ドルバ カオスドルバ カオスウルトラマンカラミティ登場
最終決戦を控え、鏑矢諸島に向かおうとするムサシ隊員に、アヤノ隊員は「ムサシ・・・隊員、あの、あの、その、えっと。」と呼び止める。
ムサシは、それを遮るように「大丈夫、すぐ帰って来るよ。」と優しく微笑みかけ敬礼。
アヤノも笑顔で敬礼するが、表情には一抹の不安が垣間見える。
数日後、「TEAM EYES」はカオスウルトラマンを誘い出し倒すべく、コスモスを囮にして作戦開始。
防衛軍の発案ではなく「TEAM EYES」の提案で、1420メガヘルツのウルトラ信号を発信し、コスモスが現れたと見せかけるのだ。
だがムサシは、進化するカオスヘッダーに対し「カオスキメラ」を使用しての「対処療法」には、根本的な解決策を見いだせずに迷っていた。
誘い出したはずが、地中から姿を現したのはカオス化したドルパ(ガルバスと同じ種族、「TEAM EYES」は認識していた)。
全てを察知していたカオスウルトラマンカラミティは、満を持しての登場。
風貌が変化していたが、その時点での最高の形態を形成する能力が、カオスヘッダーには備わっているのだろう。
攻撃を受け爆風に包まれたムサシは、コスモスの記憶の中にある風景に導かれた。
地球に来る前、ある星をカオスヘッダーの魔の手から守り切れなかった為に、生態系を変えられ死の星になってしまった惑星だ。
「だから、私は救いたいのだ。この地球を、この地球だけは何としても。」とコスモスが語りかける。
同じ痛恨の思いを、二度と繰り返したくないのだ。
地球の悲鳴を耳にし、コスモスに促され「迷い」が吹っ切れたのか、ムサシは変身。
ドルバから、カオスヘッダーを取り除く。
そのドルバが、コスモスを助太刀。
可愛らしい羽根を、必死に羽ばたかせての突撃。
力が弱くても、自分の持てる能力を振り絞っての健気な姿に感動。
「他者を攻撃した者は、結果として自分が攻撃して返され。」、「他者を守った者は、結果として守った者から守られる。」との道理なのだ。
防衛軍とナガレ ジュンヤ(怪獣殲滅兵器開発チーム「ガウス」のリーダー、第33話「怪獣狙撃手」以来の登場)の援護で、辛くも勝利。
防衛軍が開発した「キメラミサイル」が、功を奏したのだ。
「TEAM EYES」からの歩み寄りにより、「カオスキメラのデータとサンプルを防衛軍に送っていた。」事による成果なのだ。
独善では、成果を伴わないからだ。
「キメラミサイル」を撃ち込まれたカオスウルトラマンカラミティの体色が変化し、細胞が変化する姿はCGならではの表現の好例。
ムサシの「心」は晴れてはいない。
「カオスヘッダーを倒す」以外の解決方法を探す思索が続き、迷いが残っていた。
安易な解決策に妥協しないからこその「尊い悩み」は、必ず「根本的な解決」に結び付く事を信じたい。
2016年1月7日木曜日
2016年1月6日水曜日
ウルトラマンコスモス 第56話 禁断の兵器
ヘルズキング改 登場
防衛軍がヘルズキングを改修し、対カオスヘッダー殲滅兵器として復元。
第38話「オヤジ星人」で爆発飛散していので、ちょっと驚き。
逆に言えば、防衛軍の科学力恐るべし。
防衛軍の西条武官は、鏑矢諸島の怪獣たちを極秘に改造して戦力にしたかったのかもしれない。
だが、イケヤマ管理官の目が黒い間は、手が出せないのだろう。
月面で採取したソアッグ鉱石がカオスヘッダーに対して有効であり、それを利用しヘルズキング改は物質を原子レベルに分解し消滅させるソアッグビームを装備。
コスモスが絶対的な戦力としての期待が出来ないので、佐原司令官の苦渋の選択なのかもしれないが、ムサシは感情を抑えきれず直訴。
佐原司令官は「彼(コスモス)の負担を少しでも軽くする事が出来るのなら、私は喜んで悪魔と手を組もう。」と。
地球を守るための方法論の違い、と言えばそれまで。
しかし、ムサシは「汚した手で、汚した手で自分の首を絞める事にはなりませんか。」と食い下がる。
ソアッグ反応炉が制御出来ず、暴走するヘルズキング改。
