2015年11月4日水曜日

宇宙大怪獣ドゴラ

タイトルは凄いのだが、登場する怪獣はクラゲ状の生物。


キングギドラより先に登場した「宇宙怪獣」なのだが、見た目のインパクトはあるものの、カッコイイとは言い難いデザイン。


1年に1本だけでなく、2本の特撮映画が制作され続けていた、古き良き時代の産物なのかもしれない。


怪獣映画というより、スパイ・ギャング団の要素が強く、好き嫌いがハツキリと別れるであろう怪獣映画なのだ。


ポスターには「地球SOS!ビルも人間も吸い上げる恐怖の大怪獣」の文字が躍っている。


ダイヤモンドの消失事件が発生。


ドゴラは、炭素をエネルギー源としているからだ。


このドゴラという怪獣、実は放射能に関わりがある。


宇宙に存在する単細胞が、放射能の影響で突然変異したからだ。


やはり、この作品も「反戦・反核」を内包しているのだ。実態はあるが、不定形状なので子供の人気は低かったようだ。


何よりも、子供が喜ぶおもちゃ(玩具)が造り難かったようです。


凄まじい吸引力で、巨大な若戸大橋をも巻き上げ破壊。


かなり手ごわい怪獣なのだが、意外な弱点があった。


地球の地パチが苦手なようで、その毒を散布されると結晶化してしまったのだ。


石の塊ですね。


個人的には、若林映子さんのエキゾチックな美しさに浸る事をお勧めします。

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