2015年10月26日月曜日

ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS

前作『ゴジラ×メカゴジラ』に、人気怪獣のモスラを加え更なるヒットを狙った作品。


ゴジラは前作での戦いの際の、メカゴジラからアブソリュート・ゼロを受けた胸の傷が癒えていない事からも、「続編」である事が明白。


本作では更に『モスラ』(1961年)にスポットライトを当て、中條信一役で小泉博氏が出演している。


メカゴジラこと3式機竜は改修され、右手はドリル状の武器(スパイラル・クロウ)へと変形可能になっている。


バックユニットも健在だが一新され、分離してゴジラへとアタックする事を前提としている。


吉岡美穂ちゃんが出演していますが、正直セリフが難しかったようで、見ていても、ちょっと大変そうです。


当初の脚本でのセリフを、かなりカットされたという事で残念でした。


モスラの幼虫は双子で登場。


小美人は、『モスラ』(1961年)の衣装に似通っており、かつてのインファント島の風俗を感じられました。


何より以外で、サプライズだったのはカメーバ(『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』)の登場。


ゴジラの爪に引っ掛かれ、息を引き取った状態でしたが、「昭和(から)のファン」にとっては嬉しい客演でした。


本当は、動き回っている姿、ゴジラとの戦いを見たいのは勿論です。


限られた予算内ですが、アイデアにより世界観が広がっているのは事実。


怪獣映画を見続けていると、やはり歴史、作品の積み重ねにより「世界観」が継続、発展していくという好例だと思います。 

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