ハズミ科学主任は、「仲間が心配なんだろう。」とドイガキ隊員を戦地へ送り出そうとする。
人類の希望かもしれないヘルズキング改に対し、変身を躊躇うムサシに「自分を信じるんだ。」、「その勇気が私たちの力だ。」と「心」の有無を問い掛けるコスモス。
どんな巨大な戦力でも、それを扱う者の「心」が問われているのだ。
変身するムサシだが、コスモスはソアッグビームを浴びてしまう。
コスモスの代替兵器が、コスモス自身に使われたのだ。
防衛軍の命令を翻した、ヒウラキャップの指示による「TEAM EYES」の同時攻撃により、ソアッグ反応炉の傷を狙い撃破。
一筋の光明は、ソアッグ鉱石の「光の波長」がカオスキメラの自己増殖機能を促す事に気が付いた事。
信じる「心」が導いた結果なのだろう。
防衛軍がヘルズキングを改修し、対カオスヘッダー殲滅兵器として復元。
第38話「オヤジ星人」で爆発飛散していので、ちょっと驚き。
逆に言えば、防衛軍の科学力恐るべし。
防衛軍の西条武官は、鏑矢諸島の怪獣たちを極秘に改造して戦力にしたかったのかもしれない。
だが、イケヤマ管理官の目が黒い間は、手が出せないのだろう。
月面で採取したソアッグ鉱石がカオスヘッダーに対して有効であり、それを利用しヘルズキング改は物質を原子レベルに分解し消滅させるソアッグビームを装備。
コスモスが絶対的な戦力としての期待が出来ないので、佐原司令官の苦渋の選択なのかもしれないが、ムサシは感情を抑えきれず直訴。
佐原司令官は「彼(コスモス)の負担を少しでも軽くする事が出来るのなら、私は喜んで悪魔と手を組もう。」と。
地球を守るための方法論の違い、と言えばそれまで。
しかし、ムサシは「汚した手で、汚した手で自分の首を絞める事にはなりませんか。」と食い下がる。
ソアッグ反応炉が制御出来ず、暴走するヘルズキング改。
ハズミ科学主任は、「仲間が心配なんだろう。」とドイガキ隊員を戦地へ送り出そうとする。
人類の希望かもしれないヘルズキング改に対し、変身を躊躇うムサシに「自分を信じるんだ。」、「その勇気が私たちの力だ。」と「心」の有無を問い掛けるコスモス。
どんな巨大な戦力でも、それを扱う者の「心」が問われているのだ。
変身するムサシだが、コスモスはソアッグビームを浴びてしまう。
コスモスの代替兵器が、コスモス自身に使われたのだ。
防衛軍の命令を翻した、ヒウラキャップの指示による「TEAM EYES」の同時攻撃により、ソアッグ反応炉の傷を狙い撃破。
一筋の光明は、ソアッグ鉱石の「光の波長」がカオスキメラの自己増殖機能を促す事に気が付いた事。
信じる「心」が導いた結果なのだろう。
2016年1月5日火曜日
ウルトラマンコスモス 第55話 カオス大戦
カオスウルトラマンカラミティ登場
ひざまづき、地に伏すコスモス。
ムサシは、トレジャーベースへと運び込まれる。
カワヤ医師の診断を受け「長い間ずっと休まず、極限まで体力を使い果たした人間と同じもの。」、「死にかけている。」と。
2人が、夢の中で会話を。(一連の騒動の際に、視聴者へのお詫びに使用されていたのは、この映像のようだ。)
「私には、もう時間がない。」とコスモス。
ムサシとの同化による激闘の連続がもたらした、「ひずみ」のようだ。
「だが、ムサシ、私は逃げ出したりはしない。この身が、宇宙の星屑になろうとも、最後まで戦う。それが、私の使命でもあるのだ。」とのコスモスの言葉に対し、ベッドに横たわったまま、うわ言でムサシは応える。
「ウルトラマンコスモス、僕が戦います。もう、あなたの力を借りずに。」と。
その場に居合わせたのが、ヒウラキャップとアヤノ隊員。
彼のうわ言を「決意」と解釈したのか、それともムサシ=コスモスと確信したのだろうか。
2人の表情からは伺い知る事が出来ないが、「正体バレ」の確率は高そうだ。
再び出現したウルトラマンカラミティは、「バイオケミカルセンター」を目指す。
負傷を押して、テックサンダー1号で出撃するヒウラだが、あえなく撃沈。
ムサシは意識を取り戻し、仲間の危機を知り出撃しようとするが、「待って、そんな身体で戦ったら、どうなってしまうか分からないわ。だから。」とアヤノが引き留める。
