子供の時は思いました。
大きな蛾の怪獣は、弱そうでカッコ悪いと。
幼虫は、芋虫なので気持ち悪いと。
でも、後年、リバイバル(「復活フェスティバル ゴジラ1983」)で劇場スクリーンで観た時は、その面白さの虜に。
インファント島、日本、ロリシカ国のニューカークシティを舞台に、モスラ並びに小美人を巡るストーリー。
勿論、主役はモスラの特撮である。
卵の殻を突き破って誕生した、モスラの幼虫。
目は青色に発光している。
東京の街を蹂躙するモスラの幼虫は、巨大なセットが広範囲に渡って組まれている中を突き進む。
今では考えられない広さで、どのカメラアングルから撮っても問題が無いのだ。
等身大サイズの顔の大きさの造形物も使用されているので、迫力満点なのです。
東京タワーに身体をよじらせ口から糸を吐き、繭を作るシーンは夜の街と重なり、神秘的に。
そして、繭から首を出し、成虫モスラが誕生。
生命の神秘を垣間見るような、幻想的な演出でした。
幼虫の目が青いので、成虫のモスラも目は青い。
本編では、小美人を見せものにして稼ごうとする、人間の醜い心を描きだしていた。
小美人と呼ばれるだけあって、視覚的にも彼女達の非力さを表現していました。
有名なのは、劇中で小美人が歌う「モスラの歌」。
生命の鼓動を感じさせる、ダイナミックな側面を持ち合わせたメロディなのだ。
2015年10月31日土曜日
2015年10月30日金曜日
大怪獣バラン
元々は、アメリカのテレビプログラム用に製作されていた作品で、近年、音声のみのテープが発見され、映画本編の映像を流用したものが、DVDソフト等に収録されるようになっている。
バランの着ぐるみが登場するのは、本作のみ。
『怪獣総進撃』にバランは姿を見せているが、飛び人形のみだからだ。
低予算のためか、モノクロフィルムの作品であり、スケールも若干小さく感じられる。
作品内の「東北のチベット」という言葉が、放送禁止用語という事で状況に応じてカットされていた事は有名。
婆羅陀魏山神として祀られていたようで、土着信仰的な側面もある怪獣がバラン。
正面と横から見る顔が異なったイメージを持っているが、やはり横向きのシルエットは最高。
ゴジラとは異なり、首と胴体の間が絞られて(細くなって)いるのが、正面と横向きの印象の違いを引き起こしているのかもしれません。
また珍しく、バンダイからはソフビ人形が発売されませんでした。
バランは光に対して敏感であり、パラシュートに付けた照明弾を口にする習性がありました。
結局は、この習性を利用され、特殊火薬を飲み込んだため退治されてしまいました。
バランの背中にある角は、ビニールホースを加工したもので、劇中でも透き通っているのが確認できます。
日本色の濃い怪獣映画なので、私の好きな作品でもあります。
バランの着ぐるみが登場するのは、本作のみ。
『怪獣総進撃』にバランは姿を見せているが、飛び人形のみだからだ。
低予算のためか、モノクロフィルムの作品であり、スケールも若干小さく感じられる。
作品内の「東北のチベット」という言葉が、放送禁止用語という事で状況に応じてカットされていた事は有名。
婆羅陀魏山神として祀られていたようで、土着信仰的な側面もある怪獣がバラン。
正面と横から見る顔が異なったイメージを持っているが、やはり横向きのシルエットは最高。
ゴジラとは異なり、首と胴体の間が絞られて(細くなって)いるのが、正面と横向きの印象の違いを引き起こしているのかもしれません。
また珍しく、バンダイからはソフビ人形が発売されませんでした。
バランは光に対して敏感であり、パラシュートに付けた照明弾を口にする習性がありました。
結局は、この習性を利用され、特殊火薬を飲み込んだため退治されてしまいました。
バランの背中にある角は、ビニールホースを加工したもので、劇中でも透き通っているのが確認できます。
日本色の濃い怪獣映画なので、私の好きな作品でもあります。
2015年10月29日木曜日
地球防衛軍
怪獣が出てこないので、子供の頃はあまり関心が無い作品だった。
だが社会人になって、初めてビデオソフトで見てみると、面白い。
やはり、大人向けのドラマなのだ。
怪獣は出ないものの、ロボットのモゲラが登場する。
しかも、2号まで登場するのだ。
でも、最初に登場するモゲラで印象深いのは、やはり白川由美さんのお風呂のシーン。
妙に印象に残るのは、大人になったからでしょう。
2号は、マーカーライトファーブに押しつぶされ、呆気無く活動停止。
ちょっと間抜けに見えたものです。
2号とは言っても、外見上は同じなので、2台目と言った方がスムーズかもしれのせん。
やはり、「見せ場」はひとつという事なのでしょう。
怪遊星人ミステリアンは、地球の女性目当てで来訪。
彼らのみでは子孫を残せないからだ。
母性であるミステロイドは、核戦争で消滅してしまったためだ。
ここにも、「反戦」に対するテーマがあり、今回は宇宙規模で描かれている。
ミステリアンドームと、α号、β号、第2β号の攻防も必見。
伊福部サウンドが、地湧き肉躍るが如く盛り上げてくれる。
また、櫓を組んでの盆踊りのシーンは、古き良き昭和の時代を映しており、今となっては貴重な風俗史料に匹敵すると言うのも、あながち大げさではありません。
また、後年バンダイから発売されたソフビ人形は、非の打ちどころの無い逸品でした。
だが社会人になって、初めてビデオソフトで見てみると、面白い。
やはり、大人向けのドラマなのだ。
怪獣は出ないものの、ロボットのモゲラが登場する。
しかも、2号まで登場するのだ。
でも、最初に登場するモゲラで印象深いのは、やはり白川由美さんのお風呂のシーン。
妙に印象に残るのは、大人になったからでしょう。
2号は、マーカーライトファーブに押しつぶされ、呆気無く活動停止。
ちょっと間抜けに見えたものです。
2号とは言っても、外見上は同じなので、2台目と言った方がスムーズかもしれのせん。
やはり、「見せ場」はひとつという事なのでしょう。
怪遊星人ミステリアンは、地球の女性目当てで来訪。
彼らのみでは子孫を残せないからだ。
母性であるミステロイドは、核戦争で消滅してしまったためだ。
ここにも、「反戦」に対するテーマがあり、今回は宇宙規模で描かれている。
ミステリアンドームと、α号、β号、第2β号の攻防も必見。
伊福部サウンドが、地湧き肉躍るが如く盛り上げてくれる。
また、櫓を組んでの盆踊りのシーンは、古き良き昭和の時代を映しており、今となっては貴重な風俗史料に匹敵すると言うのも、あながち大げさではありません。
また、後年バンダイから発売されたソフビ人形は、非の打ちどころの無い逸品でした。
2015年10月28日水曜日
空の大怪獣 ラドン
東宝特撮怪獣映画初のカラー作品。
ポスターには、「イーストマンカラー」、「総天然色」の文字が。
映し出される、透き通った空。
何かの飛行音が聞こえるが、姿は何も見えない。
でも、そこには正体不明の飛行物体が存在している事を現しているのだ。
ラドンの羽ばたきで、吹き飛ばされる街並み。
家屋の屋根が吹き飛ばされるシーンは圧巻。
これらの特撮シーンは後年、ライブフィルムとしていくつかの作品に流用されている。
ラドンの餌は、メガヌロン。
特撮シーンでは、人が入る実物大のものも作られ、そこに存在する恐怖を演出してくれた。
ラドンは飛行時に、衝撃波を起こす。
地上を走るジープが、ラドンの飛行下で吹き飛ばれるシーンも、有名だ。
阿蘇山の大噴火に、ラドンが巻き込まれるシーンがラストにある。
撮影中に、吊り用の糸が切れてしまった。
マグマ用の溶鉱が高熱であるためだ。
そのため、当初、円谷英二特技監督が意図としていた演出とは異なってしまう事に。
だが、撮り直しをする事なく、そのままフィルムを回し続けたのだ。
このアクシデントに、逆にリアリティを求めた、見たのだ。
手作りの、アナログ時代の好例だと思います。
個人的に印象に残っているのはポスターでの表記、「石原忠改め佐原健二」の文字です。
古き良き時代ですね。
また8年後に、ラドンがゴジラと激突(『三大怪獣地球最大の決戦』)するとは、当時は「夢」にも思わなかったでしょうね。
