ガモランⅡ ミーニン 鏑矢諸島の怪獣たち登場
オープニングのテロップに、サワグチ女史の(原 久美子)名前が無かったが単純ミスなのかな。
鏑矢諸島に向かった、ムサシ隊員。
イケヤマ管理官の「互いに息を潜めて生きていく事が、お前の言う、理想的共生って事になるのかな。」が妙に心に引っ掛かる。
ある意味、人間社会の「暗黙のルール」のようにも感じられたからだ。
ムサシとミーニンをさらった謎の少女は、ガモランを使って「人類に課せられたテストの問題」を実行しようとしていた。
地球侵略のために、バイオ兵器として送り込まれていたミーニンに対する認識のズレが露呈されていた。
少女は、地球人の不思議な反応(攻撃から、保護への転換)が、コスモスの滞在に起因していると気付いていた。
コスモスが居なければ、地球人は「文明人」たるか否かの「最終テスト」が開始された。
ミーニンは、巨大化しガモランⅡへと変貌。
街で逃げ回る人々が、2カット丁寧に挿入されていた。
おざなりにされがちだが、人々の緊迫感を現す効果的な映像だ。
フブキ隊員に浸透していた、ムサシの、いやコスモスの精神。
「攻撃ではなく、保護するために何か他の方法があるのでは?」との「人と怪獣との共生への、彼なりの答え」を提示しようとしていた。
残されていたミーニンの協力を仰ぎ、ガモランⅡの動きを静めようというのだ。
「SRC」の風船を使って着地していたが、赤色の風船(『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」)の方が良かったのでは。
だが、ミーニンが転んでしまい、ガモランⅡの視界から消え作戦は失敗。
「TEAM EYES」はレーザーワイヤーで、ガモランⅡの両脚を固定して吊り上げようとしていたが、重心を考えればチョット無理がありそうなのだが・・・。
ガモランⅡは、額のバイオコントローラーから発する光線が無ければ、武器らしい武器を持っていないので被害者でもあるようだ。
コスモスは何と、額のそれをバッテンマークで封印。
ミーニン、ガモランⅡには、やはり額のバッテンマークが定番なのだ。
そして、バイオコントローラーのみを破壊して縮小化。
額には、バッテンマークの絆創膏が。
「地球人の文明は、宇宙の中でも極めて高度で知的なもの。」として認識され、謎の少女は去って行った。
ヒウラキャップを待つ、サワグチ女史。
約束の1時間以上前に待ち合わせ場所に来ていたが、今回の騒動でヒウラは完全に約束を忘れていたようで大遅刻。
彼女は本気だったが、彼の行動は相変わらずだ。
サワグチ女史は、量子移送装置の共同研究のため、ジェルミナⅢへ赴任。
ヒウラの心を試す最終「抜き打ちテスト」だったのだ。
でも、数年後に彼女が帰還したら「追試」が決定しており一安心。
今回のテーマは、「人類と怪獣の共生の道を探る」(ムサシ=合格)、「女心」(ヒウラ=追試が決定)、「地球の文明が危険かどうか」(地球人=合格)と、テスト三重奏でした。
エンディングの映像には今回は放送が見送られた、「怪獣密輸!?」に登場のバテーダが映し出されていました。
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