ムサシは「コスモスは、僕たち地球人の為に、いや、この地球に生きる全ての生き物のために戦ってくれたんだ。ここで、僕たちが引く訳にはいかない。」と。
アヤノは「あたしは、あたしは、あなたの事が・・・。」
アヤノは、この後に、当然「好きだから。」と言いたかったのだろう。
だが、ムサシ=コスモスと知っていればこそ、個人の感情を抑えたのではなかろうか。
それを承知の上で「ありがとう、大丈夫。やられたりなんかはしない。絶対に勝つ。」とムサシは出撃。
この時、2人の会話に若干エコーがかかっていたが、ムサシだけにエコーの方が良かったのでは。
その方が、ムサシとコスモス両者共通の意思と捉える事が出来るからだ。
あるいは、ムサシオンリーの意思表示だったのだろうか・・・。
カラミティに挑むコスモスを、見守るしかないアヤノ。
無言だが、その口元が「ムサシ」と。
やはり、知っていたようだ。
カオスキメラを封入したプロトタイプの特殊カートリッジが完成し、フブキ隊員が撃つ放ち、見事に勝利を呼び込む。
「ムサシ、戦いは、まだ始まったばかりだ。」とコスモス。
「コスモス、僕はあなたと共に、そして仲間と共に戦い続けます。」とムサシが応じていたが、コスモスは「地球上で戦うための、パワーの限界が近付いている。」と述べていたのだから、矛盾しているのでは。
「点」の盛り上がりは良いのだが、「線」として繋がらないのは・・・。
2人の決意が、全てを乗り越えたという事なのかな。
ひざまづき、地に伏すコスモス。
ムサシは、トレジャーベースへと運び込まれる。
カワヤ医師の診断を受け「長い間ずっと休まず、極限まで体力を使い果たした人間と同じもの。」、「死にかけている。」と。
2人が、夢の中で会話を。(一連の騒動の際に、視聴者へのお詫びに使用されていたのは、この映像のようだ。)
「私には、もう時間がない。」とコスモス。
ムサシとの同化による激闘の連続がもたらした、「ひずみ」のようだ。
「だが、ムサシ、私は逃げ出したりはしない。この身が、宇宙の星屑になろうとも、最後まで戦う。それが、私の使命でもあるのだ。」とのコスモスの言葉に対し、ベッドに横たわったまま、うわ言でムサシは応える。
「ウルトラマンコスモス、僕が戦います。もう、あなたの力を借りずに。」と。
その場に居合わせたのが、ヒウラキャップとアヤノ隊員。
彼のうわ言を「決意」と解釈したのか、それともムサシ=コスモスと確信したのだろうか。
2人の表情からは伺い知る事が出来ないが、「正体バレ」の確率は高そうだ。
再び出現したウルトラマンカラミティは、「バイオケミカルセンター」を目指す。
負傷を押して、テックサンダー1号で出撃するヒウラだが、あえなく撃沈。
ムサシは意識を取り戻し、仲間の危機を知り出撃しようとするが、「待って、そんな身体で戦ったら、どうなってしまうか分からないわ。だから。」とアヤノが引き留める。
ムサシは「コスモスは、僕たち地球人の為に、いや、この地球に生きる全ての生き物のために戦ってくれたんだ。ここで、僕たちが引く訳にはいかない。」と。
アヤノは「あたしは、あたしは、あなたの事が・・・。」
アヤノは、この後に、当然「好きだから。」と言いたかったのだろう。
だが、ムサシ=コスモスと知っていればこそ、個人の感情を抑えたのではなかろうか。
それを承知の上で「ありがとう、大丈夫。やられたりなんかはしない。絶対に勝つ。」とムサシは出撃。
この時、2人の会話に若干エコーがかかっていたが、ムサシだけにエコーの方が良かったのでは。
その方が、ムサシとコスモス両者共通の意思と捉える事が出来るからだ。
あるいは、ムサシオンリーの意思表示だったのだろうか・・・。
カラミティに挑むコスモスを、見守るしかないアヤノ。
無言だが、その口元が「ムサシ」と。
やはり、知っていたようだ。
カオスキメラを封入したプロトタイプの特殊カートリッジが完成し、フブキ隊員が撃つ放ち、見事に勝利を呼び込む。
「ムサシ、戦いは、まだ始まったばかりだ。」とコスモス。