ポスターには、「イーストマンカラー」、「総天然色」の文字が。
映し出される、透き通った空。
何かの飛行音が聞こえるが、姿は何も見えない。
でも、そこには正体不明の飛行物体が存在している事を現しているのだ。
ラドンの羽ばたきで、吹き飛ばされる街並み。
家屋の屋根が吹き飛ばされるシーンは圧巻。
これらの特撮シーンは後年、ライブフィルムとしていくつかの作品に流用されている。
ラドンの餌は、メガヌロン。
特撮シーンでは、人が入る実物大のものも作られ、そこに存在する恐怖を演出してくれた。
ラドンは飛行時に、衝撃波を起こす。
地上を走るジープが、ラドンの飛行下で吹き飛ばれるシーンも、有名だ。
阿蘇山の大噴火に、ラドンが巻き込まれるシーンがラストにある。
撮影中に、吊り用の糸が切れてしまった。
マグマ用の溶鉱が高熱であるためだ。
そのため、当初、円谷英二特技監督が意図としていた演出とは異なってしまう事に。
だが、撮り直しをする事なく、そのままフィルムを回し続けたのだ。
このアクシデントに、逆にリアリティを求めた、見たのだ。
手作りの、アナログ時代の好例だと思います。
個人的に印象に残っているのはポスターでの表記、「石原忠改め佐原健二」の文字です。
古き良き時代ですね。
また8年後に、ラドンがゴジラと激突(『三大怪獣地球最大の決戦』)するとは、当時は「夢」にも思わなかったでしょうね。
2015年10月27日火曜日
ゴジラ ファイナルウォーズ
ゴジラ誕生50周年の記念すべき映画。
ゴジラ映画の集大成であり、総決算であったが、内容は散々なもの。
見どころは、オープニングナレーション後のバックに流された、かつてのゴジラの映像のみと言うのは言い過ぎだろうか。
マンダ、アンギラス、キングシーサー、カマキラス、クモンガ、ミニラ、エビラ、ガイガン、ヘドラと復活怪獣も多かったのだが、全く個性が生かされていなかった。
この怪獣が出現する意味、意義付けが欠けているのだ。
やたらと無意味に長いアクションシーン。
対エビラ戦でのM機関の肉弾戦も、視点がずれていたようだ。
観客は、ゴジラを観に劇場に足を運んでいるのだ。
復活した平成シリーズを経ての作品とは、到底思えない演出が多々目についたのだ。
怪獣をゴミの山のように扱うのが、その最たるものだ。
海外版『GODZILLA』のゴジラのデザインをイメージした、ジラの登場も、一見さんなのだ。
モンスターXがカイザーギドラへと姿を変える「隠し玉」も、焼け石に水のような展開に。
材料が最上級でも、調理の仕方を間違えると「美味しくない」という事の見本のような作品なのだ。
それほど、ゴジラに対する期待は計り知れないのである。
あくまでも、ゴジラは「反戦」への関わり無くしては存在し得ないのである。
やたら、画面の色調を変えていたのも、マイナスの要因になってしまいました。
ゴジラ映画の集大成であり、総決算であったが、内容は散々なもの。
見どころは、オープニングナレーション後のバックに流された、かつてのゴジラの映像のみと言うのは言い過ぎだろうか。
マンダ、アンギラス、キングシーサー、カマキラス、クモンガ、ミニラ、エビラ、ガイガン、ヘドラと復活怪獣も多かったのだが、全く個性が生かされていなかった。
この怪獣が出現する意味、意義付けが欠けているのだ。
やたらと無意味に長いアクションシーン。
対エビラ戦でのM機関の肉弾戦も、視点がずれていたようだ。
観客は、ゴジラを観に劇場に足を運んでいるのだ。
復活した平成シリーズを経ての作品とは、到底思えない演出が多々目についたのだ。
怪獣をゴミの山のように扱うのが、その最たるものだ。
海外版『GODZILLA』のゴジラのデザインをイメージした、ジラの登場も、一見さんなのだ。
モンスターXがカイザーギドラへと姿を変える「隠し玉」も、焼け石に水のような展開に。
材料が最上級でも、調理の仕方を間違えると「美味しくない」という事の見本のような作品なのだ。
それほど、ゴジラに対する期待は計り知れないのである。
あくまでも、ゴジラは「反戦」への関わり無くしては存在し得ないのである。
やたら、画面の色調を変えていたのも、マイナスの要因になってしまいました。
2015年10月26日月曜日
ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS
前作『ゴジラ×メカゴジラ』に、人気怪獣のモスラを加え更なるヒットを狙った作品。
ゴジラは前作での戦いの際の、メカゴジラからアブソリュート・ゼロを受けた胸の傷が癒えていない事からも、「続編」である事が明白。
本作では更に『モスラ』(1961年)にスポットライトを当て、中條信一役で小泉博氏が出演している。
メカゴジラこと3式機竜は改修され、右手はドリル状の武器(スパイラル・クロウ)へと変形可能になっている。
バックユニットも健在だが一新され、分離してゴジラへとアタックする事を前提としている。
吉岡美穂ちゃんが出演していますが、正直セリフが難しかったようで、見ていても、ちょっと大変そうです。
当初の脚本でのセリフを、かなりカットされたという事で残念でした。
モスラの幼虫は双子で登場。
小美人は、『モスラ』(1961年)の衣装に似通っており、かつてのインファント島の風俗を感じられました。
何より以外で、サプライズだったのはカメーバ(『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』)の登場。
ゴジラの爪に引っ掛かれ、息を引き取った状態でしたが、「昭和(から)のファン」にとっては嬉しい客演でした。
本当は、動き回っている姿、ゴジラとの戦いを見たいのは勿論です。
限られた予算内ですが、アイデアにより世界観が広がっているのは事実。
怪獣映画を見続けていると、やはり歴史、作品の積み重ねにより「世界観」が継続、発展していくという好例だと思います。
ゴジラは前作での戦いの際の、メカゴジラからアブソリュート・ゼロを受けた胸の傷が癒えていない事からも、「続編」である事が明白。
本作では更に『モスラ』(1961年)にスポットライトを当て、中條信一役で小泉博氏が出演している。
メカゴジラこと3式機竜は改修され、右手はドリル状の武器(スパイラル・クロウ)へと変形可能になっている。
バックユニットも健在だが一新され、分離してゴジラへとアタックする事を前提としている。
吉岡美穂ちゃんが出演していますが、正直セリフが難しかったようで、見ていても、ちょっと大変そうです。
当初の脚本でのセリフを、かなりカットされたという事で残念でした。
モスラの幼虫は双子で登場。
小美人は、『モスラ』(1961年)の衣装に似通っており、かつてのインファント島の風俗を感じられました。
何より以外で、サプライズだったのはカメーバ(『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』)の登場。
ゴジラの爪に引っ掛かれ、息を引き取った状態でしたが、「昭和(から)のファン」にとっては嬉しい客演でした。
本当は、動き回っている姿、ゴジラとの戦いを見たいのは勿論です。
限られた予算内ですが、アイデアにより世界観が広がっているのは事実。
怪獣映画を見続けていると、やはり歴史、作品の積み重ねにより「世界観」が継続、発展していくという好例だと思います。
2015年10月25日日曜日
ゴジラ×メカゴジラ
「対」、「VS」、「×」と変われども、両者3度目の激突タイトル。
本作のメカゴジラは、ゴジラのDNAを持ち、3式機龍と呼ばれる「対G特殊兵器」。
世界観は今回もリセットされており、前作との繋がりは無い。
だが、かつての『ゴジラ』(1954年)以外の「ゴジラシリーズ」を除外して、さらに「東宝特撮怪獣映画」を史実としており、モスラ(『モスラ』1961年)やガイラ(『サンダ対ガイラ』)に蹂躙された日本が舞台なのだ。
メカゴジラはバックユニットを装着するものの、基本は1対1の激突という近年では珍しい戦いだった。
メカゴジラの基本は遠隔操作なのだが、ラストで釈由美子ちゃん演じる「特生自衛隊」の家城茜が、メカゴジラの体内に入り込み操縦する場面は、やはり定番の盛り上がりがありました。
