ギラッガス登場
シノブリーダーが囮となり遭遇したのは、チャージャーズを襲っていた羽根の怪獣ギリバネスの別個体・ギラッガス。
青い服の男と赤い服の女に姿を変えたが、女は「TEAM EYES」に捕えられてしまった。
女は「あなたは、共生している仲間に指示されているの?」とムサシ隊員に問い掛ける。
当然、コスモスの事だが、その場に居たシノブには「何か」を気づかれたようにも見受けられた。
だが、カワヤ医師の自分に都合の良い解釈「シノブの恋人とは僕」発言で、なんとか話題の転換に成功。
カワヤ医師は出番こそ少ないものの、イイ仕事をしています。
女を連れ出した男。
仲間を捨てたムレへの憎しみはあっても、地球人を憎んでいる訳ではないので、ムサシは2人に対して地球での共存を呼び掛ける。
「争う力があるなら、解かりあえる力だって、きっとあります。」と。
だが、防衛軍の戦車部隊の出現により、男は巨大化変身。
戦車部隊の前進で、自転車が転倒。
見続けている人には、楽しい演出なのだ。
戦車部隊は破壊されたが、これは自業自得。
身を呈して、巨大化した青い男の身体を守ろうとするコスモスだが、逆に攻撃されてしまう。
それを救うべく、赤い服の女は巨大な羽根に姿を変える。
文字通り身体を盾にしてコスモスを救い、青い服の男が巨大化変身した姿と合体。
羽根の意思により、空高く飛び去って行った。
共生宇宙生命体の姿を目の当たりにしたシノブは、「共に生きれるパートナーがいるっていうのも、いいものね。」と素直な心情を披露。
そして、頬にキスしようとして来たカワヤ医師に振り向きざまに、シノブの方から唇を重ねたのだ。
カワヤ医師の思いが実り、2人の関係にも明快なハッピーエンドが。
ギリバネスとの比較を絡め、最終回へ向け、ひとつづつ決着をつけているようだ。
「コスモス、俺たちは、もう一度やり直してみるよ。」
ギラッガス2人の人間体とムサシの会話は、事実だったのかイメージだったのかは定かではないが、ギラッガス自らの口から発せられた言葉だからこそ、説得力を持っていた。
一方からの「指示」ではなく、「共生」を扱った本話は、コスモスの柱である「人間」と「怪獣」のそれでもある。
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