「コスモス、僕はあなたと共に、そして仲間と共に戦い続けます。」とムサシが応じていたが、コスモスは「地球上で戦うための、パワーの限界が近付いている。」と述べていたのだから、矛盾しているのでは。
「点」の盛り上がりは良いのだが、「線」として繋がらないのは・・・。
2人の決意が、全てを乗り越えたという事なのかな。
2016年1月4日月曜日
ウルトラマンコスモス 第54話 最大の侵略
「元気な子供達」(春風コンビ)に、アヤノ隊員が「お昼」の差し入れ。
ポテトの差を、一品だけつけられたフブキ隊員はチョットだけお怒り。
ムサシ隊員とアヤノのラブラブを暗示しているようだ。
ドイガキ隊員は「科学分析センター」で、ハズミ科学主任とカオスキメラの合成に勤しんでいる。
トレジャーベースの格納庫で、テックサンダーが複数待機していたが、立体感に欠けたCGの映像は残念。
「特撮」というより、アニメの感覚を禁じ得ない。
ジェルミナ(GERMINA)Ⅲは、宇宙座標P87ポイントでカオスヘッダーの反応を観測。
カオスウルトラマンが、久々に姿を現す。
ヒウラキャップ、シノブリーダー、フブキ隊員、アヤノ隊員全員が気を失ってからコスモスへと変身したムサシ。
久々に、緊迫感を伴っていました。
陰に隠れての変身より、変身の必然性を感じ取れたりもします。
「TEAM EYES」の面々の全身の「汚し」は、その後の撮影に影響がありそうで、アヤノの頬の傷も跡が残りそう。
コスモスはエクリプスモードでカオスウルトラマンを撃破するが、同時にカオスヘッダーの光が照射され、モードチェンジしたカオスウルトラマンカラミティが姿を現す。
コスモスが光線を放ちネルギーを使い果たし、間隔を開けず片膝を着き、カラータイマーが大音量で鳴り響いた後にカラミティが出現した方が演出的にはベターな気が。
ナレーションで「エネルギーは、残り少ない。」と言っていたが、画面と融合していないように見受けられたからだ。
最終回直前のようだが、もう少し話数は残っています。
応急処置的に放送された「特別総集編」で、1度は目にしてしまっている内容なので、「新鮮味」が薄れてしまっているのは残念。
でも、前代未聞の「放送再開」が実現しているのですから、贅沢は言えませんね。
ポテトの差を、一品だけつけられたフブキ隊員はチョットだけお怒り。
ムサシ隊員とアヤノのラブラブを暗示しているようだ。
ドイガキ隊員は「科学分析センター」で、ハズミ科学主任とカオスキメラの合成に勤しんでいる。
トレジャーベースの格納庫で、テックサンダーが複数待機していたが、立体感に欠けたCGの映像は残念。
「特撮」というより、アニメの感覚を禁じ得ない。
ジェルミナ(GERMINA)Ⅲは、宇宙座標P87ポイントでカオスヘッダーの反応を観測。
カオスウルトラマンが、久々に姿を現す。
ヒウラキャップ、シノブリーダー、フブキ隊員、アヤノ隊員全員が気を失ってからコスモスへと変身したムサシ。
久々に、緊迫感を伴っていました。
陰に隠れての変身より、変身の必然性を感じ取れたりもします。
「TEAM EYES」の面々の全身の「汚し」は、その後の撮影に影響がありそうで、アヤノの頬の傷も跡が残りそう。
コスモスはエクリプスモードでカオスウルトラマンを撃破するが、同時にカオスヘッダーの光が照射され、モードチェンジしたカオスウルトラマンカラミティが姿を現す。
コスモスが光線を放ちネルギーを使い果たし、間隔を開けず片膝を着き、カラータイマーが大音量で鳴り響いた後にカラミティが出現した方が演出的にはベターな気が。
ナレーションで「エネルギーは、残り少ない。」と言っていたが、画面と融合していないように見受けられたからだ。
最終回直前のようだが、もう少し話数は残っています。
応急処置的に放送された「特別総集編」で、1度は目にしてしまっている内容なので、「新鮮味」が薄れてしまっているのは残念。
でも、前代未聞の「放送再開」が実現しているのですから、贅沢は言えませんね。
2016年1月3日日曜日
ウルトラマンコスモス 第53話 雪の扉