当初の釈ちゃんは、自分の不注意で葉山特自二尉がゴジラに殺されてしまい、その弟にいびられまくっていました。
その弟を演じていたのは、『仮面ライダーアギト』で、ギルスを演じていた友井雄亮氏だ。
最後は、紆余曲折を経て「和解」するのですが、結構シビアなドラマの一面もありました。
メカゴジラのデザインはカッコ良く人気を博したようで、恒例の次回作での再登場へと繋がります。
また、 釈ちゃんの演技も評判が良かったようです。
ヒステリックに自分を追いこんで鍛える場面にも、その一端が垣間見えました。
個人的にも、好きな女優さんの一人だからかもしれませんが。
本作のメカゴジラは、ゴジラのDNAを持ち、3式機龍と呼ばれる「対G特殊兵器」。
世界観は今回もリセットされており、前作との繋がりは無い。
だが、かつての『ゴジラ』(1954年)以外の「ゴジラシリーズ」を除外して、さらに「東宝特撮怪獣映画」を史実としており、モスラ(『モスラ』1961年)やガイラ(『サンダ対ガイラ』)に蹂躙された日本が舞台なのだ。
メカゴジラはバックユニットを装着するものの、基本は1対1の激突という近年では珍しい戦いだった。
メカゴジラの基本は遠隔操作なのだが、ラストで釈由美子ちゃん演じる「特生自衛隊」の家城茜が、メカゴジラの体内に入り込み操縦する場面は、やはり定番の盛り上がりがありました。
当初の釈ちゃんは、自分の不注意で葉山特自二尉がゴジラに殺されてしまい、その弟にいびられまくっていました。
その弟を演じていたのは、『仮面ライダーアギト』で、ギルスを演じていた友井雄亮氏だ。
最後は、紆余曲折を経て「和解」するのですが、結構シビアなドラマの一面もありました。
メカゴジラのデザインはカッコ良く人気を博したようで、恒例の次回作での再登場へと繋がります。
また、 釈ちゃんの演技も評判が良かったようです。
ヒステリックに自分を追いこんで鍛える場面にも、その一端が垣間見えました。
個人的にも、好きな女優さんの一人だからかもしれませんが。
2015年10月24日土曜日
ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃
タイトル欄に、バラゴンの文字が無いのは残念。
やはり、知名度の高い人気怪獣が表記されるのはやむ終えないのだろう。
登場怪獣は、ゴジラ、バラゴン、モスラ、キングギドラなのだが、ゴジラ以外は護国聖獣という設定であるので、モスラには若干の違和感を覚えてしまう。
ここは、思い切って、バランもしくはアンギラスを登場させて欲しかった。
バランなら、設定に当てはまるというものだ。
結局、バランが復活する事はありませんでした。
本作のゴジラは、戦争で亡くなられた方々の残留思念であるため、白眼むき出しのまま。
視点が定まらないだけに、余計に恐怖感を味わう事が出来る。
やはり、「ゴジラ」は反戦映画の旗頭なのだ。
ゴジラ対バラゴンが、遂に実現。
バラゴンは狛犬のようなイメージで、体表が赤、ゴジラよりも小さめ。
着ぐるみの中には、女性が入っていました。
劇中では、ゴジラに散々いたぶられたあげくに息を引き取ってしまいます。
久々に、ゴジラ映画で泣いてしまいました。バラゴンに感情移入してしまうのです。
モスラには、インファント島の設定が取り外されているので、先入観を取り払うのが大変です。
キングギドラは千年竜王という、日本国の怪獣という肩書きが。
竜なので、あまり違和感は無いようです。
本編では、BS放送局の「デジテルQ」での佐野史郎氏の怪演や、「自分の知らない他の太誰か」が印象的な父と娘の葛藤、ドラマも盛り込まれており、素晴らしい内容になっています。
「平成ゴジラシリーズ」で一番好きな作品ですが、惜しむべきは伊福部サウンドでは無いという点。
やはり、知名度の高い人気怪獣が表記されるのはやむ終えないのだろう。
登場怪獣は、ゴジラ、バラゴン、モスラ、キングギドラなのだが、ゴジラ以外は護国聖獣という設定であるので、モスラには若干の違和感を覚えてしまう。
ここは、思い切って、バランもしくはアンギラスを登場させて欲しかった。
バランなら、設定に当てはまるというものだ。
結局、バランが復活する事はありませんでした。
本作のゴジラは、戦争で亡くなられた方々の残留思念であるため、白眼むき出しのまま。
視点が定まらないだけに、余計に恐怖感を味わう事が出来る。
やはり、「ゴジラ」は反戦映画の旗頭なのだ。
ゴジラ対バラゴンが、遂に実現。
バラゴンは狛犬のようなイメージで、体表が赤、ゴジラよりも小さめ。
着ぐるみの中には、女性が入っていました。
劇中では、ゴジラに散々いたぶられたあげくに息を引き取ってしまいます。
久々に、ゴジラ映画で泣いてしまいました。バラゴンに感情移入してしまうのです。
モスラには、インファント島の設定が取り外されているので、先入観を取り払うのが大変です。
キングギドラは千年竜王という、日本国の怪獣という肩書きが。
竜なので、あまり違和感は無いようです。
本編では、BS放送局の「デジテルQ」での佐野史郎氏の怪演や、「自分の知らない他の太誰か」が印象的な父と娘の葛藤、ドラマも盛り込まれており、素晴らしい内容になっています。
「平成ゴジラシリーズ」で一番好きな作品ですが、惜しむべきは伊福部サウンドでは無いという点。
2015年10月23日金曜日
ゴジラ×メガギラス G消滅作戦
首都が大阪に移っており、全く世界観が異なる世界。
前作との繋がりを廃しているものの、ゴジラの着ぐるみデザインは同タイプだ。
かつて、『ラドン』に登場していたメガヌロンがリニューアルされたデザインで登場。
トンボのヤゴみたいな感じ。
『ラドンでは』では成長する前にラドンの餌になっていましたが、本作では成体の姿を披露。
成体はメガニューラと呼ばれていましたが、モスラのように、「幼虫」と「成虫」で区別して、名前は変えない方が良かったですね。
メガニューラは更に一匹だけ巨大化させられ、メガギラスと呼ばれるようになってしまうからでもあります。
ここはストレートに、メガヌロン~メガギラスの方がベター。
Gグラスパーの隊長である辻森桐子を演じた田中美里さん。
彼女のゴジラの体表、背びれでの演技は迫力満点。
CGでの描写の好例でした。
劇場公開の頃は、パニック障害だったそうですが、今は御元気なられたようです。
映画本編のラストのカットに、少年の顔がアップになるシーンがありますが、これは不要だったと思います。
もちろん、賛否両論ありますが、何を伝えたいのかと言うより、これで一気に子供向け作品に(悪い意味で)なってしまったように感じられるからです。
玩具展開も難しかったようで、メガギラスはちょっとマニアックなようですね。
前作との繋がりを廃しているものの、ゴジラの着ぐるみデザインは同タイプだ。
かつて、『ラドン』に登場していたメガヌロンがリニューアルされたデザインで登場。
トンボのヤゴみたいな感じ。
『ラドンでは』では成長する前にラドンの餌になっていましたが、本作では成体の姿を披露。
成体はメガニューラと呼ばれていましたが、モスラのように、「幼虫」と「成虫」で区別して、名前は変えない方が良かったですね。
メガニューラは更に一匹だけ巨大化させられ、メガギラスと呼ばれるようになってしまうからでもあります。
ここはストレートに、メガヌロン~メガギラスの方がベター。
Gグラスパーの隊長である辻森桐子を演じた田中美里さん。
彼女のゴジラの体表、背びれでの演技は迫力満点。
CGでの描写の好例でした。
劇場公開の頃は、パニック障害だったそうですが、今は御元気なられたようです。
映画本編のラストのカットに、少年の顔がアップになるシーンがありますが、これは不要だったと思います。
もちろん、賛否両論ありますが、何を伝えたいのかと言うより、これで一気に子供向け作品に(悪い意味で)なってしまったように感じられるからです。
玩具展開も難しかったようで、メガギラスはちょっとマニアックなようですね。
2015年10月22日木曜日
ゴジラ2000ミレニアム
タイトルには「2000」の文字がありますが、1999年12月11日公開の、2000年お正月用の映画です。
