本話は、TVシリーズの第47話と第48話の間の、第47.5話。
冒頭には、第47話のダイナとハネジローの別れのシーンが。
なんと、「ゲンツキ堂」と「とんとん亭」でバイトに励むカモスケ(『ブースカ!ブースカ!!』)が登場。
しかも、ミジー星人の3人がダイナへの復讐を果たすべく、「とんとん亭」で密談しているのだ。
出前から戻ってきたブースカを見た時には、「お笑いキャラ」の総出演で、盆と正月が一緒にやって来たような気分に。
ブースカ達は、2019年で活躍していたのだ。
「完全新作ビデオシリーズ」とはいえ、ブースカが、『ダイナ』の世界に出演した事に感激。
大作パパと妙美お姉さんも元気そう。
さらに、後の場面ではつっくんも登場。
ブースカのセリフ「日八樫さん」には、登場しなくても夢町に存在している事を示しているようだ。
ミジー・ドルチェンコは相変わらずのようで、クシャミした途端に正体を現してしまい、挙句の果てには「ぽちガラオン」をラーメンの中に落としてしまった。
「とんとん亭」の周辺に現れた女・アンドロイドは、怪獣アーウォンを出現させる。
赤い体色のアーウォンが、青色の建物を破壊しており、視覚効果も抜群。
避難誘導中のマイ隊員の髪の毛がロングだったが、ヘルメットの中に隠して、本放送時のようにショートカットに見えるようにして欲しかったですね。
その頃、宇宙から謎のカプセル(カモスケのカプタマカプセルの改造?)が飛来。
運が良かったのか悪かったのか、ミジー星人の手に確保されてしまった。
そして、ダイナが大地の土を跳ね上げて登場。
アーウォンに捕えられたリョウ隊員を救出したが、機体こそ違えどネオガイガレード(第50話、第51話)以前にも同じシチュエーションがあったのだ。
謎のカプセルからは、ハネジローが登場。
ミジー星人は指名手配され、アーウォンとの関係を疑われていた(ウドチェンコの携帯着メロは『ウルトラマン』の主題歌!!)。
逃げ回る彼らに遭遇したのは、なんとなんと「らくだ便」のお兄さん。
(後で、パワーロックが着地の際に、建物を壊されてしまう。)
ハネジローは脱出すべく、ウドチェンコの携帯電話でスーパーガッツにメールを送信。
ちなみに第47話でハネジローは、「PAM PAM NET」を使ってアスカにメールを送っていました。
マイからの連絡を早とちりせず、送信者がハネジローである事を最後まで聞いていれば、後の展開も異なっていただろうが、アスカ隊員らしいですね。
藁にも縋りたい状況とはいえ、3人のミジー星人に総監の許可を経て、動きを封じられたダイナの救出を依頼するヒビキ隊長。
ぽちガラオンはハネジローの協力を得て、ワンゼットの額の穴から頭部内への侵入に成功し内部のメカを破壊。
そこに居た女・アンドロイドも消滅し、ワンゼットの動きを停止させダイナの救出に成功。
動きを封じられたワンゼットであったが、ぽちガラオンの操縦装置で動く事を知ったドルチェンコは、良からぬ事を思いつく(と言うか、彼らの本来の目的)。
「仏作らずして魂入れた」の名言と共に、ダイナに向かって行くが、所詮はミジー星人。
途中で操縦装置が壊れてしまい、ぽちガラオンの活動停止と共に、ワンゼットも停止。
難なく、ダイナに倒されてしまう。
ミジー星人は、またしても逃亡。
往路分のエネルギーしか積み込めないカプセルで飛来していたハネジローと、やっと再開できたアスカ。
彼のケガも、早く癒えるのではなかろうか。
TVシリーズ終了から2年と数ヶ月で製作されたため、マイ隊員のロングヘアーと共に、リョウ隊員の日焼け具合も気になりましたが、これは贅沢というものですね。
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