ギギ登場
「ヒウラちゃん」
キヤップの事を、こう呼べるサワグチ女史。
ラウンダーショットやりストペーサーなど、様々なメカを生み出したサワグチ女史が、新たな装備品を開発。
しかも、完璧すぎる出来栄え。
ヒウラキャップの主張「科学があって人間があるんじゃなくて、人間がいて科学を・。」の言葉さえ遮ってしまう。
しかも彼の事を「大雑把で不完全」と言い切ってしまう。
デシダルとアナログの攻防戦のようだ。
が、ヒウラに言わせれば、彼女の開発装備品には「使う人間にも、完璧が求められる。」そうだ。
キヤップがムサシを伴い、サワグチ女史のいるSRC開発施設に到着した時には、既にギギ達の支配に陥っていた。
2人もキギ達の手により、縮小され、迷路の中に放り込まれてしまう。
これは、キギの体表の縞模様からのアイデアなのだろう。ギギ達は、飛躍的に進んだ量子学を応用し、次元を移動するシステムを完成させた。
彼らの次元は、崩壊の危機に直面しているのだ。
そこで、2000億人を地球へ移住させる事を目的にやって来たのだ。
しかも、100億人の地球人は「100分の1に縮小」して暮せと。
今回の実験が成功し、彼らなりに手ごたえを掴んだのだから迷惑な話だ。
「論理的で完璧」と自らを誇示するギギに、サワグチ女史は自分を重ね合わせたのだろうか。
「完璧なんて、世の中にある訳無いでしょう。」と言い返す。
その後ろで、少し遠慮がちに「その通り。」と言うキャップが、少しオチャメ。
リストペーサーによる通信は不可能だったが、古いタイプのラウンダーグリップは通信可能で、施設の内部の様子を外部に伝える事に成功。
ムサシは「脱出口を探して来ます。」とヒウラキャップ達の元を離れ、いきなりコスモスが登場。
ヒウラ達を等身大の姿に戻す。
「ムサシ隊員は、先に救出した。」と言い訳をしていたが、バレバレなのでは・・・。
ギギ達3体は、合体し巨大化。
しかし、輸送装置を破壊され、コスモスに留めを刺される。
今回は、ヒウラからの唯一のプレゼントであるリングが、サワグチ女史が入れ替わっていた事を知るキッカケになった。
サワグチ女史は「相変わらず、不完全な人ね。」とヒウラに言い放つ。
彼も、それを肯定しエンゲージリングを送る日は来そうに無いとの意を口にする。
しかし「世の中に、完璧なんて無いんだから。」とサラリと言うサワグチ女史の言葉が、2人の未来を照らし出しているようだ。
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