久々に、「キンゴジ」仕様(体型)の着ぐるみのゴジラを用いながらも、さらにシャープエッジを利かした、シルエット的にはベストな体型。
だが、敵のミレニアンは不評です。
まるで、昭和40年代前半に雑誌に掲載されていた、火星人のようなデザインだからだ。
昭和の匂いがプンプンとしていたが、回顧と言うより、なぜ、このような試行錯誤的なデザインを採用してしまったのだろうかと言う事だ。
このミレニアンは、オルガへと怪獣化するのですが、劇場で予備知識無しにミレニアンを観た時には、失笑どころか愕然とし呆気に取られたものでした。
3年振りのゴジラ映画が・・・。
この時代に、謎のUFOが出現という設定自体に無理があったようです。
宇宙人に対するワクワク感も薄れているからでもあります。
私は、昭和のワーストゴジラ作品を、『ゴジラ対メガロ』(あくまでも私的な見解で、切り口が変われば、評価する点は多いのは史実)だと思っています。
そして、平成のワーストゴジラ作品が、この『ゴジラ2000ミレニアム』もしくは『ゴジラ ファィナルウォーズ』と位置付けています。
ですが、翌年以降もゴジラ映画が製作され続けた事を考えると、その役割は立派に果たしてくれているようです。
久々に、「キンゴジ」仕様(体型)の着ぐるみのゴジラを用いながらも、さらにシャープエッジを利かした、シルエット的にはベストな体型。
だが、敵のミレニアンは不評です。
まるで、昭和40年代前半に雑誌に掲載されていた、火星人のようなデザインだからだ。
昭和の匂いがプンプンとしていたが、回顧と言うより、なぜ、このような試行錯誤的なデザインを採用してしまったのだろうかと言う事だ。
このミレニアンは、オルガへと怪獣化するのですが、劇場で予備知識無しにミレニアンを観た時には、失笑どころか愕然とし呆気に取られたものでした。
3年振りのゴジラ映画が・・・。
この時代に、謎のUFOが出現という設定自体に無理があったようです。
宇宙人に対するワクワク感も薄れているからでもあります。
私は、昭和のワーストゴジラ作品を、『ゴジラ対メガロ』(あくまでも私的な見解で、切り口が変われば、評価する点は多いのは史実)だと思っています。
そして、平成のワーストゴジラ作品が、この『ゴジラ2000ミレニアム』もしくは『ゴジラ ファィナルウォーズ』と位置付けています。
ですが、翌年以降もゴジラ映画が製作され続けた事を考えると、その役割は立派に果たしてくれているようです。
2015年10月21日水曜日
ゴジラVSデストロイア
当初は、『ゴジラVSゴーストゴジラ』のタイトル案もあったが、『VSメカゴジラ』、『VSスペースゴジラ』と続いていたので、『ゴジラVSデストロイア』に決定。
雑誌「宇宙船」での早期の告知では「ゴジラVSデストロイヤー」との表記もあり、一瞬、今度は覆面レスラーが相手なのかとも思ったものです。
オープニングは圧巻で、『ゴジラVSメカゴジラ』とは異なったシチュエーションでMAXなのだ。
いきなり、真っ赤なゴジラが姿を現し暴走。
嫌が上でも期待が高まる。
観客は、「最後のゴジラ」と認識した上で見ているので尚更だ。
鬼気迫るとんでもない緊張感が、伊福部サウンドと共に覆いかぶさってくるのだ。
メルトダウン寸前で、大暴走、狂喜乱舞しているのです。
第1作の『ゴジラ』で使用されたオキシジェンデストロイヤーは、ゴジラを白骨化させたのと同時に、未知の生物を生み出していたのだった。
河内桃子さんが恵美子役で出演しているのが、映画の歴史に重みを与えている。
デストロイアは単独でゴジラと戦うため、形態の変化で観客を飽きさせないようにしている。
幼体の集合体のデストロイアが、自動車から逃げ遅れた石野陽子さん演じる山根ゆかりを襲うシーンは、迫力満点。
見ていて、同じように身体を動かして脱出しようとしてしまうのでした。
リトルゴジラは、ゴジラジュニアとして成長した姿で登場。
デストロイアに殺されてしまいましたが、メルトダウン後のゴジラの放射能を吸収し、ラストでは復活したシルエットを見せています。
本作で、「ゴジラ」は終了。
しかし、「モスラ」の3部作を間に挟み、1999年の年末には新たなシルエットで復活するのでした。
雑誌「宇宙船」での早期の告知では「ゴジラVSデストロイヤー」との表記もあり、一瞬、今度は覆面レスラーが相手なのかとも思ったものです。
オープニングは圧巻で、『ゴジラVSメカゴジラ』とは異なったシチュエーションでMAXなのだ。
いきなり、真っ赤なゴジラが姿を現し暴走。
嫌が上でも期待が高まる。
観客は、「最後のゴジラ」と認識した上で見ているので尚更だ。
鬼気迫るとんでもない緊張感が、伊福部サウンドと共に覆いかぶさってくるのだ。
メルトダウン寸前で、大暴走、狂喜乱舞しているのです。
第1作の『ゴジラ』で使用されたオキシジェンデストロイヤーは、ゴジラを白骨化させたのと同時に、未知の生物を生み出していたのだった。
河内桃子さんが恵美子役で出演しているのが、映画の歴史に重みを与えている。
デストロイアは単独でゴジラと戦うため、形態の変化で観客を飽きさせないようにしている。
幼体の集合体のデストロイアが、自動車から逃げ遅れた石野陽子さん演じる山根ゆかりを襲うシーンは、迫力満点。
見ていて、同じように身体を動かして脱出しようとしてしまうのでした。
リトルゴジラは、ゴジラジュニアとして成長した姿で登場。
デストロイアに殺されてしまいましたが、メルトダウン後のゴジラの放射能を吸収し、ラストでは復活したシルエットを見せています。
本作で、「ゴジラ」は終了。
しかし、「モスラ」の3部作を間に挟み、1999年の年末には新たなシルエットで復活するのでした。
2015年10月20日火曜日
ゴジラVSスペースゴジラ
ゴジラ細胞が、またまたクローズアップ。
詳細は省くが、スペースゴジラはゴジラ細胞、ビオランテの粒子と関わりがある存在なのだ。
なので、ゴジラに酷似した容姿に。
ゴジラに角を生やして、両肩にクリスタル状の突起物を付けた感じですね。
それよりも、モゲラがリニューアルされたデザインとは言え、復活した方が拍手多し。
しかも、人類の対ゴジラ兵器のロボットとして、2機のメカが合体するのだ。
モゲラ=MOGERAとは、モビル・オペレーション・ゴジラ・エキスパート・ロボット・エアロタイプの頭文字を取ったもの。
復活したメカゴジラとは逆に、平成のモゲラは丸みよりもエッジの効いたデザインになっている。
前作で登場したベビーゴジラは、成長した姿リトルゴジラとして再登場。
モスラの成虫も姿を見せ、妖精(フェアリー)モスラを形成し、地球の危機を知らせるために一役買ってくれました。
本編で気になったのは、本作は音楽担当が伊福部昭氏では無いという事。
劇中の音楽が伊福部サウンドなら、もっと違った印象になっていた事でしょう。
これは、(あくまでも個人的な意見ですが)『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』にも当てはまる事かもしれません。
モゲラは劇場公開時に、劇中通りに再現可能な合体仕様の玩具が発売されました。
もちろん、買ってしまいました。
本作は、ハリウッド版『GODGLLA』の製作が遅れた事により作られたもの。
当初の予定通りにハリウッド版が公開されていれば、その後のゴジラ映画の流れが変わっていた事を思うと、分岐点的な作品でもあります。
詳細は省くが、スペースゴジラはゴジラ細胞、ビオランテの粒子と関わりがある存在なのだ。
なので、ゴジラに酷似した容姿に。
ゴジラに角を生やして、両肩にクリスタル状の突起物を付けた感じですね。
それよりも、モゲラがリニューアルされたデザインとは言え、復活した方が拍手多し。
しかも、人類の対ゴジラ兵器のロボットとして、2機のメカが合体するのだ。
モゲラ=MOGERAとは、モビル・オペレーション・ゴジラ・エキスパート・ロボット・エアロタイプの頭文字を取ったもの。
復活したメカゴジラとは逆に、平成のモゲラは丸みよりもエッジの効いたデザインになっている。
前作で登場したベビーゴジラは、成長した姿リトルゴジラとして再登場。
モスラの成虫も姿を見せ、妖精(フェアリー)モスラを形成し、地球の危機を知らせるために一役買ってくれました。
