ザゲル登場
ウルトラシリーズ定番の変身道具が盗まれる内容だが、メインストーリーは別にあり。
「怪獣と共存している惑星」から、逆に怪獣保護のテーマを突き付けられたのだ。
宇宙船の事故により、他の惑星からやって来たジュネとザゲルは仲間の迎えを待つ間。
バリヤーに身を包み姿を隠していたが、能力低下の為に姿を現してしまった。
ジュネは「青い巨人」に変身しようとするムサシ隊員から、コスモプラックを盗むというよりは、衝撃波で意識を失わせて強奪。
少女の姿をしているが、見かけによらず荒々しいやり方だ。
ムサシはジュネを差し出し、衝撃の真実を知る。
ジュネの認識によると、コスモスや地球人は「容赦なく異星人や怪獣を攻撃する。」とされているそうだ。
何事もそうかもしれないが、物事の見方によっては、別の捉え方や印象になるのは周知の事実。
怪獣保護の過程が誤解されているのには、私も驚かされた。
誤解を解いたのは、ムサシの謙虚な一挙手一投足だ。
ジュネからコスモプラックを取り戻す際に、ラウンダーショットを止む無く打ち放った。
だが、彼女が倒れると、ラウンダーショットを放り投げてまで駆け付けて身体を介抱した。
その仕草からも、ムサシの真摯な姿勢が見られたからだ。
地球は、「自然を破壊し、怪獣を排除する恐い星」とのジュネの認識も変わっていったのだ。
ドイガキ隊員分析により、弱りつつあるバリヤーエネルギーの分析に成功。
ハイパーDとプラズマβを同時に照射すれば良いそうだが、ザゲルが電線に触れる事により消失し凶暴化。
ここでコスモスが登場し、一件落着。
迎えの円盤がやって来て、ザゲルもジュネも無事帰途に。
この円盤のデザインはシンプルだが、曲線と直線の包み込むようなラインの発光が見事ですね。
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