グラルファン登場
太田愛さんの脚本は、心が「柔らかく」なります。
冒頭から、グラルファンの世界へと吸い込まれてしまった。
天本英世さん演じるトマノ(戸間乃)老人も、時間の流れを緩やかにしてくれ、殺伐とした昨今のオアシスのような存在だった。
グラルファンに音楽を聞かせようとしていたトマノ老人と、陸上の世界での「夏」が終わった(100分の2秒の差)中学生の暁くんの出会いもホノボノとしたものであり、年は離れていても、お互いが尊敬しあえる旧知の親友のようだ。
グラルファンとは伝説の生き物。
人の心の古い大切な思い出を目の前に、そのまま蘇らせてくれ。
その思い出の風景の中に入ると、グラルファンと一緒に「扉」の向こう、思い出の世界に行けるそうだ。
3日後に、真夏だというのにキサラギ町は冬になり、雪が降り出した。
トマノ老人のカードに描かれた扉は、開いていた。
グラルファンに、扉の向こうの世界に連れて行ってもらおうとするトマノ老人。
「どうして、そんなに思い出の世界へ行きたいの。」と素朴な疑問を投げかける暁くん。
一歩間違えれば、現実逃避になってしまうからだろう。
トマノ老人の視線の先には、40年前の古い白黒写真が飾られていた。
トマノ老人と妻と息子の3人が映っていた。
しかも、5年前に妻を亡くしていた。
彼の過去はヴァイオリニストであり、グラルファンに聞かせていた曲が、唯一録音されレコードとして残っていたのだ。
グラルファンがこちらの世界に居る、ほんのチョットの間だけ時間が止まる。
現実の時間と思い出の時間と、2つの時間は一緒に流れる事は出来ないからだ。
遂に、グラルファンが姿を現す。
トマノ老人の過去が眼前に広がるが、彼は「あの時間を、もう一度生きる事は出来ない。」と躊躇。
「どんな一瞬も、一度きりです。」と自分に言い聞かせる。
暁くんも「だから忘れない。」、「本気になれる。」と共感したようだ。
ここで、グラルファンが大人しく戻っていれば、ウルトラマンの登場しない「ファンタジー」調の作品に過ぎなかった。
しかし、「TEAM EYES」では、ムサシ隊員が探し出した1冊の本「傳説 怪獣大事典 第十二巻」がグラルファンの存在を解明していたようだ(その本を手にしたアヤノ隊員が、暁くんに提示する場面があったが、この直後の「ムサシとアヤノが声を上げ、光から目を隠すカット。」は、前後の繋がりから見る限り、編集ミス?)。
文字通り、「優しく」コスモスに変身するムサシ。
グラルファンを戻すのに、「力」を貸しただけだった。
扉のカードは、暁くんの手に。
扉を開けたため、トマノ老人は、この世界から姿を消してしまった。
失ったものを後悔するより、それだけ大事なものを持っていた事に主眼をおけるように、とのメッセージを実感した暁くん。
「昔の良き思い出に捕らわれ、後ろを向いたままの人生だけでは、決して新しい良き思い出を生みだす事は出来ない。」との心の重要性、前向きに生きる事の大切さが、余計に感じられた内容だった。
「ウルトラの世界」の無限の奥行きを、改めて思い知らされた。
『ウルトラマンガイア』第29話「遠い町・ウクバール」に肩をならべる「名作」ですね。
太田愛さんの脚本は、心が「柔らかく」なります。
冒頭から、グラルファンの世界へと吸い込まれてしまった。
天本英世さん演じるトマノ(戸間乃)老人も、時間の流れを緩やかにしてくれ、殺伐とした昨今のオアシスのような存在だった。
グラルファンに音楽を聞かせようとしていたトマノ老人と、陸上の世界での「夏」が終わった(100分の2秒の差)中学生の暁くんの出会いもホノボノとしたものであり、年は離れていても、お互いが尊敬しあえる旧知の親友のようだ。
グラルファンとは伝説の生き物。
人の心の古い大切な思い出を目の前に、そのまま蘇らせてくれ。
その思い出の風景の中に入ると、グラルファンと一緒に「扉」の向こう、思い出の世界に行けるそうだ。
3日後に、真夏だというのにキサラギ町は冬になり、雪が降り出した。
トマノ老人のカードに描かれた扉は、開いていた。