本編で気になったのは、本作は音楽担当が伊福部昭氏では無いという事。
劇中の音楽が伊福部サウンドなら、もっと違った印象になっていた事でしょう。
これは、(あくまでも個人的な意見ですが)『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』にも当てはまる事かもしれません。
モゲラは劇場公開時に、劇中通りに再現可能な合体仕様の玩具が発売されました。
もちろん、買ってしまいました。
本作は、ハリウッド版『GODGLLA』の製作が遅れた事により作られたもの。
当初の予定通りにハリウッド版が公開されていれば、その後のゴジラ映画の流れが変わっていた事を思うと、分岐点的な作品でもあります。
2015年10月19日月曜日
ゴジラVSメカゴジラ
オープニングは、圧巻。
伊福部サウンドに乗せて、過去の戦いのナレーションと共に、メカゴジラがドック゜で待機しているのだ。
何度繰り返して見ても鳥肌モノで、飽きません。
男の子には貯まらない、メカモノなのだ。
今回のメカゴジラは、人類の味方であり、対ゴジラ兵器。
シルエットは丸みを帯びており、昭和のメカゴジラ(『ゴジラ対メカゴジラ』、『メカゴジラの逆襲』)と差別化を図っている。
リアリティの追求のためか、本作のメカゴジラはガンガン動くより、空中での浮遊状態が印象に残っている。
ガルーダとの合体による、スーパーメカゴジラでは尚更だ。
実は、ファイヤーラドン(ラドンが復活した姿)の生命エネルギーを受けて復活、パワーアップするゴジラと対になっていんですね。
メカ同士と、生命を持つもの同士の融合をも対比しており、最終的には生命を持つゴジラがメカゴジラに勝利するのだ。
我が子である、ベビーゴジラを守るためにだ。
「メカゴジラ対ラドン」、「ゴジラ対ラドン」、「ゴジラ対メカゴジラ」と戦いもバリエーションにとんでおり、贅沢な対戦カードが続出。
ちなみに、次回作でメカゴジラ2の登場予定もあったのですが、モゲラが取って変わる事になりました。
平成のメカゴジラ2は、『ゴジラ×メカゴジラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』にて実現するまで、もう少し年数が必要でした。
伊福部サウンドに乗せて、過去の戦いのナレーションと共に、メカゴジラがドック゜で待機しているのだ。
何度繰り返して見ても鳥肌モノで、飽きません。
男の子には貯まらない、メカモノなのだ。
今回のメカゴジラは、人類の味方であり、対ゴジラ兵器。
シルエットは丸みを帯びており、昭和のメカゴジラ(『ゴジラ対メカゴジラ』、『メカゴジラの逆襲』)と差別化を図っている。
リアリティの追求のためか、本作のメカゴジラはガンガン動くより、空中での浮遊状態が印象に残っている。
ガルーダとの合体による、スーパーメカゴジラでは尚更だ。
実は、ファイヤーラドン(ラドンが復活した姿)の生命エネルギーを受けて復活、パワーアップするゴジラと対になっていんですね。
メカ同士と、生命を持つもの同士の融合をも対比しており、最終的には生命を持つゴジラがメカゴジラに勝利するのだ。
我が子である、ベビーゴジラを守るためにだ。
「メカゴジラ対ラドン」、「ゴジラ対ラドン」、「ゴジラ対メカゴジラ」と戦いもバリエーションにとんでおり、贅沢な対戦カードが続出。
ちなみに、次回作でメカゴジラ2の登場予定もあったのですが、モゲラが取って変わる事になりました。
平成のメカゴジラ2は、『ゴジラ×メカゴジラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』にて実現するまで、もう少し年数が必要でした。
2015年10月17日土曜日
ゴジラVSモスラ
「平成ゴジラVSシリーズ」最高の観客を動員した、大ヒット作。
モスラの存在が、女性や女児を取り込む大きな要因だ。
メカキングギドラ戦を終えたゴジラは、生存していた。
脚本のベースになったのは、幻の作品『モスラVSバガン』だ。
これは、これで見てみたいものです。
今回、モスラは卵~幼虫~繭~成虫へと順番に姿を現す。
しかし、昔一戦を交えたバトルモスラことバトラは、幼虫の姿から一気に成虫へと変化。
モスラとの差別化に一役買っているようだ。
そして、現代では最終的にモスラと成虫同士で共同戦線を張り、ゴジラを輸送するも、海上でゴジラの反撃を受け、バトラは死んでしまう事に。
三枝未希も続投。
女の子に人気があったのが、「コスモス」。
ウルトラマンの名前ではありません。
インファント島の先住民族で、『モスラ』での小美人に相当します。
ただ、コスモスは蛍光ピ[ンクの衣装で、アイドルさながら。
今回、「モスラの歌」には、日本語の歌詞も用意されました。
モスラの幼虫は好きな怪獣なのですが、素材が好過ぎるとでも言うのでしょうか、ちょっと生物感が乏しいようです。
バドラの幼虫が荒々しいだけに余計にそう感じられるのですが、意図的なのかもしれません。
「横浜みなとみらい21」での、夜の街での3大怪獣の激突は、光線が一層際立つ素晴らしい演出でした。
モスラの存在が、女性や女児を取り込む大きな要因だ。
メカキングギドラ戦を終えたゴジラは、生存していた。
脚本のベースになったのは、幻の作品『モスラVSバガン』だ。
これは、これで見てみたいものです。
今回、モスラは卵~幼虫~繭~成虫へと順番に姿を現す。
しかし、昔一戦を交えたバトルモスラことバトラは、幼虫の姿から一気に成虫へと変化。
モスラとの差別化に一役買っているようだ。
そして、現代では最終的にモスラと成虫同士で共同戦線を張り、ゴジラを輸送するも、海上でゴジラの反撃を受け、バトラは死んでしまう事に。
三枝未希も続投。
女の子に人気があったのが、「コスモス」。
ウルトラマンの名前ではありません。
インファント島の先住民族で、『モスラ』での小美人に相当します。
ただ、コスモスは蛍光ピ[ンクの衣装で、アイドルさながら。
今回、「モスラの歌」には、日本語の歌詞も用意されました。
モスラの幼虫は好きな怪獣なのですが、素材が好過ぎるとでも言うのでしょうか、ちょっと生物感が乏しいようです。
バドラの幼虫が荒々しいだけに余計にそう感じられるのですが、意図的なのかもしれません。
「横浜みなとみらい21」での、夜の街での3大怪獣の激突は、光線が一層際立つ素晴らしい演出でした。
ゴジラVSキングギドラ
本作より、かつての人気怪獣がリニューアルされたデザインで登場する「VSシリーズ」が始まる。
新作発表の時、これまではキングギドラがゴジラ単体と戦った事が無かったので、ちょっと寂しい感じもしたが、メカキングギドラという超大物の隠し玉があり驚かされました。
しかも、女性が操縦して悪のゴジラに立ち向かうという、かつての構図とは真逆の展開なのだ。
伊福部サウンドの新録が全編に渡り使われており、非の打ち所が無い作品に。
冒頭は、「2204A.D. オホーツク海沖」から始まるのだが、ゴジラ映画では珍しい、本編のハイライトなのだ。
いきなり、キングキドラの死体が海底に横たわっているのは衝撃。
ここで、『ゴジラVSキングギドラ』のタイトルが表示され、「1992A.D.東京」から物語が開始。
ちなみに劇場公開は1991年12月14日です。
夜の町に、いきなりUFOが飛来。
タイムトラベルものなので、どうしても整合性に不具合が生じてしまうのだが、それは、どこに焦点を当てるか、「軸」をどこに置くかにより解釈も変わって来るからだ。
今回、ゴジラ誕生の瞬間が描写されている。
ゴジラザウルスが被爆して復活、巨大化したのだ。
結果的にゴジラの身長も100メートルへと巨大化する事に。
それでも、東京の大都市では建築物の大きさには圧倒されていました。
また、キングギドラは意図的に、ドラットという生物を使い、人工的に生み出された。
戦争映画色の濃い内容ですが、『ゴジラ』(1954年)に追従した「名作」だと思います。
本編終了後に、いきなり『モスラ対ゴジラ』の映像が流れました。翌年公開の予告だったのですが、私は勘違いして、「来年はリバイバルなのか」と一瞬思った事を覚えています。
