2015年10月24日土曜日

ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃

タイトル欄に、バラゴンの文字が無いのは残念。


やはり、知名度の高い人気怪獣が表記されるのはやむ終えないのだろう。


登場怪獣は、ゴジラ、バラゴン、モスラ、キングギドラなのだが、ゴジラ以外は護国聖獣という設定であるので、モスラには若干の違和感を覚えてしまう。


ここは、思い切って、バランもしくはアンギラスを登場させて欲しかった。


バランなら、設定に当てはまるというものだ。


結局、バランが復活する事はありませんでした。


本作のゴジラは、戦争で亡くなられた方々の残留思念であるため、白眼むき出しのまま。


視点が定まらないだけに、余計に恐怖感を味わう事が出来る。


やはり、「ゴジラ」は反戦映画の旗頭なのだ。


ゴジラ対バラゴンが、遂に実現。


バラゴンは狛犬のようなイメージで、体表が赤、ゴジラよりも小さめ。
着ぐるみの中には、女性が入っていました。


劇中では、ゴジラに散々いたぶられたあげくに息を引き取ってしまいます。


久々に、ゴジラ映画で泣いてしまいました。バラゴンに感情移入してしまうのです。


モスラには、インファント島の設定が取り外されているので、先入観を取り払うのが大変です。


キングギドラは千年竜王という、日本国の怪獣という肩書きが。


竜なので、あまり違和感は無いようです。


本編では、BS放送局の「デジテルQ」での佐野史郎氏の怪演や、「自分の知らない他の太誰か」が印象的な父と娘の葛藤、ドラマも盛り込まれており、素晴らしい内容になっています。


「平成ゴジラシリーズ」で一番好きな作品ですが、惜しむべきは伊福部サウンドでは無いという点。

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