グラルファンに、扉の向こうの世界に連れて行ってもらおうとするトマノ老人。
「どうして、そんなに思い出の世界へ行きたいの。」と素朴な疑問を投げかける暁くん。
一歩間違えれば、現実逃避になってしまうからだろう。
トマノ老人の視線の先には、40年前の古い白黒写真が飾られていた。
トマノ老人と妻と息子の3人が映っていた。
しかも、5年前に妻を亡くしていた。
彼の過去はヴァイオリニストであり、グラルファンに聞かせていた曲が、唯一録音されレコードとして残っていたのだ。
グラルファンがこちらの世界に居る、ほんのチョットの間だけ時間が止まる。
現実の時間と思い出の時間と、2つの時間は一緒に流れる事は出来ないからだ。
遂に、グラルファンが姿を現す。
トマノ老人の過去が眼前に広がるが、彼は「あの時間を、もう一度生きる事は出来ない。」と躊躇。
「どんな一瞬も、一度きりです。」と自分に言い聞かせる。
暁くんも「だから忘れない。」、「本気になれる。」と共感したようだ。
ここで、グラルファンが大人しく戻っていれば、ウルトラマンの登場しない「ファンタジー」調の作品に過ぎなかった。
しかし、「TEAM EYES」では、ムサシ隊員が探し出した1冊の本「傳説 怪獣大事典 第十二巻」がグラルファンの存在を解明していたようだ(その本を手にしたアヤノ隊員が、暁くんに提示する場面があったが、この直後の「ムサシとアヤノが声を上げ、光から目を隠すカット。」は、前後の繋がりから見る限り、編集ミス?)。
文字通り、「優しく」コスモスに変身するムサシ。
グラルファンを戻すのに、「力」を貸しただけだった。
扉のカードは、暁くんの手に。
扉を開けたため、トマノ老人は、この世界から姿を消してしまった。
失ったものを後悔するより、それだけ大事なものを持っていた事に主眼をおけるように、とのメッセージを実感した暁くん。
「昔の良き思い出に捕らわれ、後ろを向いたままの人生だけでは、決して新しい良き思い出を生みだす事は出来ない。」との心の重要性、前向きに生きる事の大切さが、余計に感じられた内容だった。
「ウルトラの世界」の無限の奥行きを、改めて思い知らされた。
『ウルトラマンガイア』第29話「遠い町・ウクバール」に肩をならべる「名作」ですね。
2016年1月2日土曜日
ウルトラマンコスモス 第52話 最終テスト
ガモランⅡ ミーニン 鏑矢諸島の怪獣たち登場
オープニングのテロップに、サワグチ女史の(原 久美子)名前が無かったが単純ミスなのかな。
鏑矢諸島に向かった、ムサシ隊員。
イケヤマ管理官の「互いに息を潜めて生きていく事が、お前の言う、理想的共生って事になるのかな。」が妙に心に引っ掛かる。
ある意味、人間社会の「暗黙のルール」のようにも感じられたからだ。
ムサシとミーニンをさらった謎の少女は、ガモランを使って「人類に課せられたテストの問題」を実行しようとしていた。
地球侵略のために、バイオ兵器として送り込まれていたミーニンに対する認識のズレが露呈されていた。
少女は、地球人の不思議な反応(攻撃から、保護への転換)が、コスモスの滞在に起因していると気付いていた。
コスモスが居なければ、地球人は「文明人」たるか否かの「最終テスト」が開始された。
ミーニンは、巨大化しガモランⅡへと変貌。
街で逃げ回る人々が、2カット丁寧に挿入されていた。
おざなりにされがちだが、人々の緊迫感を現す効果的な映像だ。
フブキ隊員に浸透していた、ムサシの、いやコスモスの精神。
「攻撃ではなく、保護するために何か他の方法があるのでは?」との「人と怪獣との共生への、彼なりの答え」を提示しようとしていた。
残されていたミーニンの協力を仰ぎ、ガモランⅡの動きを静めようというのだ。
「SRC」の風船を使って着地していたが、赤色の風船(『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」)の方が良かったのでは。
だが、ミーニンが転んでしまい、ガモランⅡの視界から消え作戦は失敗。
