男児には支持率の高い、メカ物。
しかも、メカゴジラが登場したのだ。
コジラの表皮を身に纏ったまま、アンギラスを瀕死の状態に。
キングシーサーが出現しなければ、ゴジラも危なかった強敵がメカゴジラなのだ。
メカゴジラは、ゴジラの面影を残しつつ、大胆にアレンジ。
正面から見ると、般若のようでもあり恐さをも合わせ持っています。
全身から放たれる、武器、光線技のオンパレード。
モノクロ映像だと、魅力が半減するのは間違い無しのレインボービー等のオンパレード。
新怪獣のキングシーサーは、当時あまり人気が無かったように思います。
狛犬のような怪獣なので、子供の支持率は低かった様子。
もちろん、当時の私も。
でも、改めて見直すとキングシーサーは、かなり強い。
メカゴジラの光線をプリズム状の眼で吸収し、打ち返す事が出来るからだ。
劇中で実現しなかったが、ゴジラの放射能光線(熱戦)を撃ち返す事は、可能だったのだろうか。
沖縄出身の、地域限定の怪獣だが、御当地怪獣としては最強クラスかもしれない。
メカゴジラは、ゴジラに首を回し折られてしまいましたが、キングシーサーは生存したままですね。
苦言を呈するとすれば、ゴジラの着ぐるみ表情のユルさ。
モロ白目に黒塗りの眼球なのだ。
メカゴジラがシャープでエッジが効いているので、余計に残念。
個人的には、『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』のゴジラの着ぐるみに匹敵するワースト。
ちなみに、ドラマ本編では、岸田森さんの渋い活躍が見られます。
また、ゾーンファイター(『流星人間ゾーン』)を演じた青山一也氏も出演しており、長年の特撮ファンには嬉しいキャスティングになっています。
バンダイのプラモデル「ザ特撮コレクション」は、通常版とメッキ版の両方を所有しています。
首を取り外すと、劇中通りに「電子頭脳」(『メカゴジラの逆襲』)が現れます。
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