メカゴジラシリーズ第2弾なので、タイトルからゴジラの名前が無くなってしまった。
しかも、新怪獣チタノザウルスとの共闘でゴジラに立ち向かうので、メカゴジラ2の強さの表現が弱くなってしまった感は否めない。
本多猪四郎監督がメガホンを取り、音楽は伊福部昭氏と黄金のコンビなのだが残念だったのは、やはりゴジラの着ぐるみ。
顔が残念。
白目に黒塗りの眼球。
しかも背びれは、銀色のスプレーを噴きつけたうな感じ。
生物感が無いのだ。
チタノザウルスが生物感に溢れていただけに、余計に目立ってしまうのだ。
怪獣は存在しているが、恐竜の存在は否定されているという世界観に違和感あり。
サイボーグだが、桂(藍とも子)のバストアップには子供心にドッキリ。
勿論、造り物ですが・・・。
『ゴジラ対メカゴジラ』、『メカゴジラの逆襲』のポスターは、どちらも写真ではなくイラスト仕様になっています。
公開時に近所の低学年の友達の母親に、一緒に連れて行ってもらいました。
本当は、隣接の劇場で公開していた『グレートマジンガー対ゲッターロボ』の方が観たかったのですが、それは言い出せませんでした。
この頃はゴジラ人気が下火になり、子供心にも「オイルショック」の影を感じていました。
時代の流れとは言え、ゴジラ映画を「子供向け」にしてしまったのも要因のひとつだとも思います。
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