前作『ゴジラ×メカゴジラ』に、人気怪獣のモスラを加え更なるヒットを狙った作品。
ゴジラは前作での戦いの際の、メカゴジラからアブソリュート・ゼロを受けた胸の傷が癒えていない事からも、「続編」である事が明白。
本作では更に『モスラ』(1961年)にスポットライトを当て、中條信一役で小泉博氏が出演している。
メカゴジラこと3式機竜は改修され、右手はドリル状の武器(スパイラル・クロウ)へと変形可能になっている。
バックユニットも健在だが一新され、分離してゴジラへとアタックする事を前提としている。
吉岡美穂ちゃんが出演していますが、正直セリフが難しかったようで、見ていても、ちょっと大変そうです。
当初の脚本でのセリフを、かなりカットされたという事で残念でした。
モスラの幼虫は双子で登場。
小美人は、『モスラ』(1961年)の衣装に似通っており、かつてのインファント島の風俗を感じられました。
何より以外で、サプライズだったのはカメーバ(『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』)の登場。
ゴジラの爪に引っ掛かれ、息を引き取った状態でしたが、「昭和(から)のファン」にとっては嬉しい客演でした。
本当は、動き回っている姿、ゴジラとの戦いを見たいのは勿論です。
限られた予算内ですが、アイデアにより世界観が広がっているのは事実。
怪獣映画を見続けていると、やはり歴史、作品の積み重ねにより「世界観」が継続、発展していくという好例だと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。