「TEAM EYES」はレーザーワイヤーで、ガモランⅡの両脚を固定して吊り上げようとしていたが、重心を考えればチョット無理がありそうなのだが・・・。
ガモランⅡは、額のバイオコントローラーから発する光線が無ければ、武器らしい武器を持っていないので被害者でもあるようだ。
コスモスは何と、額のそれをバッテンマークで封印。
ミーニン、ガモランⅡには、やはり額のバッテンマークが定番なのだ。
そして、バイオコントローラーのみを破壊して縮小化。
額には、バッテンマークの絆創膏が。
「地球人の文明は、宇宙の中でも極めて高度で知的なもの。」として認識され、謎の少女は去って行った。
ヒウラキャップを待つ、サワグチ女史。
約束の1時間以上前に待ち合わせ場所に来ていたが、今回の騒動でヒウラは完全に約束を忘れていたようで大遅刻。
彼女は本気だったが、彼の行動は相変わらずだ。
サワグチ女史は、量子移送装置の共同研究のため、ジェルミナⅢへ赴任。
ヒウラの心を試す最終「抜き打ちテスト」だったのだ。
でも、数年後に彼女が帰還したら「追試」が決定しており一安心。
今回のテーマは、「人類と怪獣の共生の道を探る」(ムサシ=合格)、「女心」(ヒウラ=追試が決定)、「地球の文明が危険かどうか」(地球人=合格)と、テスト三重奏でした。
エンディングの映像には今回は放送が見送られた、「怪獣密輸!?」に登場のバテーダが映し出されていました。
オープニングのテロップに、サワグチ女史の(原 久美子)名前が無かったが単純ミスなのかな。
鏑矢諸島に向かった、ムサシ隊員。
イケヤマ管理官の「互いに息を潜めて生きていく事が、お前の言う、理想的共生って事になるのかな。」が妙に心に引っ掛かる。
ある意味、人間社会の「暗黙のルール」のようにも感じられたからだ。
ムサシとミーニンをさらった謎の少女は、ガモランを使って「人類に課せられたテストの問題」を実行しようとしていた。
地球侵略のために、バイオ兵器として送り込まれていたミーニンに対する認識のズレが露呈されていた。
少女は、地球人の不思議な反応(攻撃から、保護への転換)が、コスモスの滞在に起因していると気付いていた。
コスモスが居なければ、地球人は「文明人」たるか否かの「最終テスト」が開始された。
ミーニンは、巨大化しガモランⅡへと変貌。
街で逃げ回る人々が、2カット丁寧に挿入されていた。
おざなりにされがちだが、人々の緊迫感を現す効果的な映像だ。
フブキ隊員に浸透していた、ムサシの、いやコスモスの精神。
「攻撃ではなく、保護するために何か他の方法があるのでは?」との「人と怪獣との共生への、彼なりの答え」を提示しようとしていた。
残されていたミーニンの協力を仰ぎ、ガモランⅡの動きを静めようというのだ。
「SRC」の風船を使って着地していたが、赤色の風船(『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」)の方が良かったのでは。
だが、ミーニンが転んでしまい、ガモランⅡの視界から消え作戦は失敗。
「TEAM EYES」はレーザーワイヤーで、ガモランⅡの両脚を固定して吊り上げようとしていたが、重心を考えればチョット無理がありそうなのだが・・・。
ガモランⅡは、額のバイオコントローラーから発する光線が無ければ、武器らしい武器を持っていないので被害者でもあるようだ。
コスモスは何と、額のそれをバッテンマークで封印。
ミーニン、ガモランⅡには、やはり額のバッテンマークが定番なのだ。
そして、バイオコントローラーのみを破壊して縮小化。
額には、バッテンマークの絆創膏が。
「地球人の文明は、宇宙の中でも極めて高度で知的なもの。」として認識され、謎の少女は去って行った。
ヒウラキャップを待つ、サワグチ女史。
約束の1時間以上前に待ち合わせ場所に来ていたが、今回の騒動でヒウラは完全に約束を忘れていたようで大遅刻。
彼女は本気だったが、彼の行動は相変わらずだ。
サワグチ女史は、量子移送装置の共同研究のため、ジェルミナⅢへ赴任。
ヒウラの心を試す最終「抜き打ちテスト」だったのだ。
