2015年11月26日木曜日

ウルトラマンコスモス 第26話 カオスを倒す力

カオスヘッダー・イブリース登場


遂に地球上のR6エリア、湾岸町の三番倉庫で自らを実体化させたカオスヘッダー(あくまでも、地球人の呼称)が出現。


東京では、謎の光を見た人々の失踪事件が相次いでいた。


回想シーンに登場する、正太くんの父親である犠牲者の、狩野(かのう)良一パパが、バルタン星人のお面をつけ、両手のハサミの代わりにスリッパを2つ折りにして代用していたが、生活感がありホノボノとします。


目の前にあった、「東京-群馬」間の宅急便(社名は「パンダ便」)で、群馬県から上京して、パパの救出に向かう正太くん。


この間に、ムサシの幼い頃のエピソードが語られる。


地方に行っていた父が災害に巻き込まれ、しは゛らく連絡が取れない事があった。


ムサシは家を飛び出し、「父に会いたい一心」で、一晩中歩いたそうだ。


「人の感情は、おもしろい。」と言い放ち、地球人の身体に取り付き、分析を繰り返していたカオスヘッダー。


正太くんの父親の姿で、ムサシに攻撃を仕掛けるも、息子である正太くんの呼び掛けに敵意を保つ事が出来ず、遂に実体化。


コスモスとのバトルは細かいカットで区切られており、コスモスの苦戦を上手く表現していた。


そして、コスモスの分析を始めるカオスヘッダー。


コロナモードにチェンジしても、大苦戦だ。


バトルーンの手前に、狩野親子とシノブリーダーがワンカットに収められており、リアリティ満点。


意識を取り戻し、正太を抱きしめる父親の慈愛がカオスヘッダーにシンクロしたのか、動きが乱れコスモスに倒されてしまった。


コスモスがエネルギーを使い果たし、片膝を付いたまま縮小化するのだが、出来ればムサシの姿まで繋げて欲しいカットだった。


結果的に、誕生日におねだりしていた携帯電話が、父親の救出に一役買ったのだから、間接的とはいえ正太くんの大手柄だ。


彼のパソコンのメールソフトが「COSMOS MAIL」になっており、隊員セットに身を包んでいる正太くんにピッタリ。


もし、カオスヘッダーが正太くんのパパに取り付かず、暴走族や犯罪者、変質者等に取り付いていたとしたら、かなりヤバかったかも。


と言う事は、ムサシ隊員も「人の心にあるのは、怒りや憎しみばかりじゃないんだ。」と言っていたが、善人に取り付かせれば、どうなるのだろうか。


PS 狩野家が住む町の看板「群馬ハレルヤニュー」(画面で映し出されたのは、ここまで)と、父親が治療(入院?)を受けた「愛育病院」の看板の作りが酷似していたようでしたが・・・。


予算の関係かな。 

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。