という殉職覚悟の背水の陣で挑む「TEAM EYES」のメンバー達。
アヤノが、叶わぬ願いと知りながらも、ヒウラに対し「私も、みんなと一緒にジュランに行かせて下さい。」と。
メンバーそれぞれの激励を受け、自分の持ち場で責任を全うする事が、自身の使命だと自覚したアヤノ。
「了解しました。」との敬礼が、今までに無く頼もしさを感じさせてくれる。
颯爽と宇宙を駆けるテックブースターは、テクノプラズマ・キネテックシステムを発動させ、時間を一気に短縮。
遊星ジュランの大気圏に突入しようとした、その時だ。
ミツヤ隊員の声が。
だが、遊星ジュランで発見したのは、ワルツの残骸だった。
そこに姿を現したのは、無数の光の粒子で構成されたカオスパラスタン。
しかも、カオスヘッダーに取り憑かれていた。
カオスヘッダーは所構わずで、かなり厄介な存在。
「この星から、出て行くんだ。ムサシ、帰るんだ。」と、どこからともなくミツヤ隊員の声が通信に入って来る。
ワルツの残骸を目指し駆け出すムサシは、援護射撃をしてくれたテックブースターを救うべくコスモスに変身。
カオスパラスタンは強い為、大苦戦を余儀なくされるコスモス。
その間にも、遊星ジュランは刻一刻と地球へと迫りつつある。『コスモス』2回目の前後編は壮大なスケールなのだ。
2015年12月1日火曜日
ウルトラマンコスモス 第20話 ムサシの空
ボルギルス登場
帰還早々、基地内で倒れ込んでしまうムサシ隊員。
怪獣保護で、オーバーワークだそうだが、コスモスとの融合による戦いの影響もありそうだ。
それは、ヒウラキャップの決断を促すには十分だった。
ムサシは「SRC宇宙開発センター」の顧問から、テックブースターの最終調整依頼の御指名を受けていたのだ。
ヒウラの、ムサシの身体を気遣う思いやりが、彼を「SRC宇宙開発センター」へと移動させる事を決断させたのだろう。
地底から土を巻き上げ、砂埃と共に出現したボルギルス。
やはり、怪獣の出現は、これがセオリーだ。
しかも、四つ足歩行で、後ろ足のデザインも違和感がない。
2ケ月前にパリで、1ケ月前には上海に出現したそうだ。
そして、日本ではお馴染のJ9エリアに出現。
ムサシのオーバーワークによる体調不良も影響してか、「TEAM EYES」はボルギルスを取り逃がしてしまった。
「自己管理も出来ん奴が、保護とか偉そうに怪獣の心配なんかしてんな。」と、フブキ隊員は言い放つ。
ムサシが、「TEAM EYES」を辞めてしまう事を知っていた為に、彼の精一杯の思いやりなのだろう。
かくして、ムサシは旅立とうとしていた。
アヤノ隊員は、ムサシを待っていた。
「怪獣達にも、ムサシ隊員が必要じゃないのかな?」
ムサシは、「アヤノちゃん云々」とからかう事もなく、一段と足音を高く鳴らしながら去って行った。
アヤノの本音、「私だって」の言葉は、彼の耳に届いていなかった。
やはりアヤノは、ムサシに対し特別な感情を抱いていたようだ。
木本研作博士と、8年振りの再会を果たしたムサシ。
「SRC宇宙開発センター」の顧問だったのだ。
劇場版『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』のムサシの少年時代やクレバーゴンの映像も懐かしい限り。
ボルギルスは、テクノプラズマに反応していたのだ。
2ケ月前にはパリで動力部を造り、1ケ月前には上海でテクノプラズマ・キネテックシステムの最終テストを行っていた。
お腹を空かせて、「SRC宇宙開発センター」へと向かうボルギルス。
ムサシは怪獣を保護し、テックブースターを守る為に「TEAM YEYS」の制服を身に纏う。
何かを成し遂げる為に、他の事を犠牲にするのではなく、全てに打ち勝つ姿勢を我々に示してくれたのだ。
その思いは、木本博士も同じだった。
「君が正しいと思うのなら、そうしなさい。後悔しないように、君の道を進みなさい。」と、暖かくムサシを送り出した。
登場したコスモスは、高エネルギーをボルギルスに与え、満腹感に浸った怪獣を眠りに就かせた。
鏑矢諸島に保護されたボルギルスは、テクノプラズマ700年分をコスモスから受けていたそうだ。
怪獣の寿命は、かなり長いようだ。
2度目の「入隊式」を無事に記念撮影で終え、ムサシは若くして早くも「出戻り」になってしまいました。
帰還早々、基地内で倒れ込んでしまうムサシ隊員。
怪獣保護で、オーバーワークだそうだが、コスモスとの融合による戦いの影響もありそうだ。
それは、ヒウラキャップの決断を促すには十分だった。
ムサシは「SRC宇宙開発センター」の顧問から、テックブースターの最終調整依頼の御指名を受けていたのだ。
ヒウラの、ムサシの身体を気遣う思いやりが、彼を「SRC宇宙開発センター」へと移動させる事を決断させたのだろう。
地底から土を巻き上げ、砂埃と共に出現したボルギルス。
やはり、怪獣の出現は、これがセオリーだ。
しかも、四つ足歩行で、後ろ足のデザインも違和感がない。
2ケ月前にパリで、1ケ月前には上海に出現したそうだ。
そして、日本ではお馴染のJ9エリアに出現。
ムサシのオーバーワークによる体調不良も影響してか、「TEAM EYES」はボルギルスを取り逃がしてしまった。
「自己管理も出来ん奴が、保護とか偉そうに怪獣の心配なんかしてんな。」と、フブキ隊員は言い放つ。
ムサシが、「TEAM EYES」を辞めてしまう事を知っていた為に、彼の精一杯の思いやりなのだろう。
かくして、ムサシは旅立とうとしていた。
アヤノ隊員は、ムサシを待っていた。
「怪獣達にも、ムサシ隊員が必要じゃないのかな?」
ムサシは、「アヤノちゃん云々」とからかう事もなく、一段と足音を高く鳴らしながら去って行った。
アヤノの本音、「私だって」の言葉は、彼の耳に届いていなかった。
やはりアヤノは、ムサシに対し特別な感情を抱いていたようだ。
木本研作博士と、8年振りの再会を果たしたムサシ。
「SRC宇宙開発センター」の顧問だったのだ。
劇場版『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』のムサシの少年時代やクレバーゴンの映像も懐かしい限り。
ボルギルスは、テクノプラズマに反応していたのだ。
2ケ月前にはパリで動力部を造り、1ケ月前には上海でテクノプラズマ・キネテックシステムの最終テストを行っていた。
お腹を空かせて、「SRC宇宙開発センター」へと向かうボルギルス。
ムサシは怪獣を保護し、テックブースターを守る為に「TEAM YEYS」の制服を身に纏う。
何かを成し遂げる為に、他の事を犠牲にするのではなく、全てに打ち勝つ姿勢を我々に示してくれたのだ。
その思いは、木本博士も同じだった。
「君が正しいと思うのなら、そうしなさい。後悔しないように、君の道を進みなさい。」と、暖かくムサシを送り出した。
登場したコスモスは、高エネルギーをボルギルスに与え、満腹感に浸った怪獣を眠りに就かせた。
鏑矢諸島に保護されたボルギルスは、テクノプラズマ700年分をコスモスから受けていたそうだ。
怪獣の寿命は、かなり長いようだ。
2度目の「入隊式」を無事に記念撮影で終え、ムサシは若くして早くも「出戻り」になってしまいました。
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