2016年1月15日金曜日

ウルトラマンコスモス 本放送時未放映 予定話数第58話 復讐の空 

ギラッガス登場


シノブリーダーが囮となり遭遇したのは、チャージャーズを襲っていた羽根の怪獣ギリバネスの別個体・ギラッガス。


青い服の男と赤い服の女に姿を変えたが、女は「TEAM EYES」に捕えられてしまった。


女は「あなたは、共生している仲間に指示されているの?」とムサシ隊員に問い掛ける。


当然、コスモスの事だが、その場に居たシノブには「何か」を気づかれたようにも見受けられた。


だが、カワヤ医師の自分に都合の良い解釈「シノブの恋人とは僕」発言で、なんとか話題の転換に成功。


カワヤ医師は出番こそ少ないものの、イイ仕事をしています。


女を連れ出した男。


仲間を捨てたムレへの憎しみはあっても、地球人を憎んでいる訳ではないので、ムサシは2人に対して地球での共存を呼び掛ける。


「争う力があるなら、解かりあえる力だって、きっとあります。」と。


だが、防衛軍の戦車部隊の出現により、男は巨大化変身。


戦車部隊の前進で、自転車が転倒。


見続けている人には、楽しい演出なのだ。


戦車部隊は破壊されたが、これは自業自得。


身を呈して、巨大化した青い男の身体を守ろうとするコスモスだが、逆に攻撃されてしまう。


それを救うべく、赤い服の女は巨大な羽根に姿を変える。


文字通り身体を盾にしてコスモスを救い、青い服の男が巨大化変身した姿と合体。


羽根の意思により、空高く飛び去って行った。


共生宇宙生命体の姿を目の当たりにしたシノブは、「共に生きれるパートナーがいるっていうのも、いいものね。」と素直な心情を披露。


そして、頬にキスしようとして来たカワヤ医師に振り向きざまに、シノブの方から唇を重ねたのだ。


カワヤ医師の思いが実り、2人の関係にも明快なハッピーエンドが。


ギリバネスとの比較を絡め、最終回へ向け、ひとつづつ決着をつけているようだ。


「コスモス、俺たちは、もう一度やり直してみるよ。」


ギラッガス2人の人間体とムサシの会話は、事実だったのかイメージだったのかは定かではないが、ギラッガス自らの口から発せられた言葉だからこそ、説得力を持っていた。


一方からの「指示」ではなく、「共生」を扱った本話は、コスモスの柱である「人間」と「怪獣」のそれでもある。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。