新作は、勿論『ゴジラVSモスラ』です。
名前の順番が逆になり、「対」が「VS」に変わったのでした。
新作発表の時、これまではキングギドラがゴジラ単体と戦った事が無かったので、ちょっと寂しい感じもしたが、メカキングギドラという超大物の隠し玉があり驚かされました。
しかも、女性が操縦して悪のゴジラに立ち向かうという、かつての構図とは真逆の展開なのだ。
伊福部サウンドの新録が全編に渡り使われており、非の打ち所が無い作品に。
冒頭は、「2204A.D. オホーツク海沖」から始まるのだが、ゴジラ映画では珍しい、本編のハイライトなのだ。
いきなり、キングキドラの死体が海底に横たわっているのは衝撃。
ここで、『ゴジラVSキングギドラ』のタイトルが表示され、「1992A.D.東京」から物語が開始。
ちなみに劇場公開は1991年12月14日です。
夜の町に、いきなりUFOが飛来。
タイムトラベルものなので、どうしても整合性に不具合が生じてしまうのだが、それは、どこに焦点を当てるか、「軸」をどこに置くかにより解釈も変わって来るからだ。
今回、ゴジラ誕生の瞬間が描写されている。
ゴジラザウルスが被爆して復活、巨大化したのだ。
結果的にゴジラの身長も100メートルへと巨大化する事に。
それでも、東京の大都市では建築物の大きさには圧倒されていました。
また、キングギドラは意図的に、ドラットという生物を使い、人工的に生み出された。
戦争映画色の濃い内容ですが、『ゴジラ』(1954年)に追従した「名作」だと思います。
本編終了後に、いきなり『モスラ対ゴジラ』の映像が流れました。翌年公開の予告だったのですが、私は勘違いして、「来年はリバイバルなのか」と一瞬思った事を覚えています。
新作は、勿論『ゴジラVSモスラ』です。
名前の順番が逆になり、「対」が「VS」に変わったのでした。
2015年10月16日金曜日
ゴジラVSビオランテ
「平成ゴジラVSシリーズ」の幕開けだ。
やはり、ゴジラと戦う怪獣登場の要望は高かったのだ。
新怪獣のビオランテは形態が変化。
イラスト版のポスターには、第1形態の花獣形態が使用されている。
写真使用のポスには第2形態である植獣形態が掲載されているが、「超ゴジラ」の文字があり。
あくまでも、ゴジラ同士の戦いなのだ。
細胞には、人の細胞と薔薇が融合されているので、記号だけを較べてみるとゴジラを上回っている。
ビオランテ自体は巨大なうえ、目立った可動個所は大きな口と複数の触手なので、戦いは限定されているものの迫力は満点だった。
スーバーX2が登場し、前作との繋がりを鮮明にしている
搭載したファイヤーミラーで、ゴジラの放射能熱戦を反射させ効果を上げていた。
が、耐えきれず溶融状態に。
三枝未希が初めて登場するのが本作である。
まさか、「平成VSシリーズ」に不可欠のキャラクターになるとは、想像していませんでした。
ゴジラの着ぐるみは前作とは異なり、新しい物が造型された。
『ゴジラVSデトロイア』まで、このスタイルに統一され、継続世界観の構築に多大な視覚効果をもたらしている。
バンダイから発売されたビオランテのソフビは箱に入っており、別格の仕様でした。
劇中のBGMが、すべて伊福部サウンドなら、もっと違った印象の映画になっていたと思いますが、それは次回作で実現する事になりました。
やはり、ゴジラと戦う怪獣登場の要望は高かったのだ。
新怪獣のビオランテは形態が変化。
イラスト版のポスターには、第1形態の花獣形態が使用されている。
写真使用のポスには第2形態である植獣形態が掲載されているが、「超ゴジラ」の文字があり。
あくまでも、ゴジラ同士の戦いなのだ。
細胞には、人の細胞と薔薇が融合されているので、記号だけを較べてみるとゴジラを上回っている。
ビオランテ自体は巨大なうえ、目立った可動個所は大きな口と複数の触手なので、戦いは限定されているものの迫力は満点だった。
スーバーX2が登場し、前作との繋がりを鮮明にしている
搭載したファイヤーミラーで、ゴジラの放射能熱戦を反射させ効果を上げていた。
が、耐えきれず溶融状態に。
三枝未希が初めて登場するのが本作である。
まさか、「平成VSシリーズ」に不可欠のキャラクターになるとは、想像していませんでした。
ゴジラの着ぐるみは前作とは異なり、新しい物が造型された。
『ゴジラVSデトロイア』まで、このスタイルに統一され、継続世界観の構築に多大な視覚効果をもたらしている。
バンダイから発売されたビオランテのソフビは箱に入っており、別格の仕様でした。
劇中のBGMが、すべて伊福部サウンドなら、もっと違った印象の映画になっていたと思いますが、それは次回作で実現する事になりました。
2015年10月15日木曜日
ゴジラ(1984)
復活ゴジラ映画の第一段。
ショッキラスは登場するものの、ゴジラ単体の映画。
少しゴンタ顔の着ぐるみです。
ゴジラの顔の表情を表現するために、アップ用としてサイボットゴジラが製作されました。
復活を望む声が高まり、「復活フェスティバル ゴジラ1983」を経て、遂に新作が公開されました。
「対決シリーズ」が定番でしたので、公開当時は物足りなさを感じましたが、改めて見直すと素晴らしい作品です。
それまでは、ゴジラへの攻撃が主流だったが、今回は体内にカドミウム弾を撃ち込み動きを制御する方向へ。
見た目は地味ですが理に叶った作戦で、スーパーXが搭載してゴジラの口へと打ち込みました。
成功したかに見えたが、不可抗力により雷雲が発生し落雷を受けてゴジラは復活。
結果的ですが、自然現象には太刀打ち出来ないという事だ。
これが後に続く、「平成VSシリーズ」への原点になります。
厳密に言うと本作は昭和の作品ですが、平成の作品として分類されがちです。
『ゴジラ』生誕30周年の新作ですが、本作のヒロインである沢口靖子さんは、第1作の河内桃子さんのようにクローズアップされね事は少ないようです。
第1作の『ゴジラ』から直結する設定なので、途中のアンギラス以降の怪獣達も存在しない事になっています。
また、身長は50メートルから80メートルにアップされていますが、乱立する巨大ビルに埋もれてしまいがちで、都市破壊のカタルシス、描写も難しいかったようです。
本作の『ゴジラ』が、お子様向けになってしまっていた「ゴジラ」を世間の一般大衆、成人層に取り戻したという点に於いての功績は素晴らしいと思います。
ショッキラスは登場するものの、ゴジラ単体の映画。
少しゴンタ顔の着ぐるみです。
ゴジラの顔の表情を表現するために、アップ用としてサイボットゴジラが製作されました。
復活を望む声が高まり、「復活フェスティバル ゴジラ1983」を経て、遂に新作が公開されました。
「対決シリーズ」が定番でしたので、公開当時は物足りなさを感じましたが、改めて見直すと素晴らしい作品です。
それまでは、ゴジラへの攻撃が主流だったが、今回は体内にカドミウム弾を撃ち込み動きを制御する方向へ。
見た目は地味ですが理に叶った作戦で、スーパーXが搭載してゴジラの口へと打ち込みました。
成功したかに見えたが、不可抗力により雷雲が発生し落雷を受けてゴジラは復活。
結果的ですが、自然現象には太刀打ち出来ないという事だ。
これが後に続く、「平成VSシリーズ」への原点になります。
厳密に言うと本作は昭和の作品ですが、平成の作品として分類されがちです。
『ゴジラ』生誕30周年の新作ですが、本作のヒロインである沢口靖子さんは、第1作の河内桃子さんのようにクローズアップされね事は少ないようです。
第1作の『ゴジラ』から直結する設定なので、途中のアンギラス以降の怪獣達も存在しない事になっています。
また、身長は50メートルから80メートルにアップされていますが、乱立する巨大ビルに埋もれてしまいがちで、都市破壊のカタルシス、描写も難しいかったようです。
本作の『ゴジラ』が、お子様向けになってしまっていた「ゴジラ」を世間の一般大衆、成人層に取り戻したという点に於いての功績は素晴らしいと思います。
2015年10月14日水曜日
メカゴジラの逆襲
メカゴジラシリーズ第2弾なので、タイトルからゴジラの名前が無くなってしまった。
