タイトルには「2000」の文字がありますが、1999年12月11日公開の、2000年お正月用の映画です。
久々に、「キンゴジ」仕様(体型)の着ぐるみのゴジラを用いながらも、さらにシャープエッジを利かした、シルエット的にはベストな体型。
だが、敵のミレニアンは不評です。
まるで、昭和40年代前半に雑誌に掲載されていた、火星人のようなデザインだからだ。
昭和の匂いがプンプンとしていたが、回顧と言うより、なぜ、このような試行錯誤的なデザインを採用してしまったのだろうかと言う事だ。
このミレニアンは、オルガへと怪獣化するのですが、劇場で予備知識無しにミレニアンを観た時には、失笑どころか愕然とし呆気に取られたものでした。
3年振りのゴジラ映画が・・・。
この時代に、謎のUFOが出現という設定自体に無理があったようです。
宇宙人に対するワクワク感も薄れているからでもあります。
私は、昭和のワーストゴジラ作品を、『ゴジラ対メガロ』(あくまでも私的な見解で、切り口が変われば、評価する点は多いのは史実)だと思っています。
そして、平成のワーストゴジラ作品が、この『ゴジラ2000ミレニアム』もしくは『ゴジラ ファィナルウォーズ』と位置付けています。
ですが、翌年以降もゴジラ映画が製作され続けた事を考えると、その役割は立派に果たしてくれているようです。
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