でも、数年後に彼女が帰還したら「追試」が決定しており一安心。
今回のテーマは、「人類と怪獣の共生の道を探る」(ムサシ=合格)、「女心」(ヒウラ=追試が決定)、「地球の文明が危険かどうか」(地球人=合格)と、テスト三重奏でした。
エンディングの映像には今回は放送が見送られた、「怪獣密輸!?」に登場のバテーダが映し出されていました。
2016年1月1日金曜日
ウルトラマンコスモス 第51話 未来怪獣
アラドス ノワール星人 ラグストーン(メカレーター)登場
5000年後の未来からやって来た、地底怪獣。
等身大のそれは、人間との絡みが妙にリアル。
「アラドスと命名された。」とのナレーションがあったが、出現時「MONSTER DATA」画面には、既に「ARADOS」と表示されていたのだが・・・。
ドイガキ隊員のセリフ「小型ですね。形態も変わってる。」とは、単に他の怪獣との差異を表現したものなのか。
それとも以前出現した事が既成事実としてあり、同個体との違いを表現したものなのだろうか。
衰弱したアラドスの栄養食を、コックになりきって料理するヒウラキャップの姿は、ちょっとオチャメ。
オチャメじゃないのは、ノワール星人。
第43話とは別個体だが、しつこい侵略者のようだ。
アラドスの特殊能力(時間を操れる)に目を付け、地球人と取り引きしようというのだ。
防衛軍も反対したが、死後に解剖して利用しようとするのだから、やろうとしている事はノワール星人と同じ。
今回は、ラグストーンをメカレーター化したノワール星人。
コスモスの危機を救ったのは、アラドスだった。
最後の力を振り絞り、ラグストーンを時空の彼方へ飛ばしたのだ。
自らの命と引き換えにだ。
コスモスの怒りが、ノワール星人の宇宙船を吹き飛ばす。
その時、奇跡が起きた。
未来からアラドスの仲間(3匹)がやって来て、屍を蘇らせたのだ。
きっと5000年後には、「TEAM EYES」が保護した怪獣達が幸せに暮らしているに違いない。
今回は、それを、今の「TEAM EYES」の姿勢が間違っていなかった事を証明してくれた出来事だったようだ。
PS
「怪獣密輸!?」、「変身不能!?」 、「人間転送機」は、本放送ではお蔵入りのようです。
5000年後の未来からやって来た、地底怪獣。
等身大のそれは、人間との絡みが妙にリアル。
「アラドスと命名された。」とのナレーションがあったが、出現時「MONSTER DATA」画面には、既に「ARADOS」と表示されていたのだが・・・。
ドイガキ隊員のセリフ「小型ですね。形態も変わってる。」とは、単に他の怪獣との差異を表現したものなのか。
それとも以前出現した事が既成事実としてあり、同個体との違いを表現したものなのだろうか。
衰弱したアラドスの栄養食を、コックになりきって料理するヒウラキャップの姿は、ちょっとオチャメ。
オチャメじゃないのは、ノワール星人。
第43話とは別個体だが、しつこい侵略者のようだ。
アラドスの特殊能力(時間を操れる)に目を付け、地球人と取り引きしようというのだ。
防衛軍も反対したが、死後に解剖して利用しようとするのだから、やろうとしている事はノワール星人と同じ。
今回は、ラグストーンをメカレーター化したノワール星人。
コスモスの危機を救ったのは、アラドスだった。
最後の力を振り絞り、ラグストーンを時空の彼方へ飛ばしたのだ。
自らの命と引き換えにだ。
コスモスの怒りが、ノワール星人の宇宙船を吹き飛ばす。
その時、奇跡が起きた。
未来からアラドスの仲間(3匹)がやって来て、屍を蘇らせたのだ。
きっと5000年後には、「TEAM EYES」が保護した怪獣達が幸せに暮らしているに違いない。
今回は、それを、今の「TEAM EYES」の姿勢が間違っていなかった事を証明してくれた出来事だったようだ。
PS
「怪獣密輸!?」、「変身不能!?」 、「人間転送機」は、本放送ではお蔵入りのようです。
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