怪獣が出てこないので、子供の頃はあまり関心が無い作品だった。
だが社会人になって、初めてビデオソフトで見てみると、面白い。
やはり、大人向けのドラマなのだ。
怪獣は出ないものの、ロボットのモゲラが登場する。
しかも、2号まで登場するのだ。
でも、最初に登場するモゲラで印象深いのは、やはり白川由美さんのお風呂のシーン。
妙に印象に残るのは、大人になったからでしょう。
2号は、マーカーライトファーブに押しつぶされ、呆気無く活動停止。
ちょっと間抜けに見えたものです。
2号とは言っても、外見上は同じなので、2台目と言った方がスムーズかもしれのせん。
やはり、「見せ場」はひとつという事なのでしょう。
怪遊星人ミステリアンは、地球の女性目当てで来訪。
彼らのみでは子孫を残せないからだ。
母性であるミステロイドは、核戦争で消滅してしまったためだ。
ここにも、「反戦」に対するテーマがあり、今回は宇宙規模で描かれている。
ミステリアンドームと、α号、β号、第2β号の攻防も必見。
伊福部サウンドが、地湧き肉躍るが如く盛り上げてくれる。
また、櫓を組んでの盆踊りのシーンは、古き良き昭和の時代を映しており、今となっては貴重な風俗史料に匹敵すると言うのも、あながち大げさではありません。
また、後年バンダイから発売されたソフビ人形は、非の打ちどころの無い逸品でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。