しかも、新怪獣チタノザウルスとの共闘でゴジラに立ち向かうので、メカゴジラ2の強さの表現が弱くなってしまった感は否めない。
本多猪四郎監督がメガホンを取り、音楽は伊福部昭氏と黄金のコンビなのだが残念だったのは、やはりゴジラの着ぐるみ。
顔が残念。
白目に黒塗りの眼球。
しかも背びれは、銀色のスプレーを噴きつけたうな感じ。
生物感が無いのだ。
チタノザウルスが生物感に溢れていただけに、余計に目立ってしまうのだ。
怪獣は存在しているが、恐竜の存在は否定されているという世界観に違和感あり。
サイボーグだが、桂(藍とも子)のバストアップには子供心にドッキリ。
勿論、造り物ですが・・・。
『ゴジラ対メカゴジラ』、『メカゴジラの逆襲』のポスターは、どちらも写真ではなくイラスト仕様になっています。
公開時に近所の低学年の友達の母親に、一緒に連れて行ってもらいました。
本当は、隣接の劇場で公開していた『グレートマジンガー対ゲッターロボ』の方が観たかったのですが、それは言い出せませんでした。
この頃はゴジラ人気が下火になり、子供心にも「オイルショック」の影を感じていました。
時代の流れとは言え、ゴジラ映画を「子供向け」にしてしまったのも要因のひとつだとも思います。
しかも、新怪獣チタノザウルスとの共闘でゴジラに立ち向かうので、メカゴジラ2の強さの表現が弱くなってしまった感は否めない。
本多猪四郎監督がメガホンを取り、音楽は伊福部昭氏と黄金のコンビなのだが残念だったのは、やはりゴジラの着ぐるみ。
顔が残念。
白目に黒塗りの眼球。
しかも背びれは、銀色のスプレーを噴きつけたうな感じ。
生物感が無いのだ。
チタノザウルスが生物感に溢れていただけに、余計に目立ってしまうのだ。
怪獣は存在しているが、恐竜の存在は否定されているという世界観に違和感あり。
サイボーグだが、桂(藍とも子)のバストアップには子供心にドッキリ。
勿論、造り物ですが・・・。
『ゴジラ対メカゴジラ』、『メカゴジラの逆襲』のポスターは、どちらも写真ではなくイラスト仕様になっています。
公開時に近所の低学年の友達の母親に、一緒に連れて行ってもらいました。
本当は、隣接の劇場で公開していた『グレートマジンガー対ゲッターロボ』の方が観たかったのですが、それは言い出せませんでした。
この頃はゴジラ人気が下火になり、子供心にも「オイルショック」の影を感じていました。
時代の流れとは言え、ゴジラ映画を「子供向け」にしてしまったのも要因のひとつだとも思います。
2015年10月13日火曜日
ゴジラ対メカゴジラ
男児には支持率の高い、メカ物。
しかも、メカゴジラが登場したのだ。
コジラの表皮を身に纏ったまま、アンギラスを瀕死の状態に。
キングシーサーが出現しなければ、ゴジラも危なかった強敵がメカゴジラなのだ。
メカゴジラは、ゴジラの面影を残しつつ、大胆にアレンジ。
正面から見ると、般若のようでもあり恐さをも合わせ持っています。
全身から放たれる、武器、光線技のオンパレード。
モノクロ映像だと、魅力が半減するのは間違い無しのレインボービー等のオンパレード。
新怪獣のキングシーサーは、当時あまり人気が無かったように思います。
狛犬のような怪獣なので、子供の支持率は低かった様子。
もちろん、当時の私も。
でも、改めて見直すとキングシーサーは、かなり強い。
メカゴジラの光線をプリズム状の眼で吸収し、打ち返す事が出来るからだ。
劇中で実現しなかったが、ゴジラの放射能光線(熱戦)を撃ち返す事は、可能だったのだろうか。
沖縄出身の、地域限定の怪獣だが、御当地怪獣としては最強クラスかもしれない。
メカゴジラは、ゴジラに首を回し折られてしまいましたが、キングシーサーは生存したままですね。
苦言を呈するとすれば、ゴジラの着ぐるみ表情のユルさ。
モロ白目に黒塗りの眼球なのだ。
メカゴジラがシャープでエッジが効いているので、余計に残念。
個人的には、『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』のゴジラの着ぐるみに匹敵するワースト。
ちなみに、ドラマ本編では、岸田森さんの渋い活躍が見られます。
また、ゾーンファイター(『流星人間ゾーン』)を演じた青山一也氏も出演しており、長年の特撮ファンには嬉しいキャスティングになっています。
バンダイのプラモデル「ザ特撮コレクション」は、通常版とメッキ版の両方を所有しています。
首を取り外すと、劇中通りに「電子頭脳」(『メカゴジラの逆襲』)が現れます。
しかも、メカゴジラが登場したのだ。
コジラの表皮を身に纏ったまま、アンギラスを瀕死の状態に。
キングシーサーが出現しなければ、ゴジラも危なかった強敵がメカゴジラなのだ。
メカゴジラは、ゴジラの面影を残しつつ、大胆にアレンジ。
正面から見ると、般若のようでもあり恐さをも合わせ持っています。
全身から放たれる、武器、光線技のオンパレード。
モノクロ映像だと、魅力が半減するのは間違い無しのレインボービー等のオンパレード。
新怪獣のキングシーサーは、当時あまり人気が無かったように思います。
狛犬のような怪獣なので、子供の支持率は低かった様子。
もちろん、当時の私も。
でも、改めて見直すとキングシーサーは、かなり強い。
メカゴジラの光線をプリズム状の眼で吸収し、打ち返す事が出来るからだ。
劇中で実現しなかったが、ゴジラの放射能光線(熱戦)を撃ち返す事は、可能だったのだろうか。
沖縄出身の、地域限定の怪獣だが、御当地怪獣としては最強クラスかもしれない。
メカゴジラは、ゴジラに首を回し折られてしまいましたが、キングシーサーは生存したままですね。
苦言を呈するとすれば、ゴジラの着ぐるみ表情のユルさ。
モロ白目に黒塗りの眼球なのだ。
メカゴジラがシャープでエッジが効いているので、余計に残念。
個人的には、『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』のゴジラの着ぐるみに匹敵するワースト。
ちなみに、ドラマ本編では、岸田森さんの渋い活躍が見られます。
また、ゾーンファイター(『流星人間ゾーン』)を演じた青山一也氏も出演しており、長年の特撮ファンには嬉しいキャスティングになっています。
バンダイのプラモデル「ザ特撮コレクション」は、通常版とメッキ版の両方を所有しています。
首を取り外すと、劇中通りに「電子頭脳」(『メカゴジラの逆襲』)が現れます。
2015年10月12日月曜日
ゴジラ対メガロ
当時、招待券が手に入っので、劇場で観賞する事が出来ました。
「ゴジラ、ジェットジャガー対メガロ、ガイガン」の怪獣タッグマッチの第2弾だが、アンギラスも短時間ですが冒頭に登場しています。
このひと手間の映像が嬉しいのです。
新ロボットのジェットジャガーの口元の、ギサギザ風のデザインが微妙。
メガロも新怪獣なのですが、こちらも本作のみの登場で、「平成シリーズ」でも復活しませんでした。
荒野のような大地での、ゴジラ達の戦いの時間が長く、子供心に間延びした感がありました。
メガロのダム破壊のシーンは、圧巻です。
「ゴジラ、ジェットジャガー対メガロ、ガイガン」の怪獣タッグマッチの第2弾だが、アンギラスも短時間ですが冒頭に登場しています。
このひと手間の映像が嬉しいのです。
新ロボットのジェットジャガーの口元の、ギサギザ風のデザインが微妙。
メガロも新怪獣なのですが、こちらも本作のみの登場で、「平成シリーズ」でも復活しませんでした。
荒野のような大地での、ゴジラ達の戦いの時間が長く、子供心に間延びした感がありました。
メガロのダム破壊のシーンは、圧巻です。
2015年10月11日日曜日
地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン
OPのテーマ音楽は、実は三菱未来館(大阪万博 )の流用ですが、「ゴジラ」映画にドンビシャはまっています。
過去のライブフィルムを流用しながらも、迫力のある作品に。
ゴジラ、アンギラス対ガイガン、キングギドラの怪獣タッグマッチ。
キングギドラの着ぐるみは多少くたびれていますが、ネームバリューに勝るものは無し。
本作で、キングギドラは見納め(『メカゴジラの逆襲』のライブフィルムは除く)。
過去のライブフィルムを流用しながらも、迫力のある作品に。
ゴジラ、アンギラス対ガイガン、キングギドラの怪獣タッグマッチ。
キングギドラの着ぐるみは多少くたびれていますが、ネームバリューに勝るものは無し。
本作で、キングギドラは見納め(『メカゴジラの逆襲』のライブフィルムは除く)。
2015年10月10日土曜日
ゴジラ対ヘドラ
「ゴジラ」が最初に表記される、「対決シリーズ」の幕開け。
「第2のゴジラ」とも言うべき、当時の社会問題である「公害」、「ヘドロ」をモチーフにしたヘドラが登場。
初めてヘドラを見た時は、「汚い怪獣だなぁ」との印象が。
形態が変化するのですが、単体でゴジラに立ち向かった、数少ない怪獣の一匹でもあります。
本作では、ゴジラが飛行するのも見どころです。
「第2のゴジラ」とも言うべき、当時の社会問題である「公害」、「ヘドロ」をモチーフにしたヘドラが登場。
初めてヘドラを見た時は、「汚い怪獣だなぁ」との印象が。
形態が変化するのですが、単体でゴジラに立ち向かった、数少ない怪獣の一匹でもあります。
本作では、ゴジラが飛行するのも見どころです。
2015年10月9日金曜日
ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃
継続が決まった「ゴジラ」映画だが、本作は新怪獣ガバラが登場するものの、過去のライブフィルムの流用が多い。
だが、ビデオ等の普及していない時代には、ありがたいものでした。
内容は子供向けで、いじめっ子に立ち向かう姿がミニラとガバラにオーバーラップしています。
だが、ビデオ等の普及していない時代には、ありがたいものでした。
内容は子供向けで、いじめっ子に立ち向かう姿がミニラとガバラにオーバーラップしています。
2015年10月8日木曜日
怪獣総進撃
ゴジラ映画の総決算。
本作で打ち切り予定だったが、思いのほか大ヒット。
これより後も、ゴジラ映画が制作される事に。
ゴジラ、ミニラ、アンギラス、ゴロザウルス、バラゴン、バラン、マンダ、クモンガ、モスラ(幼虫)、ラドン、キングギドラの計11匹が登場。
バランは着ぐるみが製作されず飛び人形のみの出演だったが、カラーリングが解るので貴重だ。
アンギラスは、本作以降はゴジラの良きパートナーに。
マンダは、全くの別デザイン、造型にて登場。
龍と言うより、海ヘビみたいです。
ちなみに、ファイヤードラゴンとは怪獣ではなく、炎に包まれたキラアク星人の円盤です。
本作で打ち切り予定だったが、思いのほか大ヒット。
これより後も、ゴジラ映画が制作される事に。
ゴジラ、ミニラ、アンギラス、ゴロザウルス、バラゴン、バラン、マンダ、クモンガ、モスラ(幼虫)、ラドン、キングギドラの計11匹が登場。
バランは着ぐるみが製作されず飛び人形のみの出演だったが、カラーリングが解るので貴重だ。
アンギラスは、本作以降はゴジラの良きパートナーに。
マンダは、全くの別デザイン、造型にて登場。
龍と言うより、海ヘビみたいです。
ちなみに、ファイヤードラゴンとは怪獣ではなく、炎に包まれたキラアク星人の円盤です。
2015年10月7日水曜日
怪獣島の決戦 ゴジラの息子
遂に、ゴジラの子供が登場。
卵から生まれてすぐに、カマキラス達にいたぶられる受難も。
3匹のカマキラスと、クモンガの操演は職人芸の極み。
ミニラとの対比のため、ゴジラの着ぐるみは大きくて少しダブダブ。
かつての表情、顔の造型とは異なるので、好き嫌いがハッキリするコジラです。
そ゛ルゲル島が舞台ですが、楽しい内容です。
卵から生まれてすぐに、カマキラス達にいたぶられる受難も。
3匹のカマキラスと、クモンガの操演は職人芸の極み。
ミニラとの対比のため、ゴジラの着ぐるみは大きくて少しダブダブ。
かつての表情、顔の造型とは異なるので、好き嫌いがハッキリするコジラです。
そ゛ルゲル島が舞台ですが、楽しい内容です。
2015年10月6日火曜日
ゴジラ モスラ エビラ 南海の大決闘
レッチ島を舞台に、表題には無い大コンドルも登場。
エビラの海中のシーンは、水中特撮の面目躍如。
モスラは、短時間しか登場しません。
ゴジラへの突撃と、人々の運搬のみ。
あくまでも、「ゴジラ対エピラ」がメイン。
両者の岩石での打ち合いは、賛否両論の分かれる個所ですが、あくまでも娯楽映画です。
エビラの海中のシーンは、水中特撮の面目躍如。
モスラは、短時間しか登場しません。
ゴジラへの突撃と、人々の運搬のみ。
あくまでも、「ゴジラ対エピラ」がメイン。
両者の岩石での打ち合いは、賛否両論の分かれる個所ですが、あくまでも娯楽映画です。
2015年10月5日月曜日
三大怪獣地球最大の決戦
『ラドン対ゴジラ』を経ずして実現した、両者の激突。
モスラとの再戦。
更に、新怪獣キングギドラの登場と豪華絢爛な作品。
『モスラ対ゴジラ』の世界観、時間軸を継承。
『宇宙大怪獣キングギドラ』をも飛び越えて、制作された。
キングギドラの操演と、引力光線の派手さは秀逸。
3本の首を持ち、地球の3大怪獣と戦う姿は、視覚効果も抜群。
四者痛み分けで、キングギドラは宇宙へと飛び去って行きました。
モスラとの再戦。
更に、新怪獣キングギドラの登場と豪華絢爛な作品。
『モスラ対ゴジラ』の世界観、時間軸を継承。
『宇宙大怪獣キングギドラ』をも飛び越えて、制作された。
キングギドラの操演と、引力光線の派手さは秀逸。
3本の首を持ち、地球の3大怪獣と戦う姿は、視覚効果も抜群。
四者痛み分けで、キングギドラは宇宙へと飛び去って行きました。
2015年10月4日日曜日
怪獣大戦争
ゴジラとラドンが、宇宙に進出させられた。
キングギドラとの再戦。
X星人が、「癌の特効薬」のデータと引き換えに、ゴジラとラドンを取り引き。
モスラがいないので、ちょっと寂しくもありますが、地球に戻ってのバトルは圧巻。
キングギドラとの再戦。
X星人が、「癌の特効薬」のデータと引き換えに、ゴジラとラドンを取り引き。
モスラがいないので、ちょっと寂しくもありますが、地球に戻ってのバトルは圧巻。
2015年10月3日土曜日
モスラ対ゴジラ
巨大な毒蛾との戦いに魅力を感じなかったのは、幼少の頃。
「復活フェスティバル ゴジラ1983」で劇場で観賞した時には、落涙。
卵を守る、モスラの成虫。
少し小さめで、双子で生まれたモスラの幼虫の健気な姿。
星由里子さん演じる中西純子が、インファント島で涙ながらに訴えるシーン。
人間の「業」、身勝手さが招く「人的」な災い。
見所満載の、私の一番お気に入りの作品です。
「復活フェスティバル ゴジラ1983」で劇場で観賞した時には、落涙。
卵を守る、モスラの成虫。
少し小さめで、双子で生まれたモスラの幼虫の健気な姿。
星由里子さん演じる中西純子が、インファント島で涙ながらに訴えるシーン。
人間の「業」、身勝手さが招く「人的」な災い。
見所満載の、私の一番お気に入りの作品です。
2015年10月2日金曜日
キングコング対ゴジラ
日米の怪獣王が、激突。
本作より、カラー作品に。
「総天然色」ですね。
テンポのよいコメディタッチで、ラストまで一気に見せます。
幼い頃は、巨大なゴリラに魅力を感じませんでしたが、やはり子供でした。
シルエットの異なる両者の激突は、迫力満点。
結果は、引き分けで「両雄並び立つ」でした。
本作より、カラー作品に。
「総天然色」ですね。
テンポのよいコメディタッチで、ラストまで一気に見せます。
幼い頃は、巨大なゴリラに魅力を感じませんでしたが、やはり子供でした。
シルエットの異なる両者の激突は、迫力満点。
結果は、引き分けで「両雄並び立つ」でした。
2015年10月1日木曜日
ゴジラの逆襲
大ヒットした、『ゴジラ』の続編。
こちらも、モノクロ作品。
新怪獣アンギラスとの戦いは、ハラハラドキドキ。
本編のドラマパートに、違和感あり。
音楽が、伊福部サウンドではないのだが、ちょっと重厚感に欠けました。
こちらも、モノクロ作品。
新怪獣アンギラスとの戦いは、ハラハラドキドキ。
本編のドラマパートに、違和感あり。
音楽が、伊福部サウンドではないのだが、ちょっと重厚感に欠けました。
登録